大騒ぎをしたオリパラやフェスの甲斐も無く、日本のコロナ騒動第4波が収まりましたが、ここでワクチン接種の有効性を考察します(9月21日のデータ)。
接種率 ;人口100人当りの接種回数。
累積感染率;人口百万人当り、1日当りの総感染者数(540日間平均)。
累積死亡率; 〃 、 〃 総死亡者数( 〃 )。
直近感染率;人口百万人当り、直近7日移動平均の感染数(陽性確認数)。
直近死亡率; 〃 、 〃 死亡数。
感染倍率 ;「直近感染率/累積感染率」(倍)
死亡倍率 ;「直近死亡率/累積死亡率」(倍)
接種率 ;人口100人当りの接種回数。
累積感染率;人口百万人当り、1日当りの総感染者数(540日間平均)。
累積死亡率; 〃 、 〃 総死亡者数( 〃 )。
直近感染率;人口百万人当り、直近7日移動平均の感染数(陽性確認数)。
直近死亡率; 〃 、 〃 死亡数。
感染倍率 ;「直近感染率/累積感染率」(倍)
死亡倍率 ;「直近死亡率/累積死亡率」(倍)
国名 :接種率:累積感染率: :累積死亡率
直近感染率:感染倍率:直近死亡率:死亡倍率
UAE :200:148.3: : 0.42
54.4:0.37: 0.22:0.52
イスラエル :163:261.4: : 1.59
828.1:3.17: 2.39:1.50
ノルウェー :143: 63.0: : 0.28
149.9:2.38: 0.37:1.32
イギリス :140:209.9: : 3.78
452.8:2.16: 2.15:0.57
スウェーデン:131:206.4: : 2.66
96.8:0.47: 0.97:0.36
日本 :122: 24.9: : 0.26
39.1:1.57: 0.44:1.69
アメリカ :117:239.6: : 3.83
423.6:1.77: 5.94:1.55
ナイジェリア: 3: 1.9: : 0.02
: 1.9:1.00: 0.03:1.50
エチオピア : 3: 5.9: : 0.09
: 12.7:2.15: 0.25:2.78
イスラエルはファイザー製のワクチンを接種していて、当初は「95%の有効率」を示していたようですが半年経過すると「39%の有効率」になり、現在は「世界最悪クラスの感染率」になっています。それにも懲りず「ブースタ効果(86%の有効率)」を狙って3回接種を実行中で、早くも「4回接種」を計画しているようです。
イスラエルの「高接種率」と「厳しいロックダウン」の効果を、科学的に分析すると、通常は「何れも有効ではない」との結論に行き着くとは思うのですが、世界で最も情報技術が進んでいるイスラエルの選んだ道が「同じ政策を強化して継続する」です。若しもイスラエルの選択が正しいとすると、「武漢ウイルスは自然の法則に反する病原体」であると判断している事になります。
報道では「高名なラビの墓があるウクライナ中部のウマニへの巡礼も、昨年は見送られたが今年は再開され、ワクチン接種を拒む超正統派のユダヤ教徒が大挙して参加した。」とされていますが、「超正統派のユダヤ教徒」の感染率や死亡率は分かりません。
「ワクチン-19」の未接種者が殆どいなくなったイスラエルでは、「超正統派のユダヤ教徒」は、ワクチンの有効率を算定する為には必要で、貴重な存在です。「武漢ウイルス」が自然の法則に逆らう人工ウイルスならば、ワクチン接種者が生き残り、未接種者(私も含む)は絶滅するかも知れません。
UAEは実際に何処のワクチンを接種しているのか(していないのか?)は判りませんが、統計上は、UAEは「ワクチン接種の有効性」を証明しているように見えます。但し、UAEは「シノファーム社」と「ファイザー社」のワクチンをショットしていて「8月からは3回目の接種」が始まっているようです。UAEでの「毒チン」の有害事象は分かりませんが、ワクチンをショットし続ける事で乗り切るつもりのようです。
最初から自然感染を容認したスウェーデンは、同じ民族系のイギリスやノルウェーよりも「感染倍率」と「死亡倍率」は、相変わらず低くなっています。各国が何故「スウェーデン方式」を取り入れないのかが分かりません。
また、ナイジェリアとエチオピアを見ると、「ワクチン接種」を推進する意味が何処にあるのか、高校に通った事のない理系の私には理解できません。
出来れば、新規陽性者数当たりの重症者数、死者数の比較をしていただけるととてもありがたいです。
もし、人口当たりの感染者数・死者数に意味があると言われるのであれば、今後も長期にデータを出し続けていただいて、徐々に色々な差異が平坦化する(差が無くなっていく)のを発表し続けていただけたらと思っています。
先ずは、日本に関して言うと、私は最初の第一波は「コロナ禍」だと思いますが、それ以降は「コロナ騒動」が4回有ったと思っています。その件については、後日UPします。
この表は「ワクチン接種率」の有効性を考察する為なので、国際比較で「若し有効ならば、現在の感染率・死亡率は、相対的にワクチン接種率の高い国ほど倍率は小さくなる」との結果を期待しましたが、相関性は見えないどころか、寧ろ「逆ではないか」と思えます。
また、「新規陽性者数当たりの重症者数、死者数」は、時差(死亡者・重傷者の感染時期、や無症状感染者の突然死など)が有る為か、厚労省は「統計データ」としては公表していません。全資料を査読すれば可能かもしれませんが、私には無理です。
何せ、ワクチン接種後一週間以内に死亡しても「関連性は確認できない」とされているので、こればかりは厚労省でも無理だと思います。
そうですか。時間差はありますものね。なかなか「新規陽性者当たりの重症化率:死亡率」の算出は難しいのかもしれません。しかし、厚生労働省は、個別に追跡すればデータは出せるはずなので、出してくれればいいのですが、それどころではない状況が続いているのでしょうね。
医療現場で現実の患者さんに対していると、テレビ倒さんさんのデータとは裏腹に、ワクチンを接種した人は罹患する率も低いし、何より重症化率低いです。私の知る範囲では(範囲は狭いですが)ブレイクスルー感染で死に至った方はゼロです。
これまでに集団接種会場、個別接種あわせて4,5千人の接種にかかわってきたと思いますが、接種後の副反応で入院にまで至った方は1名だけでした。(無事に退院されて来ました。)
いつも、面白い視点に感心させていただいています。結論は異なりますが、お互いの存在を楽しんでいけたら良いなと思っておRます。
何せ、ワクチン接種後の死亡事例は10万人に一人ですからネ。私の廻りでは「感染者」ですら聞いた事が有りません。