現代視覚文化研究会「げんしけん」

アニメ・ゲーム・漫画の視覚文化が日本を元気する!
コラボカフェ☕大好き❤️で2020年にブログ復帰します‼️

陰からマモル! 第8話 「沢菓家防犯大作戦!」

2006年03月06日 00時13分23秒 | アニメ・映像全般
 第8話は【沢菓 愛里】がメインのストーリーです。内容を要約すると「【愛里】の両親が海外旅行中に泥棒に入られ、彼女曰く「たかが1500万円」の置き物を盗まれた事よりも、泥棒に入られた事が悔しいと地団駄を踏む【愛里】。【ゆうな】と【マモル】は、それ以来学校を休んでいる【愛里】を心配し沢菓家を訪ねる。」という感じに展開される。ですが、今回も全体的にコミカルな作品ではありますが、最後の方では【愛里】の【マモル】に対する淡い恋心が描かれています。逆に【山芽】【ホタル】【椿】の3人の方を、もっと【マモル】に対する想いの部分で描いて欲しいですが、もうあまり放映回数がないのも現状ですね。その点に関してはかなり残念ではあります。せめて【ゆうな】とは更に良い関係になる事を祈っております。
 夜、沢菓家。相当なお金持ちの娘である事が分かる。【ゆうな】との写真が多く飾られた部屋【愛里】の自室の場面から始まる。【愛里】がふと目覚めてトイレに行くが、途中で明かりの漏れる部屋を見つけ覗く【愛里】。そこには、その部屋を物色している泥棒の姿。驚き悲鳴を上げる【愛里】。部屋にあった高価な調度品を見境なく投げ付け撃退するが、壊れた品々の被害は約6000万円・・・。しかし、【愛里】が壺を追加で壊し8000万円になった。【持田執事】の計算によると(笑)。【愛里】はかなり悔しがっていた。損害額よりも泥棒に入れた事に対する怒りの方が勝っていた。
 その泥棒も、何とか『イルカの置物』を盗んで来たが、そこに「くノ一・シスターズ」の【山芽】と【ホタル】のバトルに巻き込まれてしまう泥棒。2人が言い合いしている理由は、【ホタル】が作った【マモル】への愛情弁当(中身は、いなり寿司)を【山芽】が持ち出した事が原因らしい。【山芽】の「伊賀忍法百間拳」と【ホタル】の「甲賀流奥義飛竜つむじ風」が・・・全て泥棒にヒットする。結局、お弁当のいなり寿司は路上にばらまかれて、【山芽】と【ホタル】も決着つかずで通りかかった【ぶる丸】が食べていた。そこに残された『イルカの置物』を見ている【ぶる丸】。
 翌日の昼休み。屋上で【ゆうな】【マモル】の前で泥棒に入られた悔しさを話してアツくなる【愛里】だった。【マモル】は関心がないようで、お弁当を食べている。【ゆうな】もその泥棒の事よりも先程「トイレ」に行くか?行かないか?の事が気になっているらしい。いつもの【ゆうな】のボケぶりは健在。盗まれた物は【愛里】の父親が外国で買って来た『イルカの置物』で、被害額は1500万円。【愛里】のたいした事ない態度に、【マモル】は庶民としての溝を【愛里】に感じていた。【愛里】は土足で入られた事に対する憤りで、家の防衛システムを強化し自衛する事にするが・・・。
 数日後。【愛里】はその間、学校を休んでいた。【ゆうな】と【マモル】は心配して【愛里】の家を見に来ていた。【マモル】の冗談交じりの悲観的観測を真に受けた【ゆうな】は励まそうと【マモル】と一緒に「沢菓家」に入って行く。そこへ安全ヘルメットをかぶり、工事現場の作業員風の格好をした【愛里】が駆け寄って来る。【ゆうな】が見ると既に【マモル】の姿がなくなっていた。【マモル】は【ゆうな】に見せて貰った携帯の写真に写る『イルカの置物』に心当たりがあった。それは【ぶる丸】が持っていた。
 【マモル】は『イルカの置物』を元の場所に返そうと【ぶる丸】と一緒に「沢菓家」に侵入を試みる。もちろん、その事はエマージェンシーとして寝室の【愛里】にも伝わり、変形したベッドからどっかで見た事あるような格好(サンダーバード風)に変身して制御室に向う。今の「沢菓家」はハイテク化された要塞そのものだった。【マモル】は、夜空に飛ばされやられてしまうが、何とか『イルカの置物』は元の場所に返す事はできた。
 しかし、防犯システムに撃退された事は、くノ一・母【桜子】の耳にも入っていたようで、【桜子】から防犯システムへのリベンジを言い渡される。それでも、しぶる【マモル】に見せる『ダイヤモンド』。【桜子】は拾ったらしいが、絶対に嘘だった(笑)。【マモル】は、ほぼ強制的に『ダイヤモンド』を返す為、再び防犯システムに挑戦する事になる。
 【愛里】の寝室。なぜか寝ている【愛里】の隣に【ゆうな】の姿もある。遅くなったので、今夜は泊まっているようだ。再度、侵入を試みようとする【マモル】に【山芽】と【ホタル】が声をかけて来る。2人も【マモル】に同行する事になるが、またも仲違いを起し【山芽】と【ホタル】はあっさりと夜空に消えてしまう。そんな2人を見て呆れる【マモル】。しかし、今回の【マモル】は意気込みが違う、一回見ている慣れもあり、様々なトラップを進んで行く。【愛里】も防犯レベルを最大にするが、その直後に【愛里】が不注意で、お茶をコントロールする計器類にかけてしまうアクシデントが起こり、防犯システムが暴走してしまうのだった。煙を上げる計器類の中で呆然としている【愛里】が制御室のモニターを見て驚く。モニターには【ゆうな】が廊下を歩いている姿が映っていたからだ。もちろん【ゆうな】にも容赦ないレーザー攻撃が迫るが、間一髪で【マモル】に助けられる。【ゆうな】を抱えて護りながら進む【マモル】。【愛里】の誘導により目的の地下金庫へ辿り着くが・・・。そこには【愛里】特注の最終防衛システムが待ち構えていた。突然、暗闇から襲って来るロボットアーム。【マモル】の刀では歯が立たず【椿】の「斬瀬羅満狗剣」なら斬れるのにと【マモル】は考えていた。
 その頃、【椿】は貰い物の『ナタデココ』を「斬瀬羅満狗剣」で斬ろうとしていた。【椿】の家には普通の包丁は無いらしい(笑)。
 寝言を言う【ゆうな】の横で戦う【マモル】。ここで『陰守流奥義・何事網元唐断』が炸裂する。ただ、コンセントを抜いただけですが・・・。ハイテクなロボットがコンセント一つで動いているとは・・・。そのロボットの攻撃により壊された金庫の扉から『ダイヤモンド』を返す【マモル】。その横には『あいりの日記』なる本を見つけ、手に取る。そこでロボットが自爆へのカウントして「沢菓邸」が炎上してしまう。【マモル】も爆風で夜空に飛ばされてしまう。もちろん、【ゆうな】は何事もなかったかのように起きました。
 【マモル】は、成り行きで持って帰って来てしまうのだった。『あいりの日記』を読む【マモル】。気になる内容は「今日も喧嘩をしてしまった・・・私がつまらない事で、あいつをからかった事が原因だぁ・・・本当はもっと仲良くしたいけど、口を開くとついついからかうような事ばかり言ってしまう。こんなんじゃ、いつまでたっても今の関係のままだ・・・私はもう少し、自分の気持ちに素直にならなきゃ・・・」と【愛里】の【マモル】に対する恋する気持ちが書かれていた。でも、その想いは鈍感な【マモル】には届いていない。まさか【マモル】自身も自分の事を書いているとは思っていない。この日記には【愛里】の切ない気持ちがしたためてある。夜、失くしたと思った日記が戻って来て安堵し喜ぶ【愛里】。その日記の傍には【マモル】の写真があった・・・。