いい加減な人であっても、何かだけは拘る、徹底的にするということがある。
ただ徹底的にすることがいいかどうかはわからない。
というのは、徹底的にする人は、少数、極めて少数だからである。
しかし、だからこそ、徹底的にした人にしかわからないことを、知ることになる。
その分野については、極めて狭いかもしれないが、要するに極めることになる。
極めてどうなるか、それは勿論わからない。
でも不安定で何があるかわからない時代には、それが生きてくるかもしれない。
いいか悪いか、役に立つのかどうか、それはやってみなければわからない。
だとすると、やるだけやるしかないということになる。
生きるということはなかなか難しいことである。