オメガねこ

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「ワクチン接種率」 と 「死亡率」 ④

2021年09月24日 | 統計
 大騒ぎをしたオリパラやフェスの甲斐も無く、日本のコロナ騒動第4波が収まりましたが、ここでワクチン接種の有効性を考察します(9月21日のデータ)。

接種率  ;人口100人当りの接種回数。
累積感染率;人口百万人当り、1日当りの総感染者数(540日間平均)。
累積死亡率;  〃    、  〃  総死亡者数(   〃   )。
直近感染率;人口百万人当り、直近7日移動平均の感染数(陽性確認数)。
直近死亡率;  〃    、  〃      死亡数。
感染倍率 ;「直近感染率/累積感染率」(倍)
死亡倍率 ;「直近死亡率/累積死亡率」(倍)


  国名  :接種率:累積感染率:    :累積死亡率
           直近感染率:感染倍率:直近死亡率:死亡倍率

UAE   :200:148.3:    : 0.42
            54.4:0.37: 0.22:0.52

イスラエル :163:261.4:    : 1.59
           828.1:3.17: 2.39:1.50

ノルウェー :143: 63.0:    : 0.28
           149.9:2.38: 0.37:1.32

イギリス  :140:209.9:    : 3.78
           452.8:2.16: 2.15:0.57

スウェーデン:131:206.4:    : 2.66
            96.8:0.47: 0.97:0.36

日本    :122: 24.9:    : 0.26
            39.1:1.57: 0.44:1.69

アメリカ  :117:239.6:    : 3.83
           423.6:1.77: 5.94:1.55

ナイジェリア:  3:  1.9:    : 0.02
          :  1.9:1.00: 0.03:1.50

エチオピア :  3:  5.9:    : 0.09
          : 12.7:2.15: 0.25:2.78

 イスラエルはファイザー製のワクチンを接種していて、当初は「95%の有効率」を示していたようですが半年経過すると「39%の有効率」になり、現在は「世界最悪クラスの感染率」になっています。それにも懲りず「ブースタ効果(86%の有効率)」を狙って3回接種を実行中で、早くも
「4回接種」を計画しているようです。

 イスラエルの「高接種率」と「厳しいロックダウン」の効果を、科学的に分析すると、通常は「何れも有効ではない」との結論に行き着くとは思うのですが、世界で最も情報技術が進んでいるイスラエルの選んだ道が「同じ政策を強化して継続する」です。若しもイスラエルの選択が正しいとすると、「武漢ウイルスは自然の法則に反する病原体」であると判断している事になります。

 報道では「高名なラビの墓があるウクライナ中部のウマニへの巡礼も、昨年は見送られたが今年は再開され、ワクチン接種を拒む超正統派のユダヤ教徒が大挙して参加した。」とされていますが、「超正統派のユダヤ教徒」の感染率や死亡率は分かりません。

 
「ワクチン-19」の未接種者が殆どいなくなったイスラエルでは、「超正統派のユダヤ教徒」は、ワクチンの有効率を算定する為には必要で、貴重な存在です。「武漢ウイルス」が自然の法則に逆らう人工ウイルスならば、ワクチン接種者が生き残り、未接種者(私も含む)は絶滅するかも知れません。

 UAEは実際に何処のワクチンを接種しているのか(していないのか?)は判りませんが、統計上は、UAEは「ワクチン接種の有効性」を証明しているように見えます。但し、UAEは「シノファーム社」と「ファイザー社」のワクチンをショットしていて
「8月からは3回目の接種」が始まっているようです。UAEでの「毒チン」の有害事象は分かりませんが、ワクチンをショットし続ける事で乗り切るつもりのようです。

 最初から自然感染を容認したスウェーデンは、同じ民族系のイギリスやノルウェーよりも「感染倍率」と「死亡倍率」は、相変わらず低くなっています。各国が何故「スウェーデン方式」を取り入れないのかが分かりません。

 また、ナイジェリアとエチオピアを見ると、「ワクチン接種」を推進する意味が何処にあるのか、高校に通った事のない理系の私には理解できません。



4 コメント

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Unknown (camper)
2021-09-25 21:53:27
質問です。複雑化したくないので、日本だけに話題を絞りましょう。日本では、これまでに大きく5回の感染の波が押し寄せました。その波は、後になるほど大きくなった傾向がありますよね。最初の波は小さなものでした。その波が小さかった頃が殆どの540日間の人口百万人当り、1日当りの総感染者数、死亡者数は、小さなものになるのは当然だと思います。それと、デルタ株などで感染数が増大したここ直近との人口当たりの感染者数・死者数を比較しても、あまり意味は無いと私は感じます。
出来れば、新規陽性者数当たりの重症者数、死者数の比較をしていただけるととてもありがたいです。
もし、人口当たりの感染者数・死者数に意味があると言われるのであれば、今後も長期にデータを出し続けていただいて、徐々に色々な差異が平坦化する(差が無くなっていく)のを発表し続けていただけたらと思っています。
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Unknown (yk-soft-85)
2021-09-26 10:49:17
camperさん、コメあり。

先ずは、日本に関して言うと、私は最初の第一波は「コロナ禍」だと思いますが、それ以降は「コロナ騒動」が4回有ったと思っています。その件については、後日UPします。

この表は「ワクチン接種率」の有効性を考察する為なので、国際比較で「若し有効ならば、現在の感染率・死亡率は、相対的にワクチン接種率の高い国ほど倍率は小さくなる」との結果を期待しましたが、相関性は見えないどころか、寧ろ「逆ではないか」と思えます。

また、「新規陽性者数当たりの重症者数、死者数」は、時差(死亡者・重傷者の感染時期、や無症状感染者の突然死など)が有る為か、厚労省は「統計データ」としては公表していません。全資料を査読すれば可能かもしれませんが、私には無理です。

何せ、ワクチン接種後一週間以内に死亡しても「関連性は確認できない」とされているので、こればかりは厚労省でも無理だと思います。
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Unknown (camper)
2021-09-26 18:19:33
テレビ倒さんさん、丁寧な返答ありがとうございました。
そうですか。時間差はありますものね。なかなか「新規陽性者当たりの重症化率:死亡率」の算出は難しいのかもしれません。しかし、厚生労働省は、個別に追跡すればデータは出せるはずなので、出してくれればいいのですが、それどころではない状況が続いているのでしょうね。
医療現場で現実の患者さんに対していると、テレビ倒さんさんのデータとは裏腹に、ワクチンを接種した人は罹患する率も低いし、何より重症化率低いです。私の知る範囲では(範囲は狭いですが)ブレイクスルー感染で死に至った方はゼロです。
 これまでに集団接種会場、個別接種あわせて4,5千人の接種にかかわってきたと思いますが、接種後の副反応で入院にまで至った方は1名だけでした。(無事に退院されて来ました。)

いつも、面白い視点に感心させていただいています。結論は異なりますが、お互いの存在を楽しんでいけたら良いなと思っておRます。
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Unknown (yk-soft-85)
2021-09-26 18:46:25
camperさん、こんばんわ。

何せ、ワクチン接種後の死亡事例は10万人に一人ですからネ。私の廻りでは「感染者」ですら聞いた事が有りません。
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