自粛ムード県議選  逆風に乱立・民主苦杯 第2の松戸ショック・新顔みんな2名初当選 多選批判聞かれず停滞

2011-04-12 13:18:29 | 選挙
運動公園体育館の開票作業は、順調に進められました。市選管が目論んでいた午後11時確定の時間を大幅に短縮して、2回目発表の22時30分には、開票率96.16%。

現場では、午後10時過ぎに、最終的に500票づつを束ねた得票整理台の状況で、9人の候補者の当落が判明されていました。

開票結果は、こちらで。

  
松戸市  党派別得票数  当選者数   県・得票率(%)
民主   25,743     1       19.67
自民   40,527     2       40.78
公明   31,825     2        9.12
共産   14,927     なし       4.91
みんな  32,609     2        9.06


松戸市選挙区は、
30歳代のみんなの新顔2人が、初当選した。
昨年11月の、市議選で民主党公認の現職4議員が全員落選した”松戸ショック”と評されたなかで、”第2の松戸ショック”として、みんなの党2名初当選が語らている。

定数7の枠の最後に、5期目の民主党女性議員が収まった。

落選したのは、共産党と民主党の現職2人。
 
みなさん今回の「選挙公報」は、ご覧になりましたか?
9人の候補者の「公報」を比較されましたか?

選挙運動が自粛ムードの中で行われた県議選でした。国政、市政と比較して、県政はとかく関心が薄いといわれて久しいにですが。前回は無投票当選でしたから。4年に一遍の貴重な投票権です。8年ぶりの投票だったんです。が、前回よりも1ポイント低かったです。

自粛ムードは、現職有利、新顔不利と思われていましたが・・・。
安定多数が確実な、自民党・公明党
現有の20から16に議席を減らした、民主党
県議選で初めて議席を獲得した、みんな


民主党敗北を端的に表したのが、現・新3人が全員落選した市川選挙区(定数6)

公認候補の”乱立”も影響した。
前回の当選者が一人なのに、地元の国会議員2人がそれぞれに候補を擁立。結果として票が割れ、全員が当選ラインに届かなかったいう
(考えて見なくても判る)
(松戸市議選で11人候補者を乱立させ、結果は新顔2人のみ)
こんな厳しい現実のなかで、前回からの”学習”もしないで再現させてしまったのだった。

政権交代した民主党だが、現政権に対する重大かつ無言の有権者の審判だ。
民主党千葉県連は、もっと重症だ。
県内の各総支部長は、国会議員が務める。
(松戸市が6区と7区。市川市が5区と6区と、支部が重なって?ある選挙区なのだ)
その調整がつかずに候補者を乱立させるという現状を、市議選挙から、県議選挙へと続けている。末期的症状と言わざるを得ません。これで、国政選挙を戦うわけだから、内心はみな複雑なのだ。


それにしても、それにしても・・・
議員先生らの「世代交代」とか「多選批判」が、今回も全く聴かれません。
”政治の改革””政治の品性”を考えたときに、有権者からは勿論ですが、選挙戦でこうした意見が出てこない。
小生としては、ナントモ魔可不思議なんですがねえ。
みなさんは、いかがお考えでしょうか?


 

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