Wikiで調べた【日本の財政問題】によると、歴代内閣による財政赤字額の概略は、
内閣:年度予算の回数(財政赤字累計額)当該内閣期間の赤字額(年度平均赤字額)
安倍晋三:7回(平成31年3月末までの1140兆円)100兆円(14兆円)
小泉純一郎:5回(880兆円)283兆円(57兆円)
橋本龍太郎:3回(400兆円)67兆円(22兆円)
小渕恵三:2回(490兆円)93兆円(47兆円)
野田佳彦:1回(1043兆円)44兆円(44兆円)
菅直人:1回(998兆円)48兆円(48兆円)
森喜朗:1回(596兆円)51兆円(51兆円)
福田康夫:1回(890兆円)8兆円(8兆円)
麻生太郎:1回(910兆円)20兆円(20兆円)
で、安倍内閣では単年度赤字額が累積赤字額の1.2%程(一般会計予算の15%程)で、民主党政権時代の4%(同40%)の1/3に減りました。
概ね、財政赤字を増やした年度付近は1~2%の「経済成長」を達成し、減らした年度付近は停滞しています。ちなみに、1991年から2016年迄の平均成長率は1.0%程です。
1985年(3%導入)から2019年(予想額)までの34年間の総消費税徴税額は312兆円で、年平均9兆円です。税率3%の時の税収は年間5兆円程で、税率5%時10兆円、8%時17兆円にと、目論見通りに「景気に左右され難い税制」ですが、「景気を左右」しました。
一方、法人税率は1984年の43.3%から2018年には23.2%になりました。一般企業の内部留保は2008年の280兆円 から2017年の450兆円 と、10年で170兆円増え、年平均にすると17兆円増えた事になります。
年間の、消費税率8%時の徴税額と企業の内部留保増加額は、ともに「17兆円」ですが、これは偶然でしょうか?
今月から消費税率が10%なので、来年度からの企業の内部留保は毎年「20兆円増」になるかも知れません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます