瓦礫の中から親子熊の木彫り、復興へ向けたパワーを!

2011-04-13 09:05:36 | 3.11大震災・釜石
釜石の自宅の一階部分は壊滅。玄関とリビングに乗用車が激突して、内部は瓦礫の山。2階は畳も汚れず、置時計は倒れずに。3時46分で針は止まっていた。

熊の置物と、アイヌの木彫りで大中小と飾ってあった。
熊の置物の中でも大きいしかも親子熊が目を惹いた。

贈 昭和54年10月18日
  ㈱ 鉄 源 室蘭支店 高炉バラス工場 木村工業所 一同

  

  
 どうしても、遺品としてもって帰りたい」と言ったら、「どうぞ」と。
親子熊の表情がいい。
木彫り熊は、鮭を咥えたりといったものが普通に?みられるが、これは違う!
親熊の逞しい背中、勇ましい顔つき
小熊は、木によじ登ろうと必死に全身に力をみなぎらせている。

大震災に遭った被災地のこれからの表情を感じた。

クロネコに持ち込んだら、初めは?・・・・でしたが、大きな箱に梱包しなおして無事に発送は受付OKとなりました。

「家へ送ったら何と言われるか保証しませんよ」と軽口を叩かれま1したが、コレ何といわれようと、親父の瓦礫からの遺品なのだ。

この日、パイロゲン液とブラウン歯ブラシ、仕上げにダスキンを使って、丁寧に磨き上げました。
“一日も早い復興へ向けたいい表情だなあ”とひとり越にイって、玄関にその置き場所を決めました

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