槍平小屋ニュース 

槍ヶ岳・飛騨側登山ルートの要衝、槍平小屋から日々の出来事や最新登山道情報をお届けします。

最新登山道情報(南岳新道)20200815 更新

2020年08月15日 | 日記

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※ 2020年シーズンはキャンプ泊営業のみとなります。素泊まりを含む、小屋宿泊はご利用頂けません。どうぞご了承ください。

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南岳新道の最新登山道情報をお知らせします(標高2040m付近~標高2700m付近)。

 

槍平小屋から登り始めて、南沢に出たところ(標高2040m付近)。

 

南沢を間違って上部へ登らないように注意して下さい。

 

南沢左岸(南岳小屋側)へ渡ったところ。南沢内の移動は標高差60m程度。この印が見えない場合は、間違ったルートを歩いていることになりますので注意して下さい。

 

登山道に痛みが激しい箇所は標高2300m付近に集中しています。崩壊した木製はしご。

 

はしごのすぐ上はこのような湿った泥の斜面となっています。滑落に注意して下さい。

 

一枚岩のトラバース箇所。鎖が切れたままなので慎重に通行して下さい。この付近は冬季の積雪の重量による破損、また雪崩・落石の通路となっているために人工物が一冬を無傷で越すことが非常に困難な場所です。

 

標高2540m付近。ハングした岩場の通過があります。ザックの上部をぶつけないように注意して下さい。

 

標高2600m付近には救急箱が設置されています。

 

救急箱からの登り。急登が続きます。

 

西尾根上のハイマツ帯の木道。

 

標高2700m付近で鉄はしごを使って南沢へ再度降下し、100mほど水平にトラバースしたのち、南沢のガレ場をジグザグに歩いて南岳小屋へ向かいます。

以前よりお伝えしておりますが、現在、南岳新道は登山道としては荒れており、槍平小屋からは基本的に通行はお勧めしていない状況です。特に南岳方面から下りでの通行、雨天時の通行、高齢者、お子様の通行は控えて頂きたいと考えます。登山者の皆様には慎重なルート選定をお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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