さて、前回は、水槽立ち上げて、とりあえずエビさんの安全を確保した、というところまででしたね。でわ、今回は"水景として整える"ところまでもっていきましょう。
まず、水草を増やしましょう。近所の水路に生えていた、見たことあるような水草。子ども用の網で、1本分だけ!取ろうとすると、ビクともしない。これは、柄の方で引っ掛けて、ヨイショ!うわ、ワカメみたいに採れてもた!まあ、家まですぐそこ、このままぶら下げていきましょう。
カーポートで、ざっと水洗いして…あ!エビさんが、ぼたぼたーって落ちて、ビチビチ暴れてはるやないですか!んー、細かいのも、出来る限り拾いましょう。命ですからね〜。で、その間置いておいた水草の下も、またビチビチ〜ってなってたんですけどね(苦笑)。
さて、水槽にINしてみましょう。
まあ、予想通り、多すぎですね。
どちらにせよ、ライトは要りますね。
くだんのショップさんに行って、事情を説明し、オススメのライトを相談します。この方、ちょっとお時間くださいね…と言いながら、コメカミを押さえてはる、つまり頭の中で最適解を探そうとしてはるのですね!プロや!店長さん、いや社長さんとお見受けします。こんな儲けのない客なのに…で、"結論からいうと、無理やと思います"出た!パワーワード!そんなん言われたら、燃えてくるに決まってますやん!でもねー、とまた考えはって、30cm用のLEDライトを、"これねー、サイズからいうと、3つ並びますわ。まあ、コケが出ると思うんでねー、最初2つからいきますか?"いや、これ、特売で1200円ぐらいですやん?3つ、いっときましょう。
さて、とりあえず、設置。サイズ的には、5つまでいけそうですが、連結出来ないので、タップが足りません。しかもタップ直付けになるACアダプターが横向き!となりのコンセントを塞いでしまいます。仕方ないので、空きを残しつつ、なんとか3つ接続完了!
まあ、横から見ると、ラインはこんな感じ。スイッチとかがポンプに当たるとうるさいので、梱包について来た針金で、下の方で結わえましょう。あとは…
とにかく多すぎの水草!半分ぐらい引っこ抜いて、あとは、ハサミでバツバツーっと剪定していきましょう。ビニール袋がいっぱいになりますね。
まあ、とりあえずこのぐらいでいいでしょう。根元はもちろん、ソイルに埋め込んだあと、庭にあった石で押さえています。剪定で出た残りの水草は、元の場所に戻しに行きましょう。
さて、水も落ち着いたところで、水替えしましょう。灯油チュルチュルがないので、ブクブク用のエアーチューブを使いましょう。そう、高低差つけて、最初ちょっと口で吸う、あれですね!吸い口が小さいので、エビさんを間違って吸う割合を少なくしつつ、ゆっくりエビさんの死体や、ゴミなどを吸って行ける、これで決まりですね!
間違って吸ってしまったエビさんを水槽に戻しましょう。バケツの水を捨てたら、新しい水を。このやり方だと、汲み置きしている余裕がありませんので、カルキ抜きで対応しましょう。
注ぐ時も同様です。これなら、ショックに弱いエビさんの負担を下げられそうです。時間はかかりますが…よく見ると、水の入り口へと、エビさんが集まってます。さすが水路にいたエビさん、流れに逆らおうとしてるのでしょう。これなら、エビさんの調子も確認出来て、何より楽しい!行ける感じです。
さて、水景として整える、となると、左遠景、右前景に、何か欲しいところ。心当たりがあるので、採集にいきましょう。
左遠景には、近くの田んぼのヘリに生えていたオモダカ?、を配置。右前景にはコンクリートの破片を設置。オモダカ(未同定)の採集については、厳密には"窃盗罪"に該当すると思います。他者の所有地から、不動産を無断で持ち去ったわけですから。ですので、規約に基づき、この行為を推奨あるいは誘導などするつもりはありません。しかし、イネを主作物にしている場所で、従前から雑草であるとされている本植物に対して、所有権を主張出来るであろうか?少なくとも採集者は、公道上から採集しており、無断進入には該当しない、など手前勝手な理論を構築し、この行為に対して全責任を負うという覚悟を元に、採集しました。したがって、筆者は、こういった無断採集に警鐘を鳴らすべく記入しており、犯罪を助長するものではないことを宣言します。…とまあ、こんな感じでしょうか?まあ、皆さん、後のリスクを考えると、無断採集は犯罪であり、おすすめ出来ませんよ、ということです。
さて、モヤモヤ感が残りますが、石の方の説明です。ここは日陰になるので、白い石、しかも多孔質のもの…軽石のようなもの…と考えていたのですが、目についたコンクリートの欠片を見て、閃きました。これ、phが下がりすぎてる水槽を緩和し、かつカルシウムを補充出来るのではないかと。案の定、入れるなり泡がたち、エビさんが群がっています。これ、チョウを採集している人なら知っている塩分補充法と、海水魚、特にサンゴを飼育している人なら知っている、カルシウムリアクターとの合わせ技!と言っても、ただの石ころですけどね。
まだ前景が寂しいですね…よし、phメーターも欲しいし、もう一度熱帯魚屋さんにGO!
水槽を買った時の店員さんに、うまく行っているけど、前景が寂しいことを告げ、適切な水草をチョイス。ウィローモスの板でも良かったのですが、横に広がっていく水草の方が良いとのアドバイス。では、変化をつける意味を込めて、パールグラスに決定。そのうち様子を見に来られた、ライトを買った時の店長さん?に、明るさを写真で見て頂き、十分であること、コケの発生を見ながら、ライトを追加すればいいとのアドバイス、ついでにコンクリートの効果について、思った通りの回答も頂き、phチェックは、常時表示型(高い!)より自分でチェックするタイプ(安い!)の方が向いている事等様々なアドバイスをいただき、お会計!あ、ダメですよ!あまり厚かましく聞いたりしたら。購入の際のアドバイスだけにしておきましょう。
パールグラスは…やっぱり浮きますね。庭に石を探しにいきましょう。
パールグラスは、真ん中を広げて、石で沈めます。ついでに水位もエビがジャンプして逃げない程度まで上げます。phが気になりますね…。早速チェッカーを起動してみましょう。
付属のボタン電池を、え?直列!そんな事したら、量子の固まりになってしまうじゃないですか!いや、太陽炉じゃないので大丈夫っと。あれ?起動しない?刹那じゃないとダメなの?と慌てたら、プラスとマイナスが逆でした(てへへ)。しかし、電池が熱くなっていたので、皆さんくれぐれも間違わないように!(詳しくは、劇場版ガンダム00でもご視聴あれ)
phは、わずかに酸性。まあ、明日には弱酸性ぐらいに戻るでしょう。これにてエビさん、いつまでも見ていられる、幸せ水槽の完成!としましょう。