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「炭素」 と 「水素」

2022年09月18日 | 科学
 植物は、光子エネルギーを利用して「二酸化炭素:CO₂」を分解し、自ら生成した「炭素:C」と空中や地面にある「窒素:N」と「一酸化二水素:H₂O(水)」を利用し、「炭水化物」と「アミノ酸(タンパク質)」を合成します。その時の「老廃物」は「酸素:O₂」です。

 草食動物は、植物を食べて「炭水化物」を「炭素と水」に分解し、「炭素」をエネルギー源とします。殆どの動物は「空中窒素:N₂」を利用できないので、同じく植物から「窒素化合物(タンパク質・アミノ酸)」を得て自らの構造維持に利用します。「一酸化二水素」は、植物同様に空中や地面からも得ることが出来ます。その時の「老廃物」は植物の栄養源でもある「二酸化炭素」と「尿(水と窒素化合物)」で「糞」は消化しそこなったカスです。

 雑食動物は、自らの能力で自らの生態系を維持する事は出来ないので、何でも食べます。草食・肉食・共食い・・・何でもありです。当然ですが、未消化のカスである「糞」と、老廃物の「尿(主成分以外に、糖尿病の人の場合は糖分も含まれるww)」は植物や動物の栄養素にもなります。

 動物の呼気には「二酸化炭素」が多めに含まれていて、これまた植物の栄養素になるのですが、最近は大気中の二酸化炭素濃度が0.04%程度と、地球に生物多様性が有った古代(ジュラ紀で約0.1~0.2%)に比べるとかなり低下しています。但し、百年ほど前の0.03%から比べると少しだけ増えているようです。

 現在は「脱炭素社会」と言われていますが、「炭素」そのもので出来たダイヤモンドやグラファイトを使用しなければ、殆ど全ての工業製品は製造できません。金持ちの多くは、ダイヤの指輪とカーボンのゴルフクラブを持っていると思いますが、「脱炭素」だからと言って、これを捨て去ることは出来ないと思います。

 おそらくですが、これは「脱二酸化炭素社会」の間違いだと思いますww

 実は、「二酸化炭素」は電磁波を受けると発熱しますが「一酸化二水素(気体)」よりも発熱効率は低いとされています。保温効果となると「一酸化二水素(液体)」には遠く及びません。気体同士ならほゞ互角かも知れませんが、「一酸化二水素(エアロゾル)」となると水(雲)の保温能力が勝ります。

 つまり、「水」の方が「地球温暖化」に有用だと云う事です。その値は「二酸化炭素」の二倍程度とされていて、若しも「地球温暖化」を忌避するのなら「脱水素(正しくは、脱一酸化二水素)」を主張した方が整合性は有ります。

 「脱炭素」でも「脱水素」でも、多くの動植物が死滅するので、人間社会は飢餓が発生して貧乏人が最初にいなくなりますが、富裕層も安心しては居られません。貧乏と富裕は比較対象でしか無く、片方の半分が居なくなると残った半分の集合内で貧富の差を比較する事になり、そして誰もいなくなります。

 ついでに「脱酸素」ならば、生物は直ちに死滅するので、「最も地球に優しい政策」と言えるかもしれません。




2 コメント

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Unknown (gai6969)
2022-09-18 19:15:33
コロナワクチンやラゲブリオ推進も地球に優しい政策であると云えそうですねw人間に優しいかどうかはさておき🤮
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Unknown (yk-soft-85)
2022-09-18 20:57:30
gaiさん、こんばんわ。

DSは「人でなし」なので、人間の優しさは不要のようですww
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