オメガねこ

知識は人をバカにする。
智識はバカを人にする。
信じるか信じないかは、自分次第です。

「ハングル」 と 「創氏改名」

2021年01月11日 | 歴史
 「日本の植民地時代=漢字教育」と韓国のハングル学会はプロパガンダしているようですが、実は「日本統治時代=ハングル教育」で初歩的な「読み書き」から教えていた事を隠しています。厄介な「学会」は何処の国にもいます。

 併合以前の朝鮮では、李氏朝鮮時代も含めて「白丁などの」は人間とは見なされず、姓を持つことを許されないばかりか「教育」も受けられず「文字」を書くことが出来ませんでした。日韓併合の後に、総ての「国民」に姓を名乗らせて「戸籍」を整備し、そこには「身分を記載することなく」登録させました。身分を開放された「白丁の子供」も学校に通い「文字」を書けるようになりました。しかし、身分解放に反対する「両班(支配階級)」は激しい抗議を繰り広げ、「身分にかかわらず教育機会を与えるべき」と考える日本政府と対立する事になりましたが、「日本政府の強権」によって即座に鎮圧されました。

 この事実の一部を切り抜いて捏造し、「日帝は日王の命令で大韓帝国を植民地化し、韓国名を禁止し和名を押し付け、ハングルを奪い漢字を強制した。」と云う事にしています。当然「創氏改名」も、「朝鮮半島人」が勝手に和名を名乗ることから支那大陸(主に満州)で混乱が起き、軍部は反対したのですが、政治的安定を図る為に「和名に変更」する事を「許可」しました。勿論「創氏」とは言っても、元々「氏」が無かった「白丁」からは奪う事は出来ません。

 それは兎も角、「ハングル」は、漢字の「ヨミ」や「オクリ仮名」として教えたのですが、今では「自分の名前」ですらも漢字で書けない人がいて、ほゞ総てを「ハングル」で書くそうです。

 「ハングル」を日本が教えたと言っても、元々は朝鮮語を表記するために 1446年に李氏朝鮮第4代国王の世宗が公布したのは「諺文(オンモン)」と言って、「ハングル」と呼ばれるのは20世紀になってからだそうです。「ハングル」が出来る前は、中華思想の「両班(支配階級)」を中心に漢字を使用していましたが、一般民衆は漢字の読み書きができない為に、殆どが文盲でした。

 当時の「支那大陸」の明王朝は、中華圏での漢字以外の文字を使用する事を許さなかったのですが、「ハングルは漢字のヨミを教える為の発音記号に過ぎない」として、拡めることに成功しました。しかし、王室批判の張り紙が「ハングル」で書かれた為、「民衆」に知られないようにと一時期「ハングル」の教育が禁止されました。それ以降、日本が「ハングル教育」を再開するまでは、「支配層」の一部が細々と使用していただけのようです。

 朝鮮半島では、「ハングル」が出来た後も「漢字」が主に使われていて、ハングルは補助的(平仮名的)な役割であり、日本が「漢字」を新しく教えた訳では有りません。それどころか、当時の半島では「ハングル」にも方言(方字?)が有り、これを統一して教えたのは日本人です。




3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (goozmakoto)
2021-01-11 21:40:41
一度だけ韓国に行きましたか、街中で徹底して漢字は使われていました。傑作なのは同じ本社の会社の四人の人から名刺をもらったのですが、地名の漢字のひとつが、四人とも同じ読みでも全員漢字が違っていたことです。このひとつをとっても、現代韓国人が漢字を読めなくなっていることがわかりました。
返信する
Unknown (goozmakoto)
2021-01-11 21:42:53
訂正です。漢字は使われていませんでした・のまちがいです。
返信する
Unknown (yk-soft-85)
2021-01-12 07:33:39
猫の誠さん お早う御座います。

中共による「簡体字政策」や韓国の「ハングル政策」は、人民が過去の史書を読めなくすることで、現在の「革命国家」の正当性を偽造する効果(進歩史観)を狙っていると思います。

日本も「明治維新」と「敗戦後」に大規模な「文字と言葉の簡略化」が行われ、「正統史(観)」が市井から離れてしまったような気もします。
返信する

コメントを投稿