相方の母上が入院しているので、ここしばらくは全くの一人暮らし。
広いお家はなかなか寒々しい。実際冷え込んできているしぃ。{{ (>_<) }}
相方の飼っていたネコさんは高齢で、もう相当弱ってきていた。そこへ一人になってしまったので、参ってしまったよう。先週獣医さんに連れて行き、体重が減っていて心配な旨を話すと、「大好きな飼い主さんと離れて寂しいからで、誰もどうしようもあげられない」とのこと。
心配なのだけれど、ご飯を何とか食べてもらうよう頑張る以外できない。持ち上げるとあばら骨が当たって痛々しい。内臓も弱っているので、食べてもお肉にならないのか。
でも、ご飯をあげにいくと大きな声でお返事をしてくれて、一生懸命走ってきてくれた。でもって一生懸命ご飯を食べた。高齢なので既に牙はない。テリーヌ状になっているご飯なのだが旨く口に運べていない。ご飯はほとんどお皿から落ち、それをスプーンで掬い上げてお皿に戻してあげる、を繰り返す。
昨日の朝、ご飯をあげにいった時、いつもなら空っぽになっているはずのお皿がずいぶんと残っていた。困ったなぁ、旨く食べられないんだなぁ。ぐらいにしか思わなかったのだけれど、ほとんど食べていなかったようだ。よろけながらも、一生懸命ご飯を食べようとしていた。ご飯を食べようとしていたので、安心してしまった。
次にご飯をあげに行けたのは夜中になってしまった。
マリアさん、と言ってお部屋に入ると駆けだしてきてくれた姿はなかった。
心配して、おこたの中を覗くと、横たわったままのマリアさんがいた。
既に堅くなっていた。
一人っきりにしてごめんね。
ダーリンを待ってたのにね。
もっと一緒にいてあげれば良かったね。ごめんね。ごめんね。ごめんね。
今日の昼。雨が降る前に竜神様の社の脇に埋葬。
マリアさん、ありがとう。やすらかに。