ミーハー的にフランスに女性大統領の誕生をみたいと思っている。
ドイツのメルケル首相、英国のメイ首相、そしてフランスにルペン大統領となれば、
ヨーロッパの三大強国がいずれも女性政治家をトップに持つことになる、
しかも同時に、というのは想像するだけでもワクワクする。
トランプも20日のシャンゼリゼ・テロはルペンの立場を強くするとツィートした。
その後、共同通信とのインタビューで、推薦するのではないが、一番強い候補だ
と語ったという。
(いかにもトランプらしい対応の仕方)
極右(ルペン)、中道(マクロン)、保守(フィヨン)、極左(メランション)の
4候補の混戦状態であるが、20日の警察官に対する銃撃事件はルペンに有利に
なったことは事実のようだ(警察官は半数以上がルペン支持とか)。
決選投票には残りそうな感じだが、大統領に選出されるかどうかは、誰が残るか
によるのだろうか。
「女性が重要な選挙でトップの座に選ばれるのは、男どもが戦い疲れその他で、
本命となる男性がいなくなった場合」というのが私の判断基準である。
すんなりと女性に決まるようだ。
サッチャーの場合も、メイの場合もそうだった。
小池知事の場合もその例にあたる。
ルペンがいわゆる主要政党、あるいは中道的な候補であれば、
私の判断基準が役にたつのであるが。
ルペンの場合は「極右」政党のうえ「脱EU」政策という極端な主張である。
現在の世界の政治風潮やフランスの特殊状況がどのように影響するのか?
差し当たりは日曜日にフォーカスしたい。