SHOP歳時記

モノから始まる出会いを大切に・・・

低座椅子

2010-03-18 16:52:54 | 椅子
最近パソコンに向かっている時間が長いので

作業用に何か良い椅子をと考えています。

お店にも色々なデザインの椅子が展示しており

アレコレ座り心地をためしていたら

長 大作氏 の椅子が目に入りました。



今は椅子の生活がほとんどですが

床の生活もまたそれなりにいいものです。

でもやはり腰やひざに負担がかかってきます。





天童木工のこの椅子は、1960年に長氏が「いつも着物の生活のお母様に送るための椅子を」

と依頼されてデザインされたものです。

1964年にはグッドデザイン賞を受賞。和洋のスタイルを問わず愛用されています。







このちょっとハの字に開いているのは、よりしっかりと安定させるため

そして畳をきずつけないように脚の部分がチョット幅をもたせています。

座面までの高さは29cm腰に負担が掛からない高さです。

座面が広いのであぐらもかけます。

張り地はオーダーできます。




この脚の部分のデザインは長氏が柿を縦に切ったとき、切り口の美しさに

感動しデザインしたものです。

今は季節はずれだけど、柿の季節に思い出してくださいね





それとこの椅子は中座椅子もありますよ。


天童木工は「バタフライスツール」でも有名で、成形合板技術は世界でも

最高とも称されています。

天童木工の数々の椅子が世界各国の美術館にもコレクションされていますよ。







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