「地域覇権主義」⇒「大侵略時代(通称、大航海時代)」⇒「国家植民地主義」⇒「共産主義」⇒「グローバル主義」と、地球全体をワンワールドに仕上げる策謀が為されてきました。
この流れで、「共産主義」は社会主義を掲げて「世界の労働者階級は連帯せよ」とのプロパガンダによって資金を集め、新しい「共産主義資本家」を誕生させる事に成功しましたが、「資本主義資本家」との間で覇権争いが起き、ソ連が崩壊しました。
現在は「グローバル主義」と言われていますが、正確には「グローバル(覇権)全体主義」と言えます。これに似た言葉に「国際主義(グローバル個人主義)」があり、個人が国境に捉われずに生きて行くと云う思想で、個人や企業が国境を県境としてしか意識する必要のない世界です。欧州連合がこれに近いのですが、綻びも生じています。
「当初の欧州」の様に、地域内の住民だけで「グローバル個人主義」を、ルールに従い実行するのには何も問題は無いのですが、そこに「域外の国民(意図を持った人民)」が「内外人平等主義」を掲げて参入してくると、地域崩壊を起こします。この欠陥を巧みに利用したのが「グローバル全体主義者(世界金融資本)」です。この人たちの口癖は「自由・平等・博愛」ですが、金融資本家本人は別の世界に住んでいて、国民や人民と交じり合う事は有りません。
この「グローバル主義」は水平方向(地勢軸)のワンワールドを目指していて、「多様性」を消失させる方向に動きます。世界中の何処へ行っても全体としては同じ「自由・平等・博愛」を保障されているのですが、個人としての「自由・平等・博愛」は認められることは有りません。つまり、「自由・平等・博愛」は共産主義社会に於ける「被支配者階級(労働者)」と同様に、勝ち取るモノではなく、「金融資本家」から博愛をもって平等に分け与えられるモノになります。
中華人民共和国憲法(第51条)には「中華人民共和国市民は、自由および権利を害してはならない。」と書いてあり、人民に対しては「人民の自由・権利」を侵害する事が禁止されていますが、中国共産党が「人民の自由・権利」を侵害する事は禁止されていません。つまり、共産党が「博愛を以て人民の自由・権利を与える」事を意味します。
少し前に流行った「リベラリズム」も、この非対称な「グローバル個人主義」の事で、単に多様性を破壊する「グローバル全体主義者」に利用されるだけの愚かしい思想です。トランプ大統領はこの「多様性の破壊活動」を破壊しようとしています。
江戸時代と明治時代は見た目の文化は違いますが、「民俗性」は然ほど変わっていないと思います。「江戸民族」と「明治民族」は同居できませんが、「民俗性」は時間を超えて維持できます。但し、敗戦後の日本は「日本民族」である事を否定する「民族」が増えて来て、トランプ以前のアメリカに似ています。
違う文化の民族が互いに譲り合い、文化の習合が為されると云う事は、古い二つの文化消滅して新しい一つの文化が誕生する事になり、「多様性」が一つ失われたと言えます。「グローバル(リベラル)主義者」は恰も多様性を尊重しているかのような言い方をしますが、実際には共産主義と同様に「世界の均質化」を目指しています。
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自分の頭の中を整理しているだけなので、正しいかどうかは分かりませんが、他の人の何かの役に立てば私としても嬉しいです。
しかし最も問題が多いシステムはあの公的な機関であるべきはずの通貨発行機関が私人に独占されているということかな・・あれは公共の福祉なり、違憲なり、軍事裁判なりやろうと思えばいくらでもできると思う。怖いのはその報復でやってくるバイオテロとか核攻撃だろうね。日本国内では憲法上は他国と密通して武力攻撃させることも、そもそも防衛以上の武力を保持することも禁じているわけだが、日本国内のワンワールド勢力はずっとそれをやり続けている。普通に他国と密通したうえでの国家破壊という意味で外患誘致とかまあ死刑がかすめてくると思うね。それらの侵略資金を日本の国税であるODAから出していたこと、そもそも金本位制しか通貨がないこと自体も違憲として裁けるんじゃないかな・・
フランス革命は一応「資本主義革命」のジャンルに有り、固定身分制度を廃止して、資本による身分制度を確立した「ブルジョア革命」です。
「共産主義革命」は名目上、ブルジョアによる身分制度を廃止して「労働者の資質」による身分制度を確立する「プロレタリア革命」です。
「労働者の資質」による身分制度とは、トップに「頭脳労働者」を据えて、その指示に従う条件で胴体・手・足は「自由・平等・博愛」を保障されることです。
現在は「金融主義革命」なので、簡単に言えば「最も多額のお金を動かす事の出来る人がトップになれる」システムです。家系・学歴・資産などでは無く、「ヒトを騙す能力」さえあればトップになれます。