「ワクチン接種」 と 「感染確率」

　徳島県によると、5月2日に感染が確認された「そよかぜ病院関連の２７人」の内訳は、

職員（ワクチン１回接種）：　５人（総数１８３人）２．７３％
職員（ワクチン未接種）　：　２人（総数　７０人）２．８６％
外部者（接種の確認無し）：２０人（総数は不明　）感染率不明

です。

　職員のワクチン接種は前月の20日と27日なので、1回目接種後５～１２日後の確認になります。データ（サンプル）数が少ないので統計上は確かな事は言えないのですが、

２．７６／２．８６≒０．９６５

になり、1週間ほどで「３．５％の感染予防効果」が有った事になります。「ひと一人の命は地球より重い」と言ってテロリストを釈放した総理大臣を選出する国柄なので、この３．５％は大きいのかも知れませんが、私は誤差の範囲だと思うので、接種する気は有りません。

　厚労省のＨＰによると「ワクチンは1回目の接種後、免疫がつくまでに1〜2週間程度かかるほか、予防効果が最も高くなるのは2回目の接種から7日目以降」としている事もあり、飯泉嘉門徳島県知事は3日の臨時会見で「今後の感染予防策として、院内のワクチン未接種の職員全員を対象に、接種を早期に完了させる」方針のようです。

　ところが県は「これまでに県内でワクチン接種者の中に感染者がいたかどうかは不明」「公衆衛生上の観点から必須となる情報でないため調査していない」としています。

　科学的には「感染確率」が、最も「公衆衛生上」の観点から必要なデータです。理系ならこのような事は言わないと思うので、飯泉知事の略歴を見てみると、

出身校　：東京大学法学部卒業
前職　　：国家公務員（自治省）
　　　　：徳島県商工労働部長
所属政党：無所属（自民党・公明党推薦）
称号　　：法学士（東京大学・1984年）

ア！法学士でした。私みたいな高校を卒業していない無冠の平民とは違い、東大卒の知事なので間違いは無いと思います。なにせ、新型コロナウイルスの感染者が県外から徳島に流入しているとして「県外ナンバー車がどれだけ県内に流入しているか、実態調査することを表明した」くらいですので、トンチンカンな事はしないと思いますww

　その後、県外ナンバーの車を運転していたドライバーに、暴言・投石・煽り運転などの行為を受けた人がでたそうです。やはり、法学士の言う事に従わなかった方が悪いと思います。徳島県に行く時は「徒歩」「自転車」「徳島県ナンバーのレンタカー」或いは「徳島県ナンバーの車に同乗」していく必要があります。そうすれば、感染拡大は防げると思いますww

　それにしても、無学な私が疑問に思うのは、何故「接種の効果」を計測しないのかです。隠れて調査をしているのかも知れませんが、県は「調査をしていない」と断言をしているので、きっと「国」か「ＮＨＫ」がしているのかも知れません。都合の良いデータが出たら発表し、そうでなかったら「報道の（しない）自由」を行使します。

　これで、日本も「安心だが、安全ではない」国に成れます。