昨日のブログ投稿の段階ではシリア攻撃は知らなかった。
なぜ、トランプはシリアをミサイル攻撃したか。
ロシアとの関係改善を望んでいたはずなのにである。
まず浮かんだのが、トランプの不人気のこと。
内政では何もできていない。
オバマケアの撤廃も早々とあきらめた。
注意を外に向けること。これって政治家の鉄則です。
ウィキリークスも3月31日の時点で可能性を検討のよう。
ただし、それがシリアかどうかは別として。
可能性は大いにある。
きっかけとしては理想的。
化学兵器利用に対抗してとなれば、同盟国はまず非難しない。
また、赤ん坊の被害者というのも、感情に訴える。
更には、弱虫オバマに対する対抗心。
オバマはレッドラインを引きながら、いざというときに何もしなかった。
それが現在に至るシリアの泥沼の原因とも言われている。
しかも、中国の習主席を夕食に招待中に一連の攻撃が行われる。
いかにもトランプらしい。
確かに、いつも批判的なマケインから称賛を浴びたり、
アンチトランプの民主党サイドからも称賛されたりと一定の効果は
あったようだ。
トランプの行動については、じっくりと観察する必要がある。
こんな風ににこやかに接待しながら・・・・・
メイクシフトのマー・ア・ラーゴの危機管理室では首脳陣が集まって作戦・分析・
攻撃命令をしていたのである。
即、思い浮かんだのはこの場面である。
そう、オバマ大統領ががビン・ラディン殺害作戦を実行したときのホワイトハウスの
シチュエーション・ルームの様子である。
オバマとヒラリーの感情の表れが印象的だった(感情が出ているのは二人のみ)。
トランプ理解は一筋縄ではいかないようだ。