オメガねこ

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智識はバカを人にする。
信じるか信じないかは、自分次第です。

「DNA修復」 と 「スパイク蛋白質」

2022年03月12日 | 医学・健康
 「DNA修復」に関してウィキペディアによると、

DNA分子の損傷は「1日1細胞あたり最大50万回程度発生」することが知られており、その原因は、正常な代謝活動に伴うもの(DNAポリメラーゼによるDNA複製ミス)と環境要因によるもの(紫外線など)がある。それぞれに対応し、DNA修復には定常的に働いているものと、環境要因などによって誘起されるものがある。

だそうです。

 また、個体が若いうちは「DNAの修復能力」があるので問題は無いのですが、損傷が激しく修復が追い付かなくなるとアポトーシス(細胞自死)が行われ新陳代謝が進むとされています。

 個体の老化と共に「アポトーシスの能力(正常な機能)」も弱体化し、完全に失われる前に細胞自体の休眠化(老化)が行われ「癌化」を防ぐそうです。但し、「個体(生物そのもの)の老化」と「細胞(個体の構成組織)の老化」とは、概念が違います。

 SARS-CoV-2(コロナウイルスビリオン)の「スパイク蛋白」を、人の体液性(自然)免疫機構は「異物」としては捉えていないようで、容易に細胞に取り付いてしまいます。これが細胞内に入り込むと「細胞(獲得)免疫機構」が活性化されウイルス遺伝子と共にスパイク成分も「毒物として記憶(メモリーT細胞)」されるようです。

 この機序を利用したのが「mRNAワクチン」で、筋肉注射する事で細胞内に「スパイク蛋白を産生する人口(複製)RNA」を打ち込みます。産生されるスパイク蛋白に対する免疫反応を期待しますが、この時に過剰反応が起きた時は「副反応」と言います。但し、この「mRNAワクチン」自体に対して免疫反応等を起こした場合は「副作用」と言うべきなのですが政府や医薬品メーカーは頑なに拒否しています。

 
「ワクチン接種を推進している分科会の専門家」がワクチン無接種だったことが分かりましたが、それに対しアレルギー体質を理由にしています。若しも「スパイク蛋白」に対するアレルギーならば、コロナ感染するととんでもない事が起こるので、例えワクチン接種でアレルギーを起こしてもその対応の準備をしていれば「リスクよりベネフィットの方が大きい」と言えます。

 何よりも、体験した事が無い「スパイク蛋白アレルギー」をワクチン接種する前にわかる筈は無いと思いますが、若しも事前に分かれば「コロナ感染」に対する重症化リスクのある人をある程度識別できる事になります。

副反応;ウイルスや細菌またはその構成成分から作られるワクチンによる、目的以外の作用。
(mRNAワクチンは、それ自体はワクチンでは無く、産生されるスパイク蛋白が「本来のワクチン成分」と言える。)

副作用;医薬品の使用、あるいは医療的処置に伴って生じた、治療者や患者が望んでいない作用全般のことである。
(mRNAワクチンの接種は医療的処置と言え、スパイク蛋白が産生される前の望んでいない作用は「副作用」になる。)

 つまり、「mRNAワクチン」と称される化学物質に対する直接のアレルギー反応は「医薬品であるmRNAワクチンの副作用」と言えます。

 
「スパイク蛋白は遺伝子の修復機能を90%抑制させる」との研究結果が有るようです。つまり、(異常)遺伝子が修復されないで増殖すると、ウイルスにとっては「変異株」が発生し易くなるため、宿主の抗体から逃れる確率が高まり好都合と言えます。

 一方、宿主細胞が増殖する時にも遺伝子の修復作用が「スパイク蛋白」によって機能低下する事も考えられ、その場合は「ガン化」するかも知れません。通常は、遺伝子異常を起こした細胞はアポトーシスによって消滅し新陳代謝が起こるので若者にはあまり影響は無いようですが、新陳代謝機能が劣化した個体の場合は、「癌化」する確率が高くなるかもしれません。

 推論。
コロナ禍(mRNAワクチン接種も含む)後に、若い人の「がん検診」を拡充すると、「PCR検査」での非感染者に対する陽性反応と同様に、「スパイク蛋白による病理に対する自己修復機能の有る若者の「がん患者」が量産される事が予想されます。



「奈良の大仏」と「蔓延防止等重点措置」

2022年02月05日 | 医学・健康
 2月4日の新型コロナ致死率が「0.093%」になり、季節性インフルエンザの統計致死率「0.1%」に急接近しています。

 「コロナ陽性者」が増えると「翻車魚(マンボウ)」に頼る人は「感染」しないで済むのかもしれません。「奈良の大仏」と同様の効果は期待できると思います。

 「奈良の大仏」の正式名は東大寺盧舎那仏像で、7年間(745~752年)かけて建立されたそうです。その時代には「疫病(天然痘)、天災(地震・飢餓)、人災(内乱)」などが多発したために、聖武天皇が社会不安を取り除き国を安定させようと考えたそうです。

 当時は「病は気から」の時代なので、「邪気」を払う事にはそれなりに効果は有ったのかも知れませんが、今では笑い話・・・・・でも無いようです。
「翻車魚(満方)」には疫病除けの効果があるとされていて、今でも為政者の多くは信じているようですww

 但し、邪気払い大仏の本家である奈良県の荒井正吾知事が
「蔓延防止は効果がない」と言っているので、「翻車魚」を信じる事と感染抑制には関係がないのかも知れません。大阪と奈良の比較データを見ても「翻車魚の邪気払い」には効果が無かった事は明らかです。若しかすると、新井知事は隠れて「廬舎那仏」にお祈りしているのかも知れませんが、感染予防の4原則として、

・マスク
・距離
・換気
・消毒

を徹底すべきとも言っています。4原則の内、「消毒」を除く効果は「科学的」には証明されてはいないのですが、これも「信心」が大切で「病は気から」には有効だと思います。

 「距離」は満員電車やパチンコ店の例が示すように、近い事が原因では無い事は明らかです。「マスク」の場合はウイルスの飛散距離が短くなりますが、そこで「換気」をすると飛散距離が伸びていまいます。これでは、感染リスクを抑えることが出来ても、「PCR検査(Ct=45)での陽性反応(ウイルス数=5ヶ)」からは逃れる事は出来ません。

 「消毒(アルコール)」の場合は、ウイルスビリオンのエンベロープの成分が油脂なのでアルコールに溶けやすく、無害化できる可能性は十分に考えられますが「塩素系消毒剤」の場合は良く分かりません。但し、活性を失ったウイルスでも強力な「PCR検査」からは逃れる事は出来ません。「無症状感染者」と呼ばれたくなければ、アルコール消毒をしている人には近寄らない方が良いかもしれません。

 「科学」を信じる人ならば、風邪の蔓延防止には風邪を引くことが一番である事は理解できると思います。早い者勝ちで、風邪が蔓延する前に風邪を引き、2~3日休養して免疫を獲得すれば、流行時には感染しないで済む可能性が高くなります。

 物理的予防で感染確率を低くする事は出来ても、ウイルスを完全に回避する事は困難です。感染しても耐えられる体を維持する事の方が大切です。基礎疾患が無ければ、運動をして塩分を多めに取り、熱めのサウナや風呂で体温上げてお茶を飲めば、ウイルスが付着しても感染を防ぐ可能性が高まります。更に
「ビタミン、亜鉛、ミネラルなど」を多く含んだ食品を摂取すれば、感染しても重症化を抑える効果が期待できます。

 「マンボウの疫病除け」よりは、遥かに効果は有ると思います。



「感染死亡数」 と 「陽性死亡数」

2022年01月03日 | 医学・健康
 厚労省が各行政衛生主管部に通知した「新型コロナウイルス感染症患者の急変及び死亡時の連絡について」の別紙では、

○ 厚生労働省としては、可能な範囲で速やかに死亡者数を把握する観点から、感染症法に基づく報告による新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、亡くなった方を集計して公表する取扱いとしています。

○ したがって、事務連絡中の「新型コロナウイルス感染症患者が死亡したとき」については、厳密な死因を問いません。新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、入院中や療養中に亡くなった方については、都道府県等において公表するとともに、厚生労働省への報告を行うようお願いいたします。

と、なっています。つまり「死亡報告」の対象は、「新型コロナウイルス感染症の陽性者」が死亡した場合であり、「PCR検査の陽性者では有りません。

  「PCR検査の陽性者」とは、「症状」の如何に拠らず「新型コロナウイルスウイルスやその破片の付着者」も含まれ、総てが「感染者」とは限らないので除外される人も含まれる事になります。但し、喉や鼻腔にウイルスの破片が付着する事も感染症に含まれる「症状」ならば、これ以上何も申しますまいww

 但し、活性コロナウイルスをマスクに付着させて市中を歩き回っている人も「感染症」に含んだ方が、公衆衛生上も好ましいと思います。是非ともマスクの「PCR検査」も徹底して貰いたいと思います。

 ところで、厚労省の佐原総括審議官は、参議院特別委員会(2020/12/02)で、

「PCRの陽性判定 イコール ウイルスの感染性の証明ということではない。」

と答弁している事が、総務省の「武田総務大臣閣議後記者会見の概要」で「新型コロナPCR検査判定に係る報道」欄に書かれています。

 「感染性の証明」は「感染の証明」よりも甘い表現なので、検査対象外の人を除くと、

「PCR陽性者」≧「感染性のある人」≧「感染者」≧「有症者」

となり、「症状」のある人は当人は勿論の事他人が見ても分かるので、「有症者」を除くと「感染者」が確率的に最も少なくなります。但し、偶然に同数になる事も考えられるので、強くは主張しません。

 医療関係者が何をもって「感染症の陽性者」と「PCR検査の陽性者」を仕分けしているのかは分かりませんが、厚労省の
「報道関係者向け発表」では、今でも「新型コロナウイルス感染症の感染者数」と「検査陽性者数」はピタリと一致しています。また、表中に「PCR検査実施人数」は書かれていますが、「感染症の感染者数」は表示されていません。

 これが事実とすると、「検査陽性者」は「PCR以外の検査」を全員している事になり、毎日のように報道機関が公表する「昨日の感染者数」はほゞ前日の人数である事から、日本では「PCR検査後24時間以内に、PCR検査以外でコロナ感染者数を確認している」と言えます。その割には自宅療養者が数日後に死亡したり、入国・帰国後2週間ほど自主隔離しているのが不思議です。

 私は素直な日本人なので、厚労省が「感染者ではないPCR陽性確認者」を「感染者」に加えて患者数を膨らまし、国民に恐怖心を植え付けているとは如何しても思えません。

 24時間で確実に「感染性」が確認できるのなら、「感染(性)者全員(PCR陽性者ではない)」が病院で治療しなければならないと思うのですが、素人の私には理解できません。このブログを見ている人で「医療に詳しい人」がいたら教えて下さい。


「イベルメクチン」 と 「自然免疫」

2021年12月22日 | 医学・健康
 「イベルメクチン」はコロナウイルスを無毒化する医薬品では無く、線虫のシナプス前神経終末において、「γ-アミノ酪酸(GABA)」の遊離を促進することにより、節後神経シナプスの刺激を遮断する駆虫薬とされています。

 ウィキペディアによると、
イベルメクチンの作用機序は、

【無脊椎動物の神経・筋細胞に存在するグルタミン酸作動性Cl⁻チャネルに特異的かつ高い親和性を持ち結合し、Cl⁻に対する細胞膜の透過性を上昇させる。これにより、Cl⁻が細胞内に流入するため神経細胞や筋細胞の過分極が生じ、寄生虫が麻痺を起こし死滅する。】

とされています。

 また、神経伝達物質として、

【グルタミン酸が基本的に興奮性の神経伝達物質であるのに対し、GABAは基本的に抑制性の神経伝達物質である。GABA作動性のニューロンとしては大脳基底核の線条体からの投射ニューロン(中型有棘細胞)や、小脳のプルキンエ細胞などがある。】

などと、難解な説明がなされていますが簡単に言うと、「グルタミン酸」は細胞を活性化し、「GABA」は細胞を鎮静化するらしいです。若しかすると、味の素を食べると細胞が活発になって頭の回転が良くなり、「イベルメクチン」が処方されて「GABA」が増えると「健忘症」になるかもしれません。

 それは兎も角、「イベルメクチン」の作用によってGABAが生成(遊離)され、GABAの作用によって特定の細胞が抑制されると云う事なので、これは、体液性免疫(細胞)の過剰反応を抑える事で「サイトカインストーム」を起こし難くする可能性も考えられます。

 少なくとも日本人にとっては、コロナウイルス自体は「普通の風邪」の病原体で、大して害は無いのですが、自己免疫が過剰に反応した時には自らを苦しめます。この自己免疫(自然免疫・体液性免疫・細胞免疫)の内「免疫細胞」は、それ自体は「宿主に共生した生物」であり、元々は宿主とは別の「生物」ですが共生する事で「進化?」し現在に至ります。

 いずれ、コロナウイルスもステルス化するか、或いは宿主に対する無害化を遂げて共生するようになり、新たな「部外者」と戦ってくれるかもしれません。

 軟弱なコロナウイルスが自然免疫(唾液や痰など)によって無害化・排除された場合でも、「PCR検査」では「その破片」を拾って陽性反応を示します。これが「無症状感染者(正しくは陽性者)」と呼ばれる理由で、「陽性者」と「感染者」を同一視することから、人為的なパンデミックを起こしています。

 この「PCR陽性未病者」は、体液性免疫による抗体を獲得していないので、抗体検査をしても陰性になり「感染しても抗体は得られない」との汚名を着せられます。元々、感染していないので当然ですが、体力が有る限り問題は有りません。

 mRNAワクチン接種でコロナウイルスと敵対し、ウイルス本体の情報を取り込めなかった宿主は「次なる敵」に敗北するかも知れません。自然感染しウイルス情報を取り込む事が出来た「宿主」が次世代を担う事になります。


「コロナ患者」 と 「高血圧患者」

2021年11月26日 | 医学・健康
 厚労省は今でも「新型コロナ」の発生状況についての「公式ページ」では、日本の「PCR陽性者」を「感染者」とは書いていないのですが、「報道機関向け」には、

>>> 令和3年11月24日現在の新型コロナウイルス感染症に関する状況及び厚生労働省の対応についてお知らせします。
国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は1,726,624例、死亡者は18,351名となりました。また、入院治療等を要する者は1,315名、退院又は療養解除となった者は1,707,182名となりました。 <<<

と、「感染者」扱いしています。そのページの表などを見ると「陽性者」と書いてあるので、間違いである事は素人でも解るのですが、やはり厚労省の役人は「報道機関は素人以下」と思っている事が分ります。

 その素人以下の報道機関の報道を信じる日本国民はいないと思いますが、日本に住む人民なら信じるかも知れません。

 これは、例えば「座っている人は、歩行不能者」「明石家さんまは、多動性障害」と決めつけている事になり、医学的ではありません。これと同じような事が「高血圧症」にもあり、厚労省の
「成人における血圧値の分類」の表では「130-139mmHg(収縮期血圧)かつ/または 80-89mmHg(拡張期血圧)」を「高値血圧」の名前で(正しく)表示していますが、その下の「高血圧の予防」欄での説明には「高血圧症の予防に欠かせないのは、食塩摂取量の制限です。・・・」と書いていて、いつの間にか「高値血圧」を「高血圧症」に誘導しています。

 また、「今なお20歳以上の国民の二人に一人は高血圧です。」と書いている根拠の表を見ると「総数が3,129人」で「高血圧症有病者数は1,564人」とされていて、「高血圧症有病者の判定は、収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上、もしくは血圧を下げる薬を服用している者。」とされています。

 その、「総数:3,129人」は無作為抽出と仮定しても、病院の健康診断で「血圧130以上は高血圧」と診断されると降圧剤が処方される可能性があり、未病者でも拒否はし難いと思います。特に「有病者扱い」された人の過半数は70歳以上で、自己負担率が10%の時期(H30)の調査なのでほゞ「有病者」は確定します。

 但し、「有病者」の血圧が140以上だからと言って実際に症状が有るとは限らないので「病気」とは言えません。例えば「身長が180Cm以上は高身長」と定義しているようなもので、戸の上枠にぶつかって死ぬかも知れませんが「病気」とは言いません。それどころか、高齢になって血圧が低いと血流量が減り、ボケたり感染症に罹り易くなる可能性も指摘されています。

 それはさておき、日本人で塩分が血圧に影響する割合は20%程度とされています。ただし、影響するだけであり、その人が「高血圧症の有病者」であるかどうかは判りません。それは、塩分を摂取すると血圧が160になるが、時間が経過すると120に戻るかも知れないからです。運動をすると血圧が上がるからと言って「患者」にはなれないのと同じです。

 血圧が「140/90mmHg以上または降圧薬服用中」の人を「高血圧症有病者」としていますが、これは必ずしも「高血圧症患者」では無いので、「自覚症状」は無くても厚労省の定義に当てはまるだけの人です。つまり、「PCR陽性者」を「コロナ感染者」と言ってワクチンを自己責任で接種するのと同じで、「降圧剤」を処方された未病者でも受け入れやすくする為の策略です。

 実際には、その多くは「コロナ患者」でも無く「高血圧症患者」でもありません。但し、降圧剤の内「カルシウム拮抗薬 (血管拡張剤)」は、心臓の負担を抑えて血流を増やし、片頭痛(私の経験)や感染症予防(理論上)には有用だと思います。