現代視覚文化研究会「げんしけん」

アニメ・ゲーム・漫画の視覚文化が日本を元気する!
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かしまし~ガール・ミーツ・ガール~ 第10話 「小さな嵐」

2006年03月17日 00時10分57秒 | アニメ・映像全般
 【とまり】のちょっとした誤解と勘違いにより【やす菜】と築いた友情が壊れてしまう第10話。アニメ劇中内では【とまり】の疑心暗鬼による焦りが描かれていた。確かに【やす菜】との約束は重要だが、好きな人【はずむ】を取られてしまうかもしれないと思えば、【とまり】の【はずむ】に対する突然の告白は理解できると思います。【はずむ】が女の子っぽいと言ってくれた事に答えるように、髪を下ろし【はずむ】へ告白シーンでの【とまり】が今の好きな気持ちと想いを精一杯の行動に示した良いシーンだった。2人の唇を重ねる姿を見た【やす菜】の気持ちを思うと・・・切なくて心がアツくなります。
 夜、陸上部の合宿準備をする【とまり】。なぜか、嬉しいそうで楽しげに見える。祭りの時を思い出す。神社の裏でどちらかを選べずに苦しむ【はずむ】を見ていた【とまり】と【やす菜】。【やす菜】は【とまり】に話しかける。「これ以上、はずむ君を苦しめたくない・・・だから」と【とまり】は、微笑みながら「しばらくは、今の関係のままで、か・・・」とひとり言を言うように鼻歌まじりに呟く。明日からの合宿にも気合いが入るのだった。
 夏休み中の学校での【はずむ】と【やす菜】。【はずむ】が『シーサイドパーク』というテーマパークに【やす菜】を誘っている。【はずむ】の手にはオープン間もないテーマパークの招待券が4枚ある。【とまり】と【あゆき】も誘いたいと思っているようだ。【明日太】は人数に入っていない(笑)。【明日太】との友情よりも、期間限定配布のマスコットを貰う事の方が大切な様子。その3人の横を【とまり】が大きなバックを手に歩いている。【やす菜】が声をかける。丁度良いと【とまり】も誘うが、合宿への参加を理由に断られてしまう。【はずむ】はそれでも一緒に行きたいとわがままを言って、【とまり】を困らせてしまう。【はずむ】と【やす菜】は行く日を変更しようと話をするが、【とまり】も【はずむ】に気を遣い【あゆき】と3人でと言うが、その【あゆき】本人も法事の為に行けず、4人では行けなくなってしまうが【とまり】が「2人で行って来いよ」と言うのだった。校舎の外に出た【とまり】を追い駆けた【やす菜】は、本当に【はずむ】と2人きりで行って良いかと聞きに来た。【とまり】と【やす菜】は2人で交わした約束を守れるだけの信頼を築いていたが・・・その事が後々、大きな歪みを引き起こすとは・・・。合宿へ向う【とまり】の後ろ姿を見送る【やす菜】。【とまり】はお土産を期待しているようだ。
 見送る【やす菜】に話し掛ける【あゆき】。【あゆき】も3人の事を気にかけている。【やす菜】自身は、この選択の見えない結果よりも【とまり】との約束に関して前向きに捉え進んでいる事が良かったと考えているらしい。
 毎度【はずむ】の父親の暴走はとどまる事をしらない。一緒に『シーサイドパーク』に行って激写しようとは・・・まあ、母親に未然に防がれますが(笑)。その頃【はずむ】は自室で濡れた髪を拭いていた、どうやらお風呂の後らしい。その【はずむ】に【ジャン・プウ】が飛びついて来る。【宇宙】も一緒にベッドで寝ていた。【宇宙】と【ジャン・プウ】は、ある程度は観察結果がまとまったので本星に戻るらしい。【ジャン・プウ】は別れたくないらしく【はずむ】から離れたくないようだ。【宇宙】の言うには、2,3日で戻るらしいが、成果が上がらなければ戻れないかもしれないとも言っていた。【ジャン・プウ】は、巨大イカとマッコウクジラの対決が見たかったと言うが・・・。【はずむ】は見れないと汗ジトだった。
 またも夜、【とまり】の合宿先には『鹿縞高校陸上部様』の看板がある。【とまり】は窓際でラフな格好でいた。「2人きりか・・・」と【はずむ】と【やす菜】の事を考えている。すると【とまり】の耳に下級生部員たちの話が自然と聞こえて来る。どうやら、その部員の一人が付き合っているようで、キスの話題で盛り上がっていた。【とまり】は自然と【はずむ】と【やす菜】の教室でのキスシーンが思い浮かべ、【やす菜】を自分に置きかえて【はずむ】とのキスをする所を考えて恥しくなり、顔を赤くした。そこへ下級生部員たちが【とまり】に話し掛けて来る。慌てる【とまり】。【はずむ】とのキスを想像していた事に焦り、動揺する。【とまり】は冗談半分とからかいが入った下級生たちを怒るのだった。
 翌日、『シーサイドパーク』前で待ち合わせの2人。【やす菜】は【はずむ】を待っている。そこへ【はずむ】が手を振りながら走って来る。お目当てのマスコットも手に入れ喜ぶ【はずむ】。すると【やす菜】の手を引いて『シーサイドパーク』に入る。いきなり手を引かれた【やす菜】は少し照れていた。【やす菜】の感覚が面白い。【はずむ】は水槽のマグロを見て「マグロ~凄いね~」と言うが【やす菜】「本当、とっても美味しいそう・・・えっ!何かおかしかった?」と言う。【はずむ】も苦笑いを浮かべていた。そして【ジャン・プウ】の言っていた。巨大イカとマッコウクジラのショーが本当にあったりと【やす菜】と館内を見て回る2人。2人は『海ほたる』のコーナーに来た。暗闇を照らす無数の小さな光は、まるで夜空の星である。ロマンティックな雰囲気に【はずむ】と【やす菜】の周囲のカップルたちも・・・。【やす菜】も恥しさを抑えつつも【はずむ】の腕に手をまわす。【やす菜】の幸せそうな表情が印象的だった。すると【はずむ】の言葉で現実に引き戻された。この光景を【とまり】にも見せたいと・・・。その言葉で【とまり】と交わした約束を思い出し【やす菜】は自分の気持ちを抑えたのだった。
 おみやげ館。みんなにお土産を買う【はずむ】。【明日太】にはシーサイドパークのロゴマーク入りの孫の手が・・・。【やす菜】の何とも言えない表情が物語っていた。次に【とまり】へのお土産はかなり迷っている。可愛い・綺麗なものよりも、かわった・びっくりするものが【とまり】の好みらしい。それで【はずむ】と【やす菜】が選んだものは『びっくり!巨大ジンベイザメクッキー』だった。【やす菜】の提案で【とまり】の合宿先に届けて驚かそうとする。【やす菜】「喜んでくれるかな・・・とまり、さん・・・」と笑顔だった。
 夕方、合宿先の電話が鳴り【とまり】が出ていた。相手は【はずむ】である。驚く【とまり】。【はずむ】は【とまり】に駅まで迎えに来て欲しいらしい。【やす菜】は駅のベンチに座り【はずむ】を見ている。【とまり】は言葉とは裏腹に来てくれて嬉しいそうだ。【はずむ】は帰宅が遅くなる事を自宅に電話していた。
 その時だった。【やす菜】に駅員が親切で話し掛けて来るが・・・。【やす菜】が最も緊張をしてしまう場面でもあった。更に【やす菜】の態度に心配し、近づく駅員。【やす菜】は【はずむ】に助けを求めるが電話中で声が届かない。【はずむ】は【やす菜】の悲鳴で振り返り、急いで【やす菜】の元に駆け寄る。気を落ちつかせる為に抱きしめた【はずむ】。駅に近づく【とまり】。その駅の中に入った【とまり】が見た光景は【はずむ】と【やす菜】がベンチの上で抱き合い、キスをしているように見えた。そこに回送電車が入って来た、一瞬の出来事だった。
 誤解する【とまり】。決して【やす菜】は約束をやぶっていないのだが、信じる事ができない【とまり】。何も知らないふりをして2人を迎えるのだった。【とまり】の表情が切なく微笑んでいた。合宿先に着くと帰りの電車が無い事に気づき、今夜は、この合宿所で一緒に泊まる事になる。もちろん、【とまり】が陸上部顧問の先生に話をつけていた。
 合宿の浴室。髪を下ろしてお風呂に入る【とまり】。だが先に入っているのが【はずむ】だった。2人は驚きを隠せない感じ、【はずむ】の方は、普段のおさげをしていない【とまり】に驚いている様子。久しぶりに見た髪を下ろした【とまり】を「女の子っぽい」と言う。嬉しい気持ちと恥しい気持ちが一緒になり照れてしまう【とまり】。2人で湯船に浸かっていると【とまり】「今日は楽しかったか?・・・やす菜と2人で・・・」と何気なく聞く。【はずむ】の話す内容と楽しげな感じに【とまり】の表情は暗くなり、顔を背けてしまう。
 先ほどの駅での光景が頭から離れず寝れない【とまり】。起き出し外へ行く。【はずむ】も気づいて、心配し後を追って来る。声をかける【はずむ】に「ちょっと、付き合ってくれよ」と【とまり】。【やす菜】も目を覚ますと【はずむ】と【とまり】がいない・・・。【はずむ】の布団には置き手紙があった。内容は【とまり】と駅のほうまで散歩するといった感じ。
 駅の隣を流れる小川。無数の蛍が飛び交う。【とまり】は【はずむ】をじっと見ていた。【はずむ】はとても喜んでいる。しかし【とまり】の表情は・・・「はずむ・・・」と今にも消えそうな声を名を口し、自分の手を強く握った。【はずむ】も【とまり】の微妙な変化を感じ取る。すると【とまり】は自分の結わいた髪を下ろすのだった。「どうだ・・・本当に女の子らしいか・・・はずむが女の子になって・・・やす菜と3人でいるようになって・・・このままでいい・・・あたしとやす菜が友達になれば、うまくいく・・・そんな気がしてた・・・けど。やす菜ははずむへの気持ちを抑えられない程に好きで・・・あたしも・・・何度もあきらめようとしたさ・・・はずむを幸せにできるのはやす菜だけだって、清楚で、可憐で、女の子を絵に描いたようなやす菜だって、あたしは全然だめだもんな・・・そういうの・・・でもっ・・・やっぱり・・・負けたくない・・・」と【とまり】からの突然の切ない気持ちが沢山詰った告白をする。そして、2人は唇を重ねる為にお互いの距離を縮めて行った・・・。周囲の蛍の輝きがいっそう増した気がした。
 そのキスをする2人を見ていた【やす菜】。「とまりさん・・・どうして、約束したのに・・・信じていたのに・・・うそつきっ」と首からぶらさげていたマスコットを引きちぎり、【やす菜】は裏切られた気持ちでいっぱいだった。

月詠 第26話(テレビ未放映) 「おにいさま、ゆらゆらきらきらどんぶらこ これって、なーんだ?」

2006年03月16日 21時32分13秒 | アニメDVD野郎!
 本日、『月詠』のPHASE13(最終巻)を観させて頂きました。収録は、テレビ最終回の25話と未放映の26話。少し前のアニメ作品ですが色あせない。それと『ぱにぽに』に繋がって行く制作陣の名前も多いですね。ドリフ調の演出の舞台形式での表現は『ぱにぽに』でもおなじみですよね。テレビ版の最終回での【耕平】と【アルト】の会話シーンが今でも印象に残っております。なかなかみんなと馴染めない【アルト】に【耕平】は自分の母の話をする所でのシーンが良かった。【葉月】にも【耕平】の気持ちが伝わったと思います。孤独は人をも変えてしまうのだと・・・それは、吸血鬼である【葉月】と【アルト】も同じであると・・・。
 次に、未放映の26話。見所は【成児】の壊れ気味な感じと【葉月】と【アルト】との姉妹としての描きです。物語は、なぜか?海に浮いている『マルミ堂』から始まる。いつもの食卓の光景。【葉月】と【光】の焼き魚をめぐる言い合い、【ハイジ】をお手玉にして遊んでいる【アルト】、【竜平】と【エルフリーデ】がお互いを親しげに呼んでいた事に【葉月】と【光】は意識してしまうのだった。もちろん、鈍感な【耕平】もいつもの通り。【アルト】は【葉月】に相手にされないので、つまらないと席を立ってしまう。
 【光】と【薫】が海で泳いでいる。アニメ本編でも【薫】は、ネコミミを付けたりと可愛さをアピールしている。ネコの手を付けて泳ぎ溺れる【薫】。【光】に助けられる。【薫】曰く「ゴージャスバージョンらしい」。そんな姉妹の会話を聞いている【アルト】。
 タコの秘密。【竜平】とタコの禁断の関係とは【エルフリーデ】が明かすが【耕平】が絶叫する程に怖い話らしいが・・・。【竜平】の長さん、工事さんなどの変装も良かった。加藤 茶のあのカツラもあったし。
 【アルト】の部屋に来る【葉月】と【ハイジ】。しかし、部屋から出て来ない【アルト】。【葉月】は屋根で日なたぼっこを水着姿でしていた。ジュースが飲みたいと【ハイジ】を呼ぶが来ない、そこへ【光】が呼びに来る。何か急いでいるようだ。行くと【アルト】と海に釣り糸をたらしている。【葉月】は【ハイジ】に謝るように言うが、その渡された釣竿の餌が【ハイジ】だった。『ハマチ』が釣れた。【アルト】の事(妹として)が分からないと言う【葉月】。
 その事を【耕平】に相談する。屋根の上で2人で【アルト】の事を話している。【耕平】は【葉月】と付き合いが長いので、一人ぼっちで、人にどのように接したら良いか?と悩む【アルト】の気持ちが理解できるのだ。【葉月】にも【アルト】の気持ちを分かって欲しいと言う。【葉月】は、お姉さんとして【アルト】の事をもっと分かろうと思うのだった。
 この海を漂流する『マルミ堂』に何と【安西 ひろみ】が漁に出かけた【竜平】と一緒に帰って来た。どうやって、ここまで来たかは・・・イルカに乗って来た。【ひろみ】を簡単に帰してしまった【耕平】に【成児】がつかみ掛かる位に取り乱していた。しかし、みんなはかなり楽観的だった。走り去った【成児】を探す【葉月】が・・・コルク栓を持つ【アルト】に出会う。そのコルク栓を取り上げて【葉月】が持っていると、栓を抜いたのが【葉月】の仕業になってしまう。【葉月】は責められて初めて【アルト】の気持ちを理解する事ができた。そして、【アルト】を庇う【葉月】。傾く『マルミ堂』、その反動で倒れる【葉月】を助けて【エルフリーデ】が怪我をしてしまう、【光】に責められるのだった。その【葉月】の姿は【アルト】にどのように映ったのだろうか?
 【成児】は、何と海を航行する一隻の船を発見する。その護衛艦みたいな船は【ビゴー提督】が居た。しかし【ひろみ】のイルカに乗った姿に見惚れて、後を追っていなくなってしまう。
 その頃、【アルト】は自室に閉じこもっていた。【葉月】は水浸しの廊下を【ハイジ】と雑巾で拭いていた。【光】も手伝う・・・ごめんと謝る。【アルト】を庇っての行動だった事がみんなにも理解されたらしい。【葉月】と【光】のお互いのお姉さんとして、妹を持つ立場としての会話も良かった。そこへ【アルト】がやって来る「葉月じゃない・・・抜いたの、アルト」と下を向いて目をウルウルさせて、【葉月】の言葉を待っているようにも見えた。そんな【アルト】に【葉月】は「いいのよ・・・もう・・・」と言う。【アルト】「葉月・・・もうやらない。アルト、もうこれ抜かない・・・」と先ほどのコルク栓を手に持っていた・・・再び沈み出す『マルミ堂』。
 数日後。みんなが揃っている居間。【アルト】「ごめんなさい・・・」【葉月】「いいのよ、アルト・・・」と引き攣った笑顔の【葉月】だった。そこは、クジラのお腹の中だったから・・・。【葉月】のお姉さんとしての苦労は続きそうである。

きらめき☆プロジェクト 第5話『きらめけ!魂(ココロ)の一番星。』

2006年03月14日 14時57分40秒 | アニメDVD野郎!
 『きらめき☆プロジェクト』の第5話(最終巻)を観させて頂きました。「ジェネりん」に負けた「ビックマイティ」は修理中。その【大矢】たちの上空を【島田】が操る(ほとんど、秘書ですが)「ザ・パーフェクト」が通り過ぎて行った。数々の敗戦に業を煮やし【島田】が軍用ロボで出撃をして来た。目的は「ジェネりん」の破壊に他ならない。【島田】は「ジェネりん」を出させる為に、王国への攻撃を始める。【クローネ】による【カナ】対する「ジェネりん」の出撃して欲しいとのお願いに拒否をするのだった。そんな中「ジェネりん」は自らの意志で出撃をする・・・。「ジェネりん」は【カナ】の為に戦う事を決めたのだ。
 しかし「ザ・パーフェクト」は、AIを蝕むウィルスを含んだメール攻撃『メール・ボム』を使用し「ジェネりん」と【リンクル】を苦しめる。機能を停止する「ジェネりん」に容赦のない攻撃をしようとした時、パワードスーツを着た【ネネ】が立ち向かうが時間稼ぎしかならない程にやられてしまう。そこへ、電磁波の嵐の外からボロボロの「ビックマイティ」が「ザ・パーフェクト」に体当たりをした。確かに、手動ならば『メール・ボム』も効かないが、軍事用と民生用では差は歴然だった。圧倒的なパワーの前に破壊されてしまう「ビックマイティ」。無残に破壊される「ビックマイティ」を見て、【カナ】はまず初めに【大矢】の心配をする。そして、【カナ】は決めた「もう、逃げない」と。みんなで戦うと。【カナ】は携帯をセットした。その時【リンクル】の第6番目の姿「リンクルクラウン」になり、「ジェネりん」は【ハイパージェネりん】へとパワーアップを果たす。【ジェネりん】が、ウェディングドレスみたいな白さを強調した姿になり、まさか、メガネまでもしてしまうとは・・・でも、「ジェネりん」って可愛いですよね(笑)。「ザ・パーフェクト」を追い詰めるが【島田】もバカではない。出力を上げ対抗し、必殺技『サンダーストリーム』を放つ。「ジェネりん」も強力な放電により大ピンチになってしまうが、そこに破壊された「ビックマイティ」の上半身が「ザ・パーフェクト」に飛び掛る。出力を上げ過ぎた機体にも限界が来る。後は爆破を待つ「ザ・パーフェクト」。その今にも爆破しそうな機体を抱えて、空に飛ぶ「ビックマイティ」。そして・・・その機体は上空でお互いに爆破した。【カナ】は【大矢】のこの行動に泣いてしまう。だが、無事脱出する事ができたようだった。結局、【大矢】の持っていた王国の刻印入りのネクタイピンの謎は解かれぬままだった・・・。だけど、初めは引込み思案だった【カナ】も自分から気持ちを伝えようとしたり、表したりしたりできる女の子に成長したと思います。

 何でも、次回作の構想があるようですよ・・・期待しております!

宮神学園極大権限保有最上級生徒会。 3月号

2006年03月14日 13時00分11秒 | 極上コンテンツ
 本日、コナミスタイルに通販をお願いしていた『極上生徒会』のカレーセットが届きました。何といっても、スタイルバーゲンで若干ですがお安くなっていたので買ってしまいました(笑)。「平凡カレー並味」イイですね。この商品の企画を考えた担当者の勇気を買いたいと思います。6食分買いましたので、当分は【チャダ山】さんの気持ちになってカレーを食べたいと思います。


かしまし~ガール・ミーツ・ガール~ 第9話 「この願いはかないますか?」

2006年03月12日 22時36分45秒 | アニメ・映像全般
 【はずむ】が【とまり】か【やす菜】をどちらかを選ぶ為の第一歩を描いた第9話。【はずむ】の姿を幼き想い出(ピンクと白の2つの綿菓子を選べず、雨が降って来てしまい泣きながら帰った事)とリンクさせて表現している。もちろん、その綿菓子は【とまり】と【やす菜】の比喩的な表現である事はいうまでもない。
 幼き夏祭りの思い出。母の手に引かれる【はずむ】。漠然とぼやけたピンクと白の光、突然の雨に抱かかえられる【はずむ】。その2つの光は【とまり】と【やす菜】になり、反対側へ走り去る。幼き【はずむ】は泣きじゃくるのだった・・・。ベッド上で目が覚める【はずむ】。なぜだか分からないけど泣いていた。【ジャン・プウ】は【はずむ】の胸で寝ていた。【はずむ】のバストは気持ち良いようだ。
 喫茶店。【はずむ】はメニューを見ている。【とまり】【やす菜】【あゆき】と一緒。彼女たちは注文は済ませている。なぜか【明日太】もいる。何にしようかと迷っている【はずむ】に【とまり】はジュース、【やす菜】はパフェを奨めるが、ここでも【はずむ】の優柔不断さが出ていた。【あゆき】はその3人の光景を見て楽しんでいる。店の外を見ると浴衣姿で歩く女の子。【あゆき】「そう言えば、今日は鹿嶋神社の夏祭りだったわね」と言う。【とまり】は、当たれば願いが叶う神事を楽しみにしているようだ。みんなで行く事を確認し合うが【はずむ】は表情を暗くする。もちろん、その事に気がつく【とまり】と【やす菜】。【やす菜】は【はずむ】の浴衣姿を楽しみにしている。【明日太】も楽しみにしている(笑)。一方【あゆき】の関心は【とまり】の浴衣姿らしい。嫌がっていたが【はずむ】から「見たい」と言われ、顔を赤くし、突然、立ち上がり店を出ると言い出す。【あゆき】は【とまり】の気持ちを察してお開きにする。
 自宅に猛ダッシュで帰る【とまり】「浴衣、買ってくれ~すっげぇぇ可愛いやつ!!!」と母親にお願いするが、その時の家族の反応が面白い。普段の【とまり】からは想像もつかない言葉だったからだ。【あゆき】も微笑みながら浴衣を選んでいる。【明日太】も【はずむ】の浴衣姿を想像しているようだ。それと【並子】先生も浴衣で【宇宙】にアプローチをする事を考えている。回されているが・・・(笑)。
 【とまり】は浴衣を自分のお小遣いで買おうとお店を訪れるが、どうやら予算オーバーらしい。そこへ【やす菜】も浴衣の帯を見に来店する。【やす菜】の口ぶりからするとこのお店の常連さんかもしれない。【はずむ】は浴衣の試着を【ジャン・プウ】と一緒にしていた。【はずむ】の父親の暴走は毎回の事である。その横で机に向う【宇宙】「夏、神社、恋」と呟く。神社裏でのラブラブを【はずむ】に期待している。その祭りで思い出す【はずむ】の両親。【はずむ】自身も忘れてしまった遠き記憶「ピンクと白の綿菓子・・・」にまつわる想い出。元気のない【はずむ】に【ジャン・プウ】の明るさが元気づけた。
 【とまり】は【やす菜】から浴衣を借りて試着をしていた。【とまり】は遠慮気味だったが、【やす菜】は肝試しに誘ってくれたお礼を兼ねている。【とまり】と【やす菜】は【はずむ】を大切に思っており、お互いの気持ちがよく出ていた。【とまり】「あたしら、考えている事、一緒なんだよ」と言う。お互いに見合い笑顔になる【とまり】と【やす菜】。同じ気持ちを持つ者として共有している。
 祭りのおはやしが響く。【はずむ】と【ジャン・プウ】の2人は、出店の屋台を見て大はしゃぎである。明るい【はずむ】を見て、喫茶店で見せた暗い表情の【はずむ】を思い出し、【とまり】と【やす菜】は「気のせい」と2人で安堵する。
 様々な屋台を見て回るみんな。一人だけ遅れているのが【とまり】だった。普段着慣れていないので歩きにくそうだ。何とか追いつく。【とまり】は【やす菜】の浴衣姿と自分を比べてしまうが、【はずむ】に「すごく似合っているよ。浴衣。とっても可愛い」と言われて、はずかしさと嬉しさで顔をまっ赤になる【とまり】。その嬉しさを行動に起すのも【とまり】らしい。金魚すくいで沢山の金魚を取りプレゼントする。その後は、みんなで鹿嶋神社の夏祭りを満喫する。
 【とまり】の一言で屋台の食べ物を物色する事になるが、そこで【ジャン・プウ】が「綿菓子」を見つける。【はずむ】自身にも変化が起きる。そこへ、たこ焼きを持った【とまり】とりんご飴を持った【やす菜】が【はずむ】に勧めるが・・・選べずに神社の裏の林に逃げるように走って行ってしまう。【はずむ】「はあ・・・また、選べなかった。選べなくて、悲しくて、綿菓子を見ていたら悲しくなっちゃって・・・よく分からないけど・・・」と【はずむ】自身も心の奥に引っ掛かるものを感じ取っていた。そこに出て来た【宇宙】に【はずむ】の心の奥に眠る忘れられた記憶を見せてもらう。そして、【はずむ】も憶えてなく、忘れられた想い出が甦る。「ピンクと白、どっちか選べなくて、一晩中泣いていたんだ、、、小さい頃から優柔不断で、気がついたら欲しい物は手の中からこぼれ落ちていて、、、ずっと、、、ずっと、後悔してたんだ、、、選ばなきゃって、このままじゃ僕は、綿菓子なんかよりも、もっと大切なものを失ってしまうかもしれない。とまりちゃんも、やす菜ちゃんも大好きだよ。でも、それじゃだめなんだよね、選ばなきゃいけないんだよね、、、いつまでも、このままじゃいられる訳ないんだ、、、僕は、、、でも、、、それでも、選べないんだ、、、僕は・・・」【はずむ】は、2人の笑顔を失ってしまう恐怖心と「選ぶ」という行為のプレッシャーに押し潰されそうになっていた。その姿を見て聞いた【とまり】と【やす菜】。元気なく戻って来た【はずむ】に差し出される「ピンクと白の綿菓子」【とまり】「食べたかったんだろ」【やす菜】「両方とも食べて良いのよ」と【とまり】と【やす菜】の気遣いと優しさを感じ取れた。そして、2つの綿菓子を食べて、心を軽くし、楽になった【はずむ】。今の【はずむ】は迷って良いと思う。【はずむ】の背中を押してくれる【とまり】と【やす菜】がいるから・・・。
 花火大会。【はずむ】は願う。「神様。とてもずるくて、わがままな僕だけど、もう少し、後もう少しだけで良いから、、、このまま3人でいたい。そんな願い聞いてくれますか? ねぇ、、、神様」と・・・。【はずむ】【とまり】【やす菜】の3人は手をつなぎ、花火を見ていた。

 果たして、【はずむ】のこの願いは届くのだろうか・・・。

REC Take6 「噂の二人」

2006年03月10日 21時54分06秒 | アニメ・映像全般
 【赤】も【松丸】も、お互いが大切な存在である事への気づきの第6話。【赤】がある事件がきっかけで声優として仕事が少しづつ入って来るが、【松丸】との間に距離を感じる【赤】。そんな中【松丸】の配慮のない行動により、【赤】と喧嘩の言い合いになってしまう。【赤】も【松丸】も素直になれず、意地と強がりで【赤】は言ってはいけない事を言ってしまう・・・そして、後悔し、どうして良いか分からずにただ泣くだけだった。
 スナック「は」の野外ステージでの営業。なかなかの盛況になり、成果を出し始めていた。着ぐるみに入る【松丸】を舞台袖から呼ぶ【赤】。理由は、人気番組の生中継の為に、今流している音楽を消して欲しいとの番組側のスタッフからの協力の要請だった。【松丸】もそのお願いを承諾するが・・・【松丸】は何かを考えているようだ。
 グルメ中継開始。【赤】は、この人気番組の中継を喜んでいる様子。その中継を取り囲む中に『ねこキ』の着ぐるみがチラチラと見え隠れしていた。【赤】と着ぐるみの【松丸】はテレビに映りたいとふざけ合っていた。しかし、勢いがつき過ぎて番組の中継画面に出てしまう。いったん中継が途切れたが画面が復旧し映ったのが『スナック「は」』と【赤】の大開脚とパンチラ・・・。【赤】のはずかしい姿は全国に流れたしまった。
 番組の中継を台無しにしてしまった【松丸】は部長に平謝り状態。【松丸】の所属部署には沢山の電話が鳴り響いていた。【松丸】の表情もひきつり、苦情かと思いきや『スナック「は」』への大量の注文の電話だった。同僚の【畑田】はノートパソコンの画面を見ながら満足気だった。【赤】の事はネットで話題になっていた。名づけて「白いV作戦」。『スナック「は」』のCMの本数も増えると聞き驚く【松丸】。
 【赤】にも、仕事の依頼。シリーズアニメの出演、取材、ラジオとにわかに忙しくなりつつあった。しかし【赤】の表情は喜んでいない。その様子に気づく【吉岡】さん「別に、パンツのせいで仕事が増えたわけではない」と【赤】に言う。【赤】は図星のようだった。【吉岡】さんはこうも続ける。きっかけよりも良い仕事をする事が評価され、良い仕事をしなければ「次は、ないから・・・」と厳しくも励ます。【赤】が一番に喜んで欲しいのは【松丸】らしい。
 その【松丸】は「ねこキ」のぬいぐるみを持って、帰りのタクシーの中に居た。その車中のラジオから聞えて来たのが【赤】の声だった。その話している内容は【赤】の声優になろうとしたきっかけだった。【松丸】も【赤】の出演をまるで自分の事のように喜んでいた。【松丸】が自宅に帰って来ても【赤】の姿はなかった。逆に【赤】が帰って来ると【松丸】は寝ていた。2人の距離は若干ではあるが離れつつあった。
 日曜日の朝。【松丸】が寝ている横のベッドの上で仕事に行く支度をしている【赤】。起きる【松丸】。2人は朝の挨拶を交わす。【赤】は日曜日もイベントなどの仕事が入っていた。そんな【赤】を【松丸】は強引に引き寄せ、押し倒す格好で迫る。【松丸】の配慮を欠いた態度に怒って突き飛ばす【赤】「私達、同棲しているわけではない」といつもの発言にもかかわらず、【松丸】は今までのイライラがたまっていたらしく【赤】と喧嘩の言い合いになってしまう。そして【赤】「もう少し、仕事のお金が貯まったら出て行きます!」と心にもない事を言ってしまう。その言葉は【松丸】の熱さを醒ますほどにショックを受けた。しかし【松丸】は誰でも良かったわけではなかった、自宅で迎えてくれ、一緒に話せる【赤】が好きだった。【赤】はその場から逃げるかのように出て行ってしまう。【松丸】の少し語気を強めた「いってらっしゃい」の皮肉交じりの声が響いた。
 【赤】は【松丸】に言った言葉に対して後悔しているように見えた。そんな【赤】の不安定さはアフレコ現場にも反映される。明らかに声優としてのテンションを維持できていなかった。アフレコ作業も休憩になる。ソファーに座る【赤】に飲み物を差し入れする【吉岡】さん「彼氏と喧嘩でもした?」と言う。【赤】の表情が変化する。「普段の生活は、芝居に出るとも」続ける。否定し続ける【赤】に【吉岡】さんは、『ヘップ・バーン』の『噂の二人』のセリフの一説を聞かせる。さすがの【赤】もその映画は見た事ないらしい。否定を繰り返すうちに、真実の気持ちに気づく・・・。「素直に、自分の気持ちと向き合いなさい、無理したり、誤魔化したりすると、恋も仕事も破たんする」と言う【吉岡】さん。その声掛けに【赤】は「別れたいわけじゃ・・・」と答える。【赤】の気持ちを察して微笑む【吉岡】さんだった。この【吉岡】さんの言葉に、【赤】は何度救われたか分からないですね。
 アフレコ再開。【赤】は、今度は【松丸】の事を考えながら演技に集中して行く。【松丸】への気持ちを整理するかのように、自問自答をする【赤】。そして、最高の演技をする。「おかえりなさい・・・」と心を込めて言う事ができた。【赤】の流したあの涙は【松丸】に対して言ってはいけない事への後悔の想いが描かれていた。2人がお互いに必要とする存在である事に気づくのだった。 
 
 【赤】「もう帰れないのかな・・・」 【松丸】「もう帰ってこないかな・・・」

となグラ! ドラマCD3月29日発売。

2006年03月09日 23時18分34秒 | アニメエキスプレス
 ついに『となグラ!』のドラマCD2巻同時の発売が迫ってまいりました。私のオススメアニメ『となグラ!』。今月号の『コミックRUSH』では【香月】が【ニーナ】への水泳を教える姿を通しての【ニーナ】の心の成長、【勇治】の【香月】に対する気遣いも見て取れた。漫画内では【ニーナ】になりゆきで水泳を教える事になった【香月】。【ニーナ】に振り回されっぱなしで体調が悪くなる。【香月】もプレシャーへの弱さもかいま見える。そんな【香月】に対して【勇治】はちゃんと彼女を見ている所が良いですね。【ニーナ】の水泳を習う理由を聞いて、冷たい態度を取るのも【香月】を気遣っている証だと思います。アクシデントで【香月】が溺れそうになった時に、いち早く助けに行ったのは、泳げないはずの【ニーナ】だった。【ニーナ】のみんなが大好き、みんなと一緒に居たい気持ちがそんな行動をさせたと感じる。パニックになりながらも【香月】の為に、【ニーナ】の泳ぐ姿は心がアツくなりますね。安堵して泣く【ニーナ】への【勇治】の「この調子でがんばれよ ニーナ」と背中を向けて言う所に、彼の不器用な優しさを感じ取れるし、これが【勇治】の魅力だと思えた。この【勇治】の良さがアニメ版でも描かれると良いと思います。

Fate/stay night  第9話 「月下流麗」

2006年03月08日 21時41分20秒 | アニメ・映像全般
 【士郎】と【セイバー】との新たなる決意。【セイバー】と【アサシン】との剣と刀との激闘が描かれた第9話を観させて頂きました。ついに対峙した【セイバー】と【アサシン】とのお互いの剣技のぶつかり合いでの戦闘シーンは、かなり良かった。【セイバー】【凛】【桜】【イリア】との女の子との絡みのある描きも良いですが、真剣なバトルもまた面白い。
 アニメ劇中では、胸に痛みを覚えた【士郎】は目を覚まし、嫌な感覚を感じ取り【セイバー】を探すが家の中には居ないようだ。まさに、それは【セイバー】が柳洞寺に向った証であった。両者の戦いを尻目にかけ、柳洞寺の境内に侵入する【ライダー】。その侵入者に【キャスター】と化け物の群れが迫る。一方【アサシン】は【セイバー】の『見えぬ剣』を見切り出していた。まだ【セイバー】が本当の力を出していない事も悟っていた。そして【アサシン】の秘剣『燕返し』が【セイバー】に放たれるが、柳洞寺の石段が幸いし捉え切れなかった。【ライダー】も【キャスター】と交戦中。少々【キャスター】の方に分があるようだ。【士郎】もようやく柳洞寺にやって来た。【アサシン】の力量を見極めた【セイバー】も己の『見えぬ剣』にて本当の力の一端を見せるのだった。強力な閃光を放つ【セイバー】の剣。その轟く光は、天空を翔け、大地を走り、周囲の生きるもの全てに対して威圧しているかのように感じられた。物凄く吹き荒れる風の中を進む【士郎】が何者か気配を感じ取る・・・どうやら【ランサー】のようだ。
 【セイバー】の『見えぬ剣』の威力と自身の身体に来た限界。2人のサーヴァント同士の戦いを邪魔する諜報者。【アサシン】は背を向けるが【セイバー】はやる気のようだが・・・。全ては【アサシン】の思い描いた通りになる。【セイバー】の魔力も限界のようで、柳洞寺の石段で崩れ落ちるように倒れ込み【士郎】に支えられるように身体を預けるのだった。
 何とか【セイバー】をおぶって自宅に戻る【士郎】。【セイバー】の寝顔に安堵するのだった。その【セイバー】を部屋に運ぼうとしていた所を【凛】に見られてしまい、やましい事をしていないと説明し焦ってしまう【士郎】。もちろん【凛】は【セイバー】と【士郎】が何をして来たのかを分かっているが、どこか【士郎】の事をからかっているようにも見えた。【凛】は【セイバー】に肩を貸し部屋に運び【士郎】にお茶を入れるように頼むのだった。【凛】も【セイバー】と【士郎】の2人の身に起こった状況に興味がある様子。ティーセットは持参しているらしい(笑)。【士郎】が慣れない手つきで紅茶を入れていると【凛】と【セイバー】が部屋に入って来る。【セイバー】自身、身体の一方的に機能を停止した短い眠りのようだ。【士郎】は【セイバー】に「どうして、こんな事をしたんだ?」と若干、怒っているようにも見えた。【士郎】がかなり心配していたことを窺い知る事ができる場面。その【士郎】の問い掛けに【セイバー】は顔を下に向ける。そして、逆に「聖杯戦争に生き残る気があるのか?」と【士郎】に問うのだった。更に、武人である【セイバー】を女扱いし熱くさせてしまう。2人の言い合いを見ている【凛】。ゆったりと紅茶を口に運びながら言う。サーヴァントを侮っている訳ではない事、純粋に【セイバー】が傷付くのが嫌な事だと、そして続ける。【士郎】は決してサーヴァントに勝てない事を自覚している事も・・・それでも向って行く。【凛】の言う事は全て図星。言い返す言葉もない【士郎】。自分の事よりも他者に対して優しく、身を犠牲にして行動できる事を・・・。
 そんな【士郎】に【セイバー】は戦う事を認めるが、その代り【士郎】に【セイバー】自ら時間の許す限り、剣を教えると言う。これは、【セイバー】からの交換条件であり、最大の譲歩でもあった。【凛】は異論を唱えるが【セイバー】は本気らしい。【士郎】も承諾する・・・いや、しなければならなかった。【士郎】の決意。そして【セイバー】の決意。2人の決意が交錯する。

 『お前に、戦わせる位なら、俺が自分で戦う・・・』と【士郎】の言葉が【セイバー】の胸に響いているのだった。

陰からマモル! 第8話 「沢菓家防犯大作戦!」

2006年03月06日 00時13分23秒 | アニメ・映像全般
 第8話は【沢菓 愛里】がメインのストーリーです。内容を要約すると「【愛里】の両親が海外旅行中に泥棒に入られ、彼女曰く「たかが1500万円」の置き物を盗まれた事よりも、泥棒に入られた事が悔しいと地団駄を踏む【愛里】。【ゆうな】と【マモル】は、それ以来学校を休んでいる【愛里】を心配し沢菓家を訪ねる。」という感じに展開される。ですが、今回も全体的にコミカルな作品ではありますが、最後の方では【愛里】の【マモル】に対する淡い恋心が描かれています。逆に【山芽】【ホタル】【椿】の3人の方を、もっと【マモル】に対する想いの部分で描いて欲しいですが、もうあまり放映回数がないのも現状ですね。その点に関してはかなり残念ではあります。せめて【ゆうな】とは更に良い関係になる事を祈っております。
 夜、沢菓家。相当なお金持ちの娘である事が分かる。【ゆうな】との写真が多く飾られた部屋【愛里】の自室の場面から始まる。【愛里】がふと目覚めてトイレに行くが、途中で明かりの漏れる部屋を見つけ覗く【愛里】。そこには、その部屋を物色している泥棒の姿。驚き悲鳴を上げる【愛里】。部屋にあった高価な調度品を見境なく投げ付け撃退するが、壊れた品々の被害は約6000万円・・・。しかし、【愛里】が壺を追加で壊し8000万円になった。【持田執事】の計算によると(笑)。【愛里】はかなり悔しがっていた。損害額よりも泥棒に入れた事に対する怒りの方が勝っていた。
 その泥棒も、何とか『イルカの置物』を盗んで来たが、そこに「くノ一・シスターズ」の【山芽】と【ホタル】のバトルに巻き込まれてしまう泥棒。2人が言い合いしている理由は、【ホタル】が作った【マモル】への愛情弁当(中身は、いなり寿司)を【山芽】が持ち出した事が原因らしい。【山芽】の「伊賀忍法百間拳」と【ホタル】の「甲賀流奥義飛竜つむじ風」が・・・全て泥棒にヒットする。結局、お弁当のいなり寿司は路上にばらまかれて、【山芽】と【ホタル】も決着つかずで通りかかった【ぶる丸】が食べていた。そこに残された『イルカの置物』を見ている【ぶる丸】。
 翌日の昼休み。屋上で【ゆうな】【マモル】の前で泥棒に入られた悔しさを話してアツくなる【愛里】だった。【マモル】は関心がないようで、お弁当を食べている。【ゆうな】もその泥棒の事よりも先程「トイレ」に行くか?行かないか?の事が気になっているらしい。いつもの【ゆうな】のボケぶりは健在。盗まれた物は【愛里】の父親が外国で買って来た『イルカの置物』で、被害額は1500万円。【愛里】のたいした事ない態度に、【マモル】は庶民としての溝を【愛里】に感じていた。【愛里】は土足で入られた事に対する憤りで、家の防衛システムを強化し自衛する事にするが・・・。
 数日後。【愛里】はその間、学校を休んでいた。【ゆうな】と【マモル】は心配して【愛里】の家を見に来ていた。【マモル】の冗談交じりの悲観的観測を真に受けた【ゆうな】は励まそうと【マモル】と一緒に「沢菓家」に入って行く。そこへ安全ヘルメットをかぶり、工事現場の作業員風の格好をした【愛里】が駆け寄って来る。【ゆうな】が見ると既に【マモル】の姿がなくなっていた。【マモル】は【ゆうな】に見せて貰った携帯の写真に写る『イルカの置物』に心当たりがあった。それは【ぶる丸】が持っていた。
 【マモル】は『イルカの置物』を元の場所に返そうと【ぶる丸】と一緒に「沢菓家」に侵入を試みる。もちろん、その事はエマージェンシーとして寝室の【愛里】にも伝わり、変形したベッドからどっかで見た事あるような格好(サンダーバード風)に変身して制御室に向う。今の「沢菓家」はハイテク化された要塞そのものだった。【マモル】は、夜空に飛ばされやられてしまうが、何とか『イルカの置物』は元の場所に返す事はできた。
 しかし、防犯システムに撃退された事は、くノ一・母【桜子】の耳にも入っていたようで、【桜子】から防犯システムへのリベンジを言い渡される。それでも、しぶる【マモル】に見せる『ダイヤモンド』。【桜子】は拾ったらしいが、絶対に嘘だった(笑)。【マモル】は、ほぼ強制的に『ダイヤモンド』を返す為、再び防犯システムに挑戦する事になる。
 【愛里】の寝室。なぜか寝ている【愛里】の隣に【ゆうな】の姿もある。遅くなったので、今夜は泊まっているようだ。再度、侵入を試みようとする【マモル】に【山芽】と【ホタル】が声をかけて来る。2人も【マモル】に同行する事になるが、またも仲違いを起し【山芽】と【ホタル】はあっさりと夜空に消えてしまう。そんな2人を見て呆れる【マモル】。しかし、今回の【マモル】は意気込みが違う、一回見ている慣れもあり、様々なトラップを進んで行く。【愛里】も防犯レベルを最大にするが、その直後に【愛里】が不注意で、お茶をコントロールする計器類にかけてしまうアクシデントが起こり、防犯システムが暴走してしまうのだった。煙を上げる計器類の中で呆然としている【愛里】が制御室のモニターを見て驚く。モニターには【ゆうな】が廊下を歩いている姿が映っていたからだ。もちろん【ゆうな】にも容赦ないレーザー攻撃が迫るが、間一髪で【マモル】に助けられる。【ゆうな】を抱えて護りながら進む【マモル】。【愛里】の誘導により目的の地下金庫へ辿り着くが・・・。そこには【愛里】特注の最終防衛システムが待ち構えていた。突然、暗闇から襲って来るロボットアーム。【マモル】の刀では歯が立たず【椿】の「斬瀬羅満狗剣」なら斬れるのにと【マモル】は考えていた。
 その頃、【椿】は貰い物の『ナタデココ』を「斬瀬羅満狗剣」で斬ろうとしていた。【椿】の家には普通の包丁は無いらしい(笑)。
 寝言を言う【ゆうな】の横で戦う【マモル】。ここで『陰守流奥義・何事網元唐断』が炸裂する。ただ、コンセントを抜いただけですが・・・。ハイテクなロボットがコンセント一つで動いているとは・・・。そのロボットの攻撃により壊された金庫の扉から『ダイヤモンド』を返す【マモル】。その横には『あいりの日記』なる本を見つけ、手に取る。そこでロボットが自爆へのカウントして「沢菓邸」が炎上してしまう。【マモル】も爆風で夜空に飛ばされてしまう。もちろん、【ゆうな】は何事もなかったかのように起きました。
 【マモル】は、成り行きで持って帰って来てしまうのだった。『あいりの日記』を読む【マモル】。気になる内容は「今日も喧嘩をしてしまった・・・私がつまらない事で、あいつをからかった事が原因だぁ・・・本当はもっと仲良くしたいけど、口を開くとついついからかうような事ばかり言ってしまう。こんなんじゃ、いつまでたっても今の関係のままだ・・・私はもう少し、自分の気持ちに素直にならなきゃ・・・」と【愛里】の【マモル】に対する恋する気持ちが書かれていた。でも、その想いは鈍感な【マモル】には届いていない。まさか【マモル】自身も自分の事を書いているとは思っていない。この日記には【愛里】の切ない気持ちがしたためてある。夜、失くしたと思った日記が戻って来て安堵し喜ぶ【愛里】。その日記の傍には【マモル】の写真があった・・・。

REC 第五話 「昼下がりの情事」

2006年03月05日 00時00分56秒 | アニメ・映像全般
 駆け出しの新人声優からプロ意識芽生えるテイク5「昼下がりの情事」を観させて頂きました。前回の第四話「ティファニーで朝食を」ではスナック「は」のイベント営業で【松丸 文彦】と【恩田 赤】の奮闘ぶりも良かった。あまりにも、反応のない営業活動に2人は自信がなくなりかけるが、「ねこキ」を知る小さな女の子との出会いにより、この仕事に対する喜びを感じ、感動の涙を流し成長した【赤】。今回は成人向けゲームの声を担当する事になるが・・・。【赤】自身の目指す声優像とは何なのか?を問い掛けているし、【赤】のこの美少女ゲームの仕事を通しての成長も観る事ができた。アニメ劇中では、声の仕事に対して姿勢が変わっていく【赤】の姿に注目して欲しい。
 朝。【松丸】が【赤】の声で飛び起きる。【赤】「あっ・・・おっきい・・・先輩の・・・」は台本を読んでいる。【赤】にとっては凄く恥ずべき仕事らしい。それは、実際のアフレコ現場にも反映していた。気持ちが乗れない【赤】はうまく声をあてられず焦ってしまう。アフレコも【赤】の状態で、いったん日を改める事になる。マネージャー【吉岡】さんも謝り、【赤】も共演の声優さんたちに謝るのだった。
 【赤】「無理だよう・・・」と落ち込んでいた。そこに【吉岡】さんが来る。【赤】を心配する【吉岡】さんに対して、言ってはいけない事を言ってしまうのだった。「私には、無理です・・・『こんな仕事』・・・えっちゲームの仕事なんか・・・やっぱり、できません。もっと、良い仕事ないんですか・・・」と・・・顔を下を向く【赤】。「ちょっと、赤。それどういう意味?」と【吉岡】さんの眼鏡が光る。
 【赤】と【吉岡】さんは、カフェに移動する。小さく座っている【赤】。そんな彼女に問い掛ける。「一年に何人が、声優学校、養成所を卒業するか、知っている?」と、もちろん分からない【赤】。そして、毎年1万人が卒業する事に驚く。なりたくても、なれない現実がそこにはあった。【赤】が養成所からエスカレーターで上がって来た事がどれだけ恵まれているかと言われ、「良い仕事、悪い仕事・・・こんな仕事って仕事はないと・・・」と指摘される。【赤】も【吉岡】さんの言葉でやる気が出て来たようだ。【吉岡】さんって【松丸】の存在をうすうす気付いているかもしれないですね(笑)。
 【赤】は、えっちなシーンに慣れる為にレンタルビデオを借りる事にする。マスクにコート姿の【赤】。これは犯罪者ですね(笑)。借りて来て一人で、部屋を暗くして観るドキドキの【赤】。こんな声できないとくじけそうになりながらも、頑張る姿が可愛くもあり良かった。そこに【松丸】が帰って来て、慌てる【赤】だった。
 ビデオを素早く隠し【赤】の興奮は最高潮になる。【松丸】は冗談で一緒に寝ると聞くと【赤】「うん、ベッドに行って・・・」と2人で寝る事になる。このシーンでの2人の葛藤する所が面白かった。お互いの気持ちがよく出ていた。2人が向かい合うと【赤】から「一緒にして欲しい事があるの・・・」と言う。かなり真剣な表情の【赤】。しかし、【松丸】の期待通りには行かず、2人でセリフ合わせ、本読みをするのだった。【赤】のセリフに動揺する【松丸】。【赤】は【赤】なりに一生懸命で、真剣で、頑張っている姿に心がアツくなります。そんな【赤】に優しい言葉をかける【松丸】。【赤】を軽蔑する所か、プロとして尊敬する。2人の絆を感じる良い場面。『オードリー・ヘップバーン』の映画のワンシーンを思い出し、いつもの【赤】になる。
 アフレコ自体は、うまく運んだが【赤】自身にとっては納得の行くものではなかった。自分を責める【赤】。そして、勉強し、更なるレベルアップを誓うのであった。「嘘で本物を作る所が面白い」と【吉岡】さんに激励される。
 夜、【松丸】が帰って来ると手には・・・【赤】が声の担当をした美少女ゲーム『三畳半 襖の上貼り』を持っていた。【赤】はかなりはずかしかったようで、取り上げてしまう。【松丸】には、このゲームをやって欲しくないらしい。それでも、納得しない【松丸】に「昼下がりの情事」の一節『暴力には、反対よ!世界中では争いが多すぎて、愛が足りないわ」と・・・。この美少女ゲームがヒットする事を祈って・・・。【赤】と【松丸】の同棲生活は続くのであった。