Scene Of Life

日々、できることをできる限り

きつねのおきゃくさま・・・後日談

2006-11-08 22:34:03 | 育児
先日、モモちゃんの教科書に載っていたきつねのおきゃくさまの感想についてモモちゃんの意見に愕然とした話。

『キツネが食べようと、ひよこ・うさぎ・あひると同居をはじめます。
太らせてから食べようと思っていたのですが、ことあることに「きつねのお兄ちゃんはやさしい・親切」と言われて、だんだん三匹に情が移って来ます。
ある日、オオカミが襲ってきますが、三匹をかばって死んでしまいます。
最後の一行が秀逸です。
「きつねははずかしそうにわらってしにました。」

この一行にキツネの心情が全て込められていて、涙が止まらなくなったのですが、モモちゃんに「ねえ、どうしてきつねさんは恥ずかしそうに笑ったか、わかる?」と聞いたら、「えー、えー、オオカミに負けたから?」
がっくーーーーん。
・・・小学二年生に期待した私がバカだったか。』

という話をしました、が。
これは実は学校で習ったんだそうです。
え?
「先生がそういってたもーん」とのこと。
え、え、え?
学校ではどんなことを教えるんだ?
この話を読んでそんなことを教える文部科学省、どうなってるんだ?
本当に学習指導要項に載ってたらどうしよう・・・

こんなことを教えるから、いじめはなくならないんだと思う。
あーあ。