Marco blog

Que Sera, Sera / marco library / 北の旅人

ホワイトバランス

2014年01月16日 | カメラ
札幌・晴れ時々雪|最高気温/-2


今日のサッポロ、ほぼ快晴です。




<ホワイトバランスのつづき>

光の三原色は(RGB)赤、緑、青でしたが、
色の三原色は赤、青、黄と覚えていませんか?
それは今日から忘れましょう !(^^)!
それでは正解を書きます。

光の三原色を等分に混ぜ合わせると
青と緑>空色
赤と青>赤紫
赤と緑>黄色
になり、こちらが「色の三原色」となります。

空色はシアン(C)
赤紫はマセンダ(M)
黄色はイエロー(Y)

この頭文字を合わせて(CMY)となります。
この三色を混ぜると黒になりますが、
実際には黒もどきにしかならず、
インクには特別に真っ黒(K)をつくってあります。

どうしてブラックは(K)なのかといいますと、2通りの説があります。
一つは、BLACKの頭文字がブルーのBと同じになるので、末尾のKとした。
もう一つは、黒インクで画像の輪郭などを表現する印刷板のことを
“key plate”と呼ぶことから黒色の略号にKが用いられている
どちらにしても、これで(CMYK)完成です (*^^)v

このあたりからホワイトバランスに関係してきます。

空色(シアン)は、赤色の反対色(補色)の関係になります。
ここで色温度を思い出してください。
ざっくりいって、色温度(K)が低いと赤色、高いと青色で、
中心(5500K)が無色(白色)でしたね。

色は暖色と寒色とに分かれていて
赤>暖色・青>寒色
になります。
この成り立ちを使って
赤を抑えるのに青を使い
青を抑えるのに赤を使っている訳です。
そこで色温度のケルビン値(K)の位置が重要になってきます。
たとえば蛍光灯のケルビン値は5200Kあたりで暖色に位置します。
青(寒色)で赤(暖色)を抑えて(相殺)して白(太陽光)に近づけているわけです。

色温度を表すケルビン値にグリーンが登場しませんが、なぜでしょうね?
光の三原色の一色なのに。
その辺はいずれ、又...。

今回は、この辺で...。






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