オメガねこ

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「コミナティ治験」と「イルミナティ知見」②TakeⅡ

2021年05月28日 | 統計
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TakeⅠは、誤解される恐れのある語句を使用していたので削除しました。
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 以下の表は、5月25日に書いた
「コミナティのSARS-CoV-2による感染症に対する有効性」の表を援用したものです。概略はその説明文を参照してください。

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「有効性」に特別な定義が有るのかは判りませんが、誤解を防ぐ為に、
以下、「有効数」⇒「予防数」、「有効性」⇒「予防性」とします。    
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 そこで、「予防性:V」が100%と50%、「既感染率:D」が60%と2%の状態を仮定し考察します。また、予防性の計算式は、

予防数=プラセボ群感染数-本剤接種群感染数

予防性=100X予防数/プラセボ群感染数
   =100X(1-「本剤接種群感染数/プラセボ群感染数」)

で、何れも治験推定期間(60日)の自然感染率を「1%」とします。「コミナティの有効性測定の治験」での自然感染率は、追跡期間(中央値)が VE1 が57日で0.88%と、VE2 が55日で0.84%です。

 また、「感染症確定数」の定義も定かでないので、「ワクチン接種に於ける効果測定」の意味から、ここでは「検査時点で、免疫を獲得済み(感染済みも含む)の人数」とし、その内「予防数」はワクチンによって免疫を獲得たと推定される人数で、「PCR陽性確認数」とは違います。

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*仮定(V=100%、D=60%)

VE1:未感染者のみの治験推定。
VE2:「D=60%」集合からの無作為部分集合の治験推定。
VE3:既感染者のみの治験推定。

 VE1 : 対象数  感染症確定数  予防数:
                       :予防性(%)
本剤接種群:10000     0   100:
プラセボ群:10000   100      :100.0

 VE2 :
本剤接種群:10000  6000    40:
プラセボ群:10000  6040      :  0.66

 VE3 :
本剤接種群:10000 10000     0:
プラセボ群:10000 10000      :  0

 この「VE2」場合、「既感染者は60%」なので最初から免疫獲得者は6000人いて、「未感染者4000人」の1%(40人)が治験開始後に自然感染する為、「プラセボ総感染者」は 6040人 になります。
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*仮定(V=100%、D=2%)

VE1:未感染者のみの治験推定。
VE2:「D=2%」集合からの無作為部分集合の治験推定。
VE3:既感染者のみの治験は常に「予防性は0%」になるので以下省略。

 VE1 : 対象数  感染症確定数  予防数:
                       :予防性(%)
本剤接種群:10000     0   100:
プラセボ群:10000   100      :100.0

 VE2 :

本剤接種群:10000   200    98:
プラセボ群:10000   298      : 32.9

 この「VE2」場合、「既感染者は2%」なので最初から免疫獲得者は200人いて、「未感染者9800人」の1%(98人)が治験開始後に自然感染する為、「プラセボ総感染者」は 298人 になります。
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*仮定(V=50%、D=60%)

VE1:未感染者のみの治験推定。
VE2:「D=60%」集合からの無作為部分集合の治験推定。

 VE1 : 対象数  感染症確定数 予防数:
                      :予防性(%)
本剤接種群:10000    50   50:
プラセボ群:10000   100     :50.0

 VE2 :

本剤接種群:10000  6020   20:
プラセボ群:10000  6040     : 0.33
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*仮定(V=50%、D=2%)

VE1:未感染者のみの治験推定。
VE2:「D=2%」集合からの無作為部分集合の治験推定。

 VE1 : 対象数  感染症確定数 予防数:
                      :予防性(%)
本剤接種群:10000    50   50:
プラセボ群:10000   100     :50.0

 VE2 :

本剤接種群:10000   249   49:
プラセボ群:10000   298     :16.4
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 市中感染率が2%の地域では、「予防性100%のワクチン」でも「市中での予防性は32.9%」です。この「既感染率=2%」は、日本で言うと「250万人」に相当し、今の3倍以上になりますが、その時点で「無作為接種」しても「予防性=32.9%」にしかならない事を示しています。

 言い換えると、「人口の2%が免疫を持つと、ワクチン接種の予防性は1/3以下になる」です。また同様に、「人口の60%以上が免疫を持つと、ワクチン接種の予防性は0.66%以下になる」と言え、これは「集団免疫」と符合します。

 つまり、日本人の現在の「既感染者数(陽性確認数を代用)」70万人に加えて「100%予防性ワクチン接種完了者」が180万人に達すると、後の「無作為接種によるワクチンの予防性、或いはウイルスによる免疫獲得予防性」は1/3に低下する事になります。それは、ウイルスに感染するのとワクチンを接種するのとでは、免疫獲得の面から見ると同じだからであり、また免疫獲得者が更に「ワクチン接種やウイルス暴露」しても「新規の免疫獲得者」にはならないからです。

 この「事実」を敷衍すると、当初から「従来型ウイルスに対する免疫」を日本人の2%(250万人)が持っていた場合、例え「予防性100%のワクチン」を集団接種しても、計算の上では33%の予防性しか発揮しない事になります。

 更に、日本人の半数以上(例えば60%)が免疫を持っていて、その人がウイルスを浴びても感染しないとしたら、「予防性100%のワクチン」を集団接種しても日本では「予防性0.66%」のワクチンになります。

 「従来国製のワクチン」の有効性は50%とされていて、その副反応の危険性が無いとしても接種する人は少ないと思いますが、アメリカ製なら「33%の予防性」でも接種する人がいるかも知れません。それでも、いくら何でも「予防性1%以下」の場合は、特定の人以外で接種する人はいないと思います。

 「ワクチン接種」が有効に働くためには、「自然免疫が無い人」で、且つ過去に感染した事が無く「獲得免疫を持っていない人」を探し出し、選択的に接種する必要があります。以上の事から「無作為接種」や「一億総接種」は資源の無駄と言え、
「竹槍作戦」のほうが「光明(Illuminati)」が見えます。

 私は、「従来型ウイルス」に対する免疫力を東アジア人、特に「日本人」は特異的に保有していると考え、私に割り当てられるワクチン
は外来系の接種希望者に譲ります。

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以上、定義が定かでない語句が有る為、納得されない方はご一報を。
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