オメガねこ

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「アイヌ」 と 「シャモ」 ②

2022年11月03日 | 政治
 札幌市職員研修テキストにはアイヌの歴史らしい事柄が書かれていて、その中に「アイヌ民族の人権」と書かれているようです。日本人であるアイヌは言うまでも無く日本人なので、「日本人の人権」と書けばそれで済む話ですが、まるでアイヌは日本人ではないかのようです。

 日本に住むアイヌが今でも「アイヌ民族」ならば、日本に住む隼人は今でも「隼人民族」、蝦夷(エミシ)は「蝦夷民族」、和人は「和人民族」・・・など、無数の「今でも民族」がいる筈ですが「アイヌ民族」以外の「民族」の話は聞いた事がありません。

 和人はアイヌから見ると「シャモ」だそうで、13世紀ころにシベリア・樺太・千島から移入してきた日本人であるアイヌを「アイヌ民族」と書くのなら、一万年以上前から日本列島に住んでいた縄文人は「シャモ民族」のはずですが、これも聞いた事がありません。

 札幌市の職員が「日本人」を分断統治したいのかどうかは分からないのですが、一応「占領統治法(通称、日本国憲法)」では禁止されています。

 公務員が理不尽な「憲法」に反対する気が分からないでも無いのですが、それなら「憲法破棄」を正面から主張した方が良いと思います。元々「無効」なのですからww

 それはさておき、アイヌは「(良い)人」で、ウェンペは「悪い人」と云う意味だそうです。「シサム」は「隣人」と云う意味で、大和民族に対して使われたそうです。そして、その蔑称が「シャモ」のようです。アメリカ人がジャパニーズを「ジャップ」と呼ぶのと同じです。

 一時期、アイヌを「アイヌ」と呼ぶのは差別的だとアイヌから言われ、以降「ウタリ(同胞・仲間)」と呼ぶようになりましたが、何故か「アイヌ民族」ならば問題は無いようです。現在は「アイヌ」と呼んでも問題は無いようで、その「アイヌ」が、アイヌを除く日本人に対しての蔑称である「シャモ」を使用していました。

 とは言っても、「アイヌ」には明確な定義が無いので、それを言った「アイヌ」が実際に「アイヌ」かどうかは分かりません。

 また、「明確な定義の無いアイヌ」以外の日本人をシサムと言うので、同様に「シサムにも明確な定義は無い」と言えます。実は、「シャモ」にも「アイヌ」が含まれている可能性があるうえに、全ては同じ「日本人」です。

 これを札幌市は、日本人を「和人とアイヌ民族に分離して理解」するように研修しています。「分断統治」は、他民族を支配する手法です。若しかすると、「札幌市職員」は日本民族では無いのかも知れません。

 将来、日本中の自治体で「公務員の外国人登用」が進むと、札幌市のようになるかも知れません。後から来た人が「先住民族」になり、先に住んでいた人が「蔑視」されて、分断統治される準備をした方が良いかも知れません。




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