現代視覚文化研究会「げんしけん」

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ガン×ソード 第7話 「復讐するは我にあり」

2005年08月16日 08時22分07秒 | アニメ・映像全般
 今回は、【ヴァン】と【ウェンディ】の「復讐」に対する信念を問い直す放映回になったと思う。
劇中の展開としては、【カギ爪の男】と【ミハエル】を追って、船で航行中に
騙されて、孤島に流れつき、その島で【ジョー】という紳士的な男に出会うといった感じに描かれていくが・・・
最終的には、この【ジョー】という男は、2人の追う【カギ爪の男】の仲間なんですが、出会った当初からおかしいなと感じる事が多い人物でした。劇中の場面で例を挙げるならば、豪華なリゾート的な個人別荘なのに船を所有していなかったり、
【カギ爪の男】の捜索を申し出たり、2人に復讐する事へのむなしさ、愚かさを説いたりして、何故か?止めさせようとしているしている感じがありました。推測ですが、初めに出て来て、騙された船はこの島へ誘い込むために仕組まれた罠だったと思います。
 劇中では、【ジョー】が2人を一緒に説得するのではなく、一人一人に対して問う場面が印象的でした。一人の方が迷わす事がし易いですからね。それと【ジョー】と2人の心理戦もかなり見所だと思いますよ。【ウェンディ】は、【ジョー】とのテニスをしている場面で「お兄さんは無事なので、村に帰った方が良い」と言ったり、【ヴァン】の場合は、ビリヤードをしている場面で「エレナが復讐を望んでいるか?」と言うなどの問い掛けにより、2人は一時は迷う展開になりますが、【ヴァン】は、以前の【エレナ】との教会に行く回想シーンから、自分の前に居ない【エレナ】の死を再び認識して【カギ爪の男】への復讐の想いを新たにします。【ウェンディ】は、「ダン」と【ジョー】が搭乗する「ゴールデン・クレイドル」とのヨロイバトル中の【ヴァン】のヨロイからの声(ヴァンの復讐に対する理屈)により「己のために」との想いを新たにします。やはり、年端の行かない【ウェンディ】だと心に迷いが生じても仕方の無い事だと思います。
 ラストで、光の反射を利用して「ゴールデン・クレイドル」を撃破して、この孤島を出る船シーンの、2人でお互いの顔を見合う場面が印象的ですね。再び【カギ爪の男】への想いを新たにする表情が良かったです。
 今回の第7話での、私のオススメする【ウェンディ】の萌えなシーンは、劇中で部屋のベットに寝ころぼうとするシーンで、背中に銃を背負っているのに寝ようとして痛い表情をするドジな所とテニスをしている場面での可愛い格好ですね(萌)。