オメガねこ

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「コロナ未感染後遺症」と「ワクチン副反応後遺症」

2022年06月15日 | 医学・健康
 【「コロナに感染した覚えがないのに」ある日突然、後遺症になった人も 1年以上苦しみ、今なお治らない記者の記録(4)】の記事によると、「コロナ未感染後遺症」なる病があるようです。

 「PCR検査」では感度と特異度があり、感染者でも陰性になる人もいれば非感染者でも陽性と判断される場合もあります。厄介なのは、無症状感染者や有症状未感染者がいたり、更に厄介なのはこの「未感染後遺症」です。

 この「未感染後遺症」を発症した人は、抗体の保有が確認されないことから「未感染」とされるのですが、実際に感染した人でもある程度の期間が過ぎれば抗体反応は無くなるので、「未感染後遺症」の人が感染したかどうかは分かりません。

 「未感染」の判断で、

・PCR検査が陽性になった事が無い。
・コロナ感染症の症状が出た事が無い。
・抗体検査は陰性である。

など、全てを証明できても「コロナ感染症の後遺症と同じ症状」がある場合は、「PCR検査の感度の漏れ」により未感染(偽陰性)とされたのかも知れません。

 逆に、非感染者でも「PCR検査の特異度」により感染の判断(偽陽性)をされて憂鬱になり、洗脳や自己暗示により「未感染後遺症」に陥るかも知れません。

 この病人が「ワクチン未接種者」なら、おそらく「コロナ無症状感染による後遺症と判断されると思いますが、「ワクチン接種者」なら話は更に複雑になります。

 コロナ感染後に
「ME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)」と診断される患者が相次いでいるそうで、SARS(重症急性呼吸器症候群)などの感染後に集団発生したり、他にも原因不明の場合が有るそうです。「未感染後遺症」でもある「ME/CFS」は、運動をすると悪化する特徴があるとされています。

 「ME/CFS」が疑われるのは、日常生活に支障が出るほどの疲れが6か月以上持続ないし再発を繰り返す場合(疲労の原因がはっきりしている場合は「慢性疲労」でありCFSには当らない)だそうです。その症状は、

・微熱ないし悪寒がある
・のどが痛い
・リンパ節が腫れている
・原因不明の筋力低下
・筋肉や関節が痛い
・ちょっとした動作でもすぐに疲れる(労作後24時間以上続く全身倦怠感)
・頭痛がする、頭が重い感じがする
・不眠、過眠がある
・思考力や集中力が低下している
・意欲がわかない
・憂うつである

など、老人にありがちな症状です。

 
「ワクチンを接種していない若者が交通事故で死亡」しても「PCR陽性」ならばコロナ感染死とされるのですが、何故か「未感染後遺症」の場合はワクチン接種の有無はハッキリせず、しかも「PCR陰性」「抗体陰性」でもコロナ後遺症とされる可能性も有ります。

 これが「コロナ予算」に関係あるかどうかは分かりませんが、兎に角「コロナ感染症関連」が多く、COVID-19は(医学を超えて)如何に恐ろしい病気か判ります。

 一方、「ワクチン副反応後遺症」は殆ど報道される事が無いので、「接種後の副反応疑い報告数33828人、死亡報告数1743人(2022年6月10日)」があっても大した問題では無いのかも知れません。

 コロナに感染してもワクチンを接種した日付の記憶が無い人がかなりいて、
厚労省はこれを「ワクチン未接種者数」に加算し「ワクチン未接種者の感染率は高い」としたのですが、若しかすると、ワクチンを接種すると記憶障害を呈すると云う「ワクチン副反応後遺症」なのかも知れません。

 私はコロナワクチンを接種していないので心配はしていませんが、接種後に物忘れが多くなったと自覚症状のある人は「コロナ未感染後遺症」か「ワクチン副反応後遺症」の何方かである可能性が有ります。ご自愛くださいww



「強毒化」 と 「弱毒化」

2022年06月06日 | 医学・健康
 通常は、同一系統のウイルスは変異を繰り返す度に感染性は強まり、同時に「弱毒化」するのですが、例えば、ある種「動物A」の宿主から他種「動物B」に感染が可能になる変異の場合は、「動物B」にとってはその変異ウイルスの毒性は最大値を取る可能性が有り、以降「動物B」を宿主として変異を繰り返し、感染力を増して「弱毒化」に成功します。

 ウイルスにとっての「成功」とは「感染力の増強」を意味し、自然の法則から「弱毒化」を達成します。「動物B」にとって何の害にもならないウイルスならば、生存中はウイルスと共生する事になり、ウイルスとは言ってもその成分は宿主細胞のタンパク質(アミノ酸)から出来ているので、「無害ウイルス」ならば宿主細胞の新陳代謝に有益になる可能性も有ります。

 細胞内のエネルギー工場であるミトコンドリアは、他種細胞に入り込んだ細菌であると言われていて、幾つかのウイルスは宿主動物と共生関係にあるかも知れません。

 現存する生物は、ウイルス感染により進化した細胞から成り立っているともされていて、現在のウイルス感染を完全に拒否すると動物の進化を止めるかも知れません。それどころか、そのウイルスに対する免疫を持たなくなり、その変異株に対して「強毒化」を示し絶滅する恐れすらあります。

 最初は「感染を防ぐ為にワクチン接種を!」と言っていた事から如何なるかと思いましたが、
ワクチンを接種すると余計に感染する事が分り、一安心ですww

 自然の法則を知らない厚労省は、接種を推進する目的を以って、接種の有無と感染者数の相関関係を調査したようです。そこで、接種をしたかどうが不明な人や、接種日を答えられなかった人も「未接種者」に数えた可能性も有り
「未接種者の感染者数」の方が多くなったようです。

 2回接種者が多く感染すると云う事が分ったのですが、これは「ワクチン接種者に対応する変異」が起こる事を意味し、接種者にとっては「弱毒化」しますが、ワクチンを接種していない人にはエライ迷惑です。接種していない人が免疫を獲得するには「元の株」と「変異株」の両方に感染する必要が有り、更に「ワクチン対応変異株」が未接種者にとっては「強毒化」を示すかもしれません。

 これは、上記の「動物A(接種済みの人)」と「動物B(未接種者)」の関係に近く、「未接種者」間で感染が拡大し変異した株なら未接種者にとっては「弱毒株」になるのですが、「接種済みの人」によって変異させられた株は「ウイルス本人」にとっても迷惑な話です。

 自然の法則に則ってウイルスが良かれと思って変異しても、「未接種者」にとっては変異ウイルスは新参者と言え、「強毒性」を示す可能性は否定できません。

 人間もウイルスも、大概は「人の為に良かれと計って」行動するのですが、自然の法則を無視すると「偽計」となります。



「ポレノーシス」 と 「モンキーポックス」

2022年05月28日 | 医学・健康
 「PCR検査」でコロナウイルス(CV)を検出できるのですが、同時に「CVに似た分子構造」や「病原性の失ったCVの破片」にも陽性反応を示す為、パンデミックを望む人には有効な検査方法と言えます。

 「CV」は普通の風邪の病原体なので、何時でも何処でも季節によって一定の確率で検出できるために、現在では死亡者を検査して「PCR陽性」が示された場合は「コロナ感染症による死亡(とされる人)」が一定割合存在する事になります。

 今のところ、「花粉症(ポレノーシス)」でクシャミ等をした結果、血圧が上昇し血管が破れて死亡した場合でも「ポレノーシスによる死亡」とはされません。あくまでも現在のところであり、将来は分かりませんが。

 最近、サル頭・・・もとい、「サル痘(モンキーポックス)」なる病気が流行の兆しを見せているようです。勿論、今は「見せている」だけですが、その病原体は「モンキーポックスウイルス(MV)」だそうで、「MV」もPCR検査で検出が出来るそうです。

 その検査方法は、「モンキーポックス」の流行の兆しが見える前に確立されていたと云う話もあり、
なにやら将来が見えてきそうな・・・・、これ以上は書けません。

 それでも、「CVワクチン」と同様に「MVワクチン」も直ぐに世界中に行き渡り、心配する必要は無いかも知れません。当然、私は打ちませんけど。

 ところで、日本の「ポレノーシス」の件ですが、これは戦後復興での住宅建設増に対応する為に杉の植林が推進された後に、自然保護団体による「森林伐採」に対する反対運動が起こり、木材需要が減少した事も有ってスギ林が放置され、1970年以降に「ポレノーシス患者」が急増したそうです。

 「日本の森林伐採」に反対する活動家は、何故か「外国の森林伐採」には心優しく、そのお陰も有って安い外材の輸入が急増し日本の木材不足は免れたのですが、これは「ポレノーシス患者」を犠牲にした上でのことです。

 今回の「ワクチン騒動」では医薬品業界の大きな笑い声で被害者の声が掻き消されているのですが、この「人災であるポレノーシス」に対する非難の声は、医療業界の笑い声の大きさに掻き消されてしまいました。

 「コロナ騒動」の次は「モンキーポックス騒動」が予定され、その次は「ポレノーシス騒動」が待っているような気もします。その時には、死亡者の鼻から花粉が見つかれば「ポレノーシスによる死亡」とされるかも知れません。

 おそらく、その時期は「ポレノーシス予防薬」が開発された時だと思います。まだまだマスクが手放せない時代が続きそうです。勿論私は、睨まれない限り、しませんけどww

「無症状」 と 「無症候」

2022年04月23日 | 医学・健康
 一般に「症候」と「症状」は同じ意味とされていますが、

・状:すがた、ありさま等、状況そのもの。
・候:窺(うかが)う、様子を見る等、変遷する状況。

であり、微妙にそのニュアンスは違います。そこで、

・無症状:その時点で症状が無い。
・無症候:症状のない期間が継続する。

とすると、

・無症状感染者;ウイルスが感染し、その時点では症状が無い人。
・無症候感染者;ウイルスが感染し、継続的に症状が表れない人。

・病原体保有者;PCR陽性者で、ウイルスが宿主細胞に到達していない。
・病原体付着者;PCR陰性者で、ウイルスを検査部位以外に保有している。

など、様々な様態が考えられます。また、その二次感染者となると、

・感染二次感染者;ウイルス感染者から二次感染した人。
・保有二次保有者;ウイルス保有者から二次保有した人。
・付着二次付着者:ウイルス付着者から二次付着した人。

以外にも様々な組み合わせが考えられ、現在の「感染の定義」ではコロナ無症状者からの二次感染(実際にはPCR陽性者)を統計調査することは出来ません。例え、分類を明確にしても結果を得るには困難を極めます。

 それは、開発者自身が「PCR検査を、感染者特定に利用してはいけない」と言っている事からも明らかで、単に「ウイルスの断片、或いはその断片に似た別の物質」を捕らえている可能性も有るからです。

 確実に「所謂、無症状者からの二次感染」を検証するには、「無症候感染者から二次感染し、有症状者になった場合だけをカウントする」必要が有りますが、おそらくその実例は極めて稀だと思います。

 定義が不明確なデータを検証しても得るものが無いのですが、論拠が科学的で無いが故に「文系の医学権威者」は言葉巧みに、如何にも有り勝ちな結論に誘導します。

・マスクは自らの感染を防ぐ。(錯覚)

・マスクは他人を感染させない為には有効。(有効率は不明)

・他人に不安感を与えない為には、マナーとして必要。(顔パンツとしては有効ww)


・ワクチンは感染を防ぐ。(有効期間と有効率を無視)

・ワクチンは重症化を防ぐ。(変異による弱毒化か、ワクチン効果かは不明)

・ワクチンは致死率を下げる。(概ね接種率の低い国のほうが死亡率が低い)

 これらの変遷する主張は、其々「常識的で有り勝ちな言説」ですが、科学的な検証は為されていないどころか、
ビッグデータを見ると、正反対の結果が現れています。感染率や死亡率の低位な国は、「ワクチン接種率」も「マスク使用率」もかなり低い国です。

 また、「ワクチン接種による致死率の低下」が正しいとしても、ワクチン接種率の高い国は概ね感染率も高い傾向が有る為に、「死亡率」が高くても「致死率」は低くなりがちです。

死亡率=感染死亡数/総人口
致死率=感染死亡数/感染者数

 マスクの使用は、クシャミやセキによる飛沫の飛散距離を短くする効果は期待できますが、「無症候感染者(咳・嚔はしない)」の場合は寧ろ有害と言えます。それは、
マスクを短時間で交換しないと意味が無い事と、ウイルスに汚染されたマスクに手で触れて他のモノに移す可能性が有るからです。


「ワクチン接種」 と 「ADE」

2022年03月29日 | 医学・健康
 「mRNAワクチン」を接種すると「特定のスパイク蛋白(以降、SP)」に対応する抗体が産生されます。その抗体は「SP」の特徴を記憶していて、次に「SP」を見つけると直ちに捕獲して一連の処理が為されます。

 二回目のワクチン接種でも「SP」が産生され、同時に抗体の攻撃が始まり更に「免疫記憶」が増強されます。この時の免疫細胞(B細胞から分化した抗体細胞)の働きは、抗原(この場合はSP)を捕獲して、「体細胞本体」の内部に取り込み処理されるのを待ちます。

 ワクチン接種済の人に、同じ「SP」を持ったウイルスが付着すると、感染(ウイルスが自律的に宿主細胞内に侵入)する前に、速やかに「体細胞本体」に取り込まれ処理されるのを待ちます。但し、処理されるのは免疫記憶の有る「増殖しないSP」です。

 つまり、従来は「肺に到達」するまで感染しなかったウイルスが、ワクチンを接種した人の場合は、喉や鼻に付着した段階で直ちに宿主細胞内に取り込まれウイルス本体が増殖し始める可能性が高くなるという事です。これが「抗体依存性感染増強:ADE」の正体だと思われます。

 この時に、ワクチンを接種していない人は、このウイルスが肺に到達する確率が高くなるのですが、ウイルス自体が日々変異し「感染し易く弱毒化」する為に「ただの風邪」になり、体液性免疫(自然免疫)で対処可能か或いは容易に細胞免疫で処理できます。

 但し、体液性免疫で処理できた場合は「免疫記憶」が無いので何回も感染するリスクがあり、体力の衰えと共に死亡リスクも増加します。

 基礎疾患の無い若者は、早期に感染して「免疫記憶」を得た方が有利と言えます。その為には「ワクチン接種」は寧ろ悪手と言え、これが最近の「若者の感染数が増加」と云う結果に表れているかも知れません。

 また、ワクチン接種は重症化を防ぐ効果が有るとされる事から、軽症な感染者が隔離される確率が減り、市中で二次感染を拡大する可能性が高まります。「ワクチン接種」と「PCR検査」は補完関係にあり、中国での「ゼロコロナ政策」が正しい事を証明します。

 つまり、ワクチン接種を推奨するという事は、二次感染者の増加を容認し「ウィズコロナ」を目指すか、反対にPCR検査を徹底して「ゼロコロナ」を目指す事を意味します。前者は欧米で後者は中国です。日本は成り行きに任せる、いつもの中庸なのですが、どれが良いかは国民性も有るので何とも言えません。

 欧米は過去の被害者が多く現在は減少中、中国は過去の被害は非常に少なく現在は感染拡大中です。日本はその中間で、其々の国で上手くいっているようにも見えますが、
「ワクチン接種率が非常に低い国々」は現在に至っても殆ど被害が有りません。但し結果論として、被害が少なかったからワクチン接種率が低いとも言えるので、「ワクチンの効果」は闇の中と言えます。

 それでも、コロナ感染死亡者数に関して
「ワクチン接種回数ごとの死亡率」を少し前の記事で書いたので、「闇の中」を知りたい人は参考にして下さいww