槍平小屋ニュース 

槍ヶ岳・飛騨側登山ルートの要衝、槍平小屋から日々の出来事や最新登山道情報をお届けします。

最新登山道情報(槍ヶ岳・飛騨沢ルート)20201005 更新

2020年10月05日 | 日記

※ 2020年シーズンはキャンプ泊営業のみとなります。素泊まりを含む、小屋宿泊はご利用頂けません。どうぞご了承ください。 

完全予約制キャンプ泊予約フォーム 【2020年シーズンの最終ご利用可能日は10月10日(土)夜のテント泊までになります】

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小屋スタッフが初雪に備える標識ポール立てに飛騨沢を登りましたので、最新登山道情報をお知らせいたします。

※ 標高2550m付近に設置していた救急箱は本日回収されています。ご注意下さい。

 

標高2250m付近の最終水場は給水可能です。

 

標高2600m付近から槍ヶ岳山荘キャンプ場入口までの区間には標識ポールが設置されています。この標識は初冠雪で夏道が不鮮明となった場合に登山道位置を示すもので、冬季ルートではありません。

 

標高2700mから2900mの区間は濃霧時、冠雪時には大喰岳方面への迷い込みが起きやすい場所です。この区間の標識ポールの間隔は水平距離で15m以内です。画像中央やや左手下方に次のポールがあるのですが、今日のような濃霧時にはしっかり確認しないと見落とします。次の標識がわからない時はガスが晴れるのをしばらく待ち、それでもわからない時は引き返して下さい。

 

飛騨乗越(標高3010m)。晴れていればここから槍ヶ岳が見えます。

 

槍ヶ岳山荘キャンプ場入口。標識ポールはここまで設置してありますが、この標識があるからといって、どんな悪天候でも登ってよいわけではありません。本日午前中は稜線付近で風速15m/s前後、霧雨の天候でしたがじっと休んでいると体温はどんどん奪われ、手袋をしていても寒さを感じるくらいでした。これからの季節、入山に適した天候の日は皆様が想像するほどたくさんはありません。いつでも雪が降りますし、積雪でルートがわからなくなることもあります。吹雪になれば標識ポールも見えなくなります。冷静に、客観的に天候判断をして頂き、安易な考えでの入山は控えて頂くようにお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 


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