フランスがチベット騒乱事件を受けて.外務・人権担当ラマ・ヤド閣外相が、今後も流血の事態が続くようならば、北京オリンピック開会式は見たくないと、フランスの閣僚として初めて公式に開会式のボイコットを示唆したではないか。さらにダライ・ラマがフランスを訪問するならば歓迎すると表明したのだ。なんでもこれまでのフランス政府の立場は、クシュネル外相の国境なき医師団の提案である開会式のボイコットに関心があるとの発言でしたのだが、アフリカ出身の30歳のラマ・ヤド閣外相の一歩突っ込んだ発言内容は、カダフィ大佐の訪問に反対した発言に続いて、フランス国内で物議を醸し出す可能性があるというではないか。