残暑お見舞い申し上げます

2016-08-21 22:39:35 | レッスンの様子
残暑お見舞い申しあげます
リオ・オリンピックもあと数種目と閉会式を残すところとなり、小・中学生の長い夏休みもあと数日となりました。 
「うわ~ぁ。うげ~ぇ。あぁ。。。」という声が聞こえてきそうです(笑) まだ酷暑日になる日もあるし熱帯夜も続いているので、夏真っ盛りのような感じさえします。 夏の終わりは、夏の疲れが出やすい時期のようですから、しんどいのは理解できます。 
そんなに夏休みが終わるのが嫌ですか?


2学期が始まるよ~英語学習はセーブもできない
Do you like summer? と生徒に質問すると、必ず、“Yes,I do!”という答えが返ってきます。 一人ぐらい“No”という子はいないかと思って、全員に質問したのですが、誰一人“No”と言いません。 でも、私は、“I hate summer!”夏が大嫌い です。 理由は、いろいろあります。
ところで、英語に限らず学習は、ゲームとは違い、セーブ(ゲームの進行状況をその時点で保存する機能)し前の状態からそのまま再開ができるわけではありません。
残念ながら私たちは、常に同じ場所に居続けることでさえ努力がいるのです。
学校で夏休みの課題が出されるのは、同じ場所にいるためです。 その課題は、小学生の時はほんの少し。 だけど、高校(ここでは、進学校の場合とします)になると、夏休みが嫌いになるほど恐ろしく課題が増えるのは、なぜ?(私の夏嫌いはこれが原因だったかも。)
それは、それまでに積み上げてきた学習量が多いからです。 小・中学校から出される課題は、基本的に復習課題です。 まだ習得できていない箇所が多いと、課題をこなすのに時間がかかりますが、その時点でほぼ習得できていれば、短時間で済ませることができるのです。 
しかし、高校になると話は違います。 加えて、現行の高校課程で学習する量は、大学受験に必要な量より相当少なく、授業で習う以外に自らの課題として取り組む必要があるのです。 特に英単語に関しては、仮に教科書で習う単語を完璧に覚えても、全体量の6割程度にしかなりません。 
私が、「まず英単語を覚えましょう。」というのは、こういった現状からです。