1902年から1923年まで続いた「日英同盟」は、止むを得ないとは言っても、アジアにおける英国植民地の惨状を見ると、「アジア開放」の理念とは相反する政策で、当時の国際情勢とは別に、日本の理念を遂行する為には解消せざるを得ない同盟でした。
最近の世界情勢では、「香港動乱」を見ても英国はアジアの敵ではありません。寧ろ、「戦前の英国による悪事」を中国が入れ替わって再現しています。
「歴史から学ぶ」事が出来る為政者ならば、中共との連携を絶って英国との同盟を再構築するべきです。
日本が「太平洋戦争」に負けたとは言っても、「大東亜戦争」の理念はある程度成就され、アジアは名目的には解放されました。日本の経済力に余裕が無い為、実質的な「アジア開放」は未達です。その隙間に中共が入り込み、欧米諸国に代わって今度は中共が同じ過ちを繰り返し、アジア諸国の植民地化を謀っています。
「真珠湾、バターン・コレヒドール、珊瑚海・・・、メモリアルに刻まれた戦場の名が心をよぎり、私はアメリカの若者の、失われた夢、未来を思いました。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。私は深い悔悟を胸に、しばしその場に立って、黙とうをささげました。」
、と演説しました。
「私は深い悔悟を胸に」の「悔悟」とは、「自分のした事を悪かったとさとり、後悔し改めようとすること。」なので、これが「安倍首相の悪事」ではない場合、「日本の戦争行為が悪事」であった事を意味します。
現在では「アジア開放」を主張する国は日本一国だけではなく、中共や独裁国家を除けば、ほゞ総ての国が主張していると思います。ようやく世界が、「大東亜戦争」の理念である「人種平等・自主独立」の理念に追いついてきました。しかし、安倍首相はまだ追いついていないようです。
「新日英同盟」は軍事同盟である必要は無く、と言うよりも寧ろ、核ミサイルが存在する現状では「対等軍事同盟」は危険であり、同盟国が侵略された場合には「自動参戦」が義務付けられ、小さな切っ掛けで地球滅亡に繋がる確率が上昇します。これは、「核抑止力」が無効になる事を意味します。
これからの同盟は、「軍備同盟」や「経済同盟」など、「武力戦争行為」と同期しない「政治同盟」で、敵対国を政治・経済で隔離する手法が効果的です。「武力戦争行為」は各国の意思に任せ、第三次世界大戦に繋がらないようにする必要があります。
普通選挙によらない代表が支配する国家を除外した「国際民主経済協定」を結び、その締結国間での各種条約・同盟を結ぶことで、共産主義を含む独裁資本や無国籍金融資本を排除し、民主的な国家主権を保障する必要があります。

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