オメガねこ

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「统计学」 と 「数据可靠性」

2020年03月15日 | 医学・健康
 「武漢ウイルス」による「確認感染者数」や「死者数」が公表されていますが、何れも全数調査と選択的調査では値は大きく変わります。

 「確認感染者数」は、日本方式の「濃厚接触者と、基準以上の症状発症者のみの検査」が最も合理的で、韓国方式の「可能な限りの検査」は危険であることが証明されています。この二つの手法は、それ自体は何れも間違いとは言えず、医療環境や能力を勘案すれば「合理的な選択」と言える余地も有ります。

 しかし問題なのは、統計のリバースエンジニアリング(RE:逆行工学)を応用した「政治的な検査」です。統計REとは、「生データ」から統計分析をするのではなく、統計上の矛盾を生じない「生データ」を創作する事です。例えば、「新規の確認感染者数」を減らす目的で検査対象者を意図的に限定し、CT映像などで「武漢肺炎」が疑われる患者のみを検査する「選択的検査」等です。

 中共政府はこの「選択的検査」での「武漢ウイルス」の確認感染者確率を算出し、これを基準に「新規感染者数」を公表していると云う「うわさ」も有ります。解りやすく言うと「感染が疑われるヒトの中で、医師がCT検査の必要性を認めた人の5%を新規感染者とする。」等で、この例示した「5%」は過去の臨床データから得られた「科学的な値」と主張する事は可能です。そうすることで、医師が検査の必要性を認めなければ「新規感染者」は増えず、その人が死んでも「感染の疑いのない人が死んだ」ので、再検査の必要は無くなります。

 「武漢肺炎による死者数」の場合は、独裁国家でない限り、ほゞ正確な数値が期待できます。「武漢ウイルス」に感染して入院している人が死んだ場合や、病院以外で死んだ場合も「武漢ウイルス検査」をして「陽性(元気な人ではなく、感染している人:エダノン、聞いてるか?)」が確認された人などを「感染死者数」として計数します。

 一方、中共政府は路上や自宅で死んでいる人は(正確に)検査をせずに処理しているとされる映像もネットに流れています。また、健常者を隔離施設に入れて、確認後?に「回復者( Recovered)」として計数していると云う「はなし」も有ります。

 これらは、有り得ない話でもなく、大東亜戦争時には「中国共産党」と「日本軍」は小競り合い以外で「武力衝突」をしたことが無いのにも拘わらず、「1949年10月1日に成立した中華人民共和国」は、2015年から新たに9月3日を「抗日戦争記念日」として祝日にしているくらいです。ちなみに、大東亜戦争が終結した日は(日本では)1945年8月15日で、太平洋戦争が終結したのは(アメリカでは)1945年9月2日です。

 白人側に付いた中華民国は連合国(UN)側だったので、9月2日が戦勝記念日と言えますが、その中華民国を台湾に追い出したのが中国共産党で、これを戦勝記念日とするのなら、中共が「南京を制圧した1949年4月」以降の日付になります。

 それは兎も角、「武漢肺炎」の終息を推定するのに重要な値は「総確認感染者」ではなく「新規確認感染者」の推移です。但し、これは「武漢ウイルス」が自然発生である場合に言える事です。「自然の摂理」に適っていれば、感染者でも発症しない人は免疫力がある限り将来も安全ですし、他人に感染させたとしても「インフルエンザ」を問題視していないとすると、同等の問題意識で済みます。

 「インフルエンザの統計」では、罹患率は20歳未満が高く、死亡者年齢は65才以上に偏っていて、20歳から65才までは安全性が高いとされています。抵抗力の有るうちに感染し免疫力を高め、社会に役立つ間は元気で、老人になったらおさらばする。正に「自然の摂理」に適っています。但し、「武漢ウイルス」が自然発生でない場合は「原子爆弾」と同様に、自然の摂理に逆らって「年齢分布」を無視するかも知れません。

 これらの諸事情から「武漢ウイルスの統計分析」では、「中共の支配地域(中国本土、チベット、ウイグル、南モンゴル、等)」のデータは取り除いて、信頼性の有るデータのみで分析し「ピーク予測・終息予測・死亡率・・・等」を割り出す必要が有ると思います。




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