いや・・・面白かったけれども・・・

今日は市のセンターで「無料」の声につられてお芝居を見に行きました。
貰ったチラシには「大人から子供まで楽しめる、どきどきわくわくのファンタジー。ちょっぴり怖いけど、生きることの大切さ、わかってもらえるといいな。」みたいなことが書いてありました。
市の映像文化センターが共催で、こんなことが書いてあり、タイトルも「魔法使いとストレイシープ」（劇団ヒラガナ（））
子供向けの明るいファンタジーだと思うじゃない？

が。

スタートから男の人が女の人に刺されて倒れる。
セリフも多くてききとりにくい。
まず、キャラクターの名前が覚えられない。（長すぎ）
魔法使いは前世で罪を犯して、その罰のために「あの世」へはいけない。
「この世」に生まれ変わるために順番待ちをしている魂を無事に輪廻転生への扉に連れて行けば無事に死ねて「あの世」へ行ける。
その前世の罪の再現シーンが最悪で、ある一人は「殺し屋」という設定なので拳銃で何人も人を殺す。
赤ん坊やお年よりも殺す。
・・・・おい！
昨今の立てこもり事件とか、とにかく発砲事件が多い中、これはないだろうと・・・
確かに物語り上仕方なかったのだとは思いますが、一番前で見ていた女の子、目を背けてた。
かわいそうに・・・。
完全にチラシのあおり文句で見に来ていた一般人、引いてたから。
（芝居が好き、この劇団が好き、で見に来ていた人は、いいかもしれないけど・・・）
最初からせめて対象を「小学校高学年以上」とかタイトルを「愛と誘惑の罪」とかさ、とにかく「子供にはあんまり見せたくないなあ・・・」というものにしててくれれば良かったのに・・・。
しかも、９０分って書いてあったのに、１２０分だった。
小さい子供多かったのに、良く我慢できたなあ・・・
あの話で、あの状況で。
多分演者さんたちもやりにくかったと思うよ。


芝居好きな私だけに、この芝居は、宣伝が間違ってたと思います。
多分劇団のせいではないと思います。
市と劇団の意思疎通ができていなかったんじゃないかと・・・。

芝居好きな大人はまあ、面白かったと思うけど・・・芝居なんて（子供向けとかしか）見たことない人はつまんなかったろうなあ・・・
残念！