オメガねこ

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「ファイブアイズ」 と 「スパイ防止法 」

2020年10月02日 | ニュース
 アメリカの独立記念日(1776年7月4日)は、アメリカ大陸の侵略者である「イギリス」と戦って独立を勝ち取った日と言われていますが、元々「アメリカ」は白人によって侵略された国で、常識を持った人なら侵略者同士の利権争いに見えると思います。分かり易く言うと「のび太からアメを奪ったジャイアンが、分け前をねだったスネ夫を殴って追い払い、アメを独り占めした物語」を記念する日です。

 米国の南北戦争(1861年~1865年)も、一般に「奴隷制の存否を掛けた戦争」とされていますが、イギリスによる「南北共倒れを狙った干渉戦争」だったとも言われています。

 ほかに、日露戦争・第一次欧州戦争(通称:第一次世界大戦)・日華事変・第二次欧州戦争(通称:第二次世界大戦)・大東亜戦争・日米戦争(通称:太平洋戦争)など、イギリスが関与した(仕組んだ)と思われる戦争は数多くあり、現在の米中覇権戦争も将来はその一つに加えられるかも知れません。

 イギリスとは言っても、国としての連合王国(UK)では無く「シティー」を中心にした金融体制です。この「国際金融」は、世界の殆どの情報を収集し、利用する事で莫大な利益を手に入れてきました。つまり、イギリスが動くときは世界は激変し、大きなおカネが動くことを暗示します。

 ボリス・ジョンソン英国首相が9月16日の下院立法委員会で、ファイブアイズへの日本参加についての質問に対し「英国にとって、志を同じくする民主主義国家を一つにまとめる大きな機会になることは間違いない。われわれも検討しているが、日本政府から私への提案はまだありません。イギリスは日本との間でとても素晴らしい防衛・安全保障パートナーシップを構築しています。日本のファイブアイズ参加は大きな成果になるかもしれません」と答えました。

 ファイブアイズは、米・英・豪・ニュージーランド・カナダの5カ国が、テロや軍事に関わる機密情報を共有する枠組みで、正式には「UKUSA協定」と言います。これは、白人の結束を目的にしているのではなく、設立当初から他の白人とは敵対関係にあります。例えば、第二次大戦中のドイツや戦後のソ連です。今ではロシアや中国とも敵対関係にありますが、敵・味方関係なく総ての情報も収集して戦略を練っています。勿論、日本国内の電話通信も収集していて「不穏当な会話」をすると直ちに検索・探知され「ファイブアイズ」が目を光らせます。

 2018年からは、日本・ドイツ・フランスも協力関係にあり、今回の日本の正式加入の話に繋がります。しかし、日本では「スパイ防止法(取締法ではない)」が整備されていないので、今の所加盟は出来ません。向こうから情報を日本に流すと、盗まれてからでないと日本は取り締まれないからです。「スパイ防止法」は直接的に情報を防御するのではなく、スパイ自体を排除する事が目的なので、当局者が「怪しいと思うだけで」合法的に対処できなければ意味が有りません。

 恐らく、また「想像力の豊かな小説家」は「情報を盗む事を想像しただけでも、死刑になるかもしれない」と言って反対運動をすると思いますが、独裁国家以外ではそのような話は聞いた事がありません。また、
「スパイ防止法が成立したら国外亡命を検討する国会議員」も現れるとは思いますが、是非とも早急に「スパイ防止法」を成立させてもらいたいと思います。

 日本の民主主義を信用していない㋚系の反対派は、何故か独裁国家を擁護します。しかし、その大部分は
「デュープス」で「スパイ防止法」の対象外となり、残念ながら「デュープス防止法」が無ければ排除できません。



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