リンリーズ定期演奏会・ブラボー!

2011-07-24 22:30:26 | 合唱・音楽
  <ステージ上に、飾られた生け花、巨大な鮮やかさが目を惹きました>

定演前の森のホールの外、・・・長蛇の列(20分前に駆けつけたら、玄関に入るまでには、こんな感じでした。)

定演後の森のホールの中、・・・出演者と来場者の交流が


第9回定演のプログラムの各演奏は勿論、素晴らしい内容でしたが、私は第2部にはいる前にコンダクター・吉岡弘行さんが、ステージ上でマイクを握ってメッセージを送ったことに、感銘を受けました。
いまこの場にいる演奏者と、会場につめかけた人々の心をひとつにした瞬間だと思いました。(とかく、演奏者は、演奏以外にステージから語ることは少ないです。私はそうはおもいません。この日の本番までに繰り返し練習を重ねてきたその本番当日に、演奏者は、ステージから“いま、何を発信するか”は、大変重要なことだと思うからです)

「3・11の出来事で、日本人の心の一つ一つを変えてしまいました。いま、何かをしようという気持ちを込めて演奏したいと思います。」


「いのり」

風の中に 揺れるまち

この小さなまちに  

明かりのついてる 窓がある  

明かりのついてる まちがある

もしも 希望が明かりなら

どんなまちにも どんな希望にも 

生きてる限り 希望がある 

いつまでも 希望の明かりが見られように 

明かりが 途絶えぬように 

(たぶん、こんな歌詞だった)


「いま はじまる」

君はいま 歩き始める いま

いま 何かが始まる

きっと 何かが始まる

傷つきながら 明日をめざし始める

きっと 何かが始まる 歩き始める

傷つきながら 明日をめざし続ける いま

きっと 何かが始まる いま

いま 始まる アア・・・いま 始まる

(たぶん、こんな歌詞だった)

どちらの曲も、歌詞はあいまいです。
いますぐにでも憶えたい、そして、いまだからこそ、歌いたい!

東北へ、とどけ ♪ 
釜石で暮らす人の顔が浮かんだ
ステージの演奏を聴きながら、目頭が熱くなった ググッと、こみ上げるものを感じた

吉岡指揮者のパッションが伝わって、団員とともにステージで燃え上がり・・・、ホールいっぱいに広がりました。
  東北へ、響け。 釜石へ、響け。


みなさん、東北の傷は、深いんです(全壊となった釜石・天神町の家は、かろうじて一本足でたったまま。がれきの山が異臭を放っています)  
  これからもずっと、東北を見続けよう
  
アンコールを受けて演奏をした最後のステージに向かって、客席から思わず「ブラボー」と二回も、叫んでしまいました。

演奏会後に、知人の男性に伺いました。3・11震災復興祈願に向けたこの2曲は、いずれも吉岡先生の作曲だと、お聞きしました。(この歌、歌いたいですねえ)そういえば、松戸市合唱連盟の歌「うたがる」、これも、大好きです。もっと機会あるごとに、みんなで歌いたいものです。とにかく今夜はありがとう。駅前の居酒屋で、合唱仲間と美味しい宴ができました。
ありがとう
そして、リンリーズのみなさん おめでとうございます。

演奏会後の、やったあーの笑顔が素敵でしたよ。お疲れ様でした。

混声合唱団 リンリーズ

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2 コメント

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「祈り」の歌詞 (クッキーママ)
2011-07-28 23:32:29
「祈り」は大好きな合唱曲です。歌詞はこんな感じです。

『あしたの灯り』(作詞:門倉さとし 作曲:吉岡弘行)

「祈り」
風の中で揺れる街 この小さな街に
灯りのついている窓がある
灯りのついていない窓がある
もしも希望が灯りなら
大きな窓にも 小さな窓にも
どんな窓にも どんな人にも
生きるのぞみ きらめく灯り
希望の灯りがとだえぬように

風の中でゆれる国 この小さな国に
灯りのついている街がある
灯りのついていない街がある
もしも平和が灯りなら
大きな街にも 小さな街にも
どんな家にも どんな人にも
星座のように きらめく灯り
希望の灯りが とだえぬように

風の中でゆれる地球 この小さな地球に
灯りのついている国がある
灯りのついていない国がある
もしも明日が灯りなら
大きな国にも 小さな国にも
どんな国にも どんな人にも
生きるのぞみ きらめく灯り
明日の灯りが とだえぬように
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歌詞ありがとう、クッキーママさん。 (いそざき吉弘)
2011-07-29 11:18:53
「あしたの灯り」というんですね。クッキーママさん、ありがとうございます。大変心穏やかになる歌ですね、こうした歌声をさらに大きく拡げたいものです。
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