1975年の映画「さらば愛しき女(ひと)よ」は、ハードボイルド小説の巨匠レイモンド・チャンドラー原作の小説を映画化したもの。難事件に挑む私立探偵の男の活躍を描きますが、タイトルからなんとなく黒幕がわかってしまいますね。
1941年のロサンゼルス。
日陰者で生きる私立探偵フィリップ・マーロウは、家出人探しなどの仕事を請け負っては食いつないでいた。
ある日、大男のムース・マロイから、かつて恋人だったベルマという女を探してほしいと依頼される。だが引き受けたとたん、通りがかりの車から銃撃されてしまう。そこから、探偵に降り続く災難の数々。
手がかりを求めて行ったバーでは、依頼人のムースが尋問のいきおいあまって絞め殺し、彼を逃がしてやった。
その間に、宝石の引き渡しに同行するという仕事を得たマーロウ。だが、その依頼人が殺され、犯人として警察に追われてしまう。
その殺人の件で知り合いになったヘレン・グレイル夫人と恋仲になってしまうマーロウだったが…。
とにかく、主人公が散々な目に遭うが切り抜ける。
最後に依頼人のムースとともに、暗黒街のボスから面会の話が届く。指定された船室で、彼らが見たものは…。
相次いで生じる殺人事件の動機は、過去の封印。女の執念ってこわいですね。
フィリップ・マーロウを演じたのは、”スリーピー・アイ”のロバート・ミッチャム。「ライアンの娘」で不倫の妻を許してしまう年上の夫チャールズを演じましたね。あの眠そうな目つきが1940年代の気怠さを体現するにはもってこい?
夫人ヘレンにシャーロット・ランプリング。
監督はディック・リチャーズ。
さらば愛しき女よ(1975) - goo 映画
1941年のロサンゼルス。
日陰者で生きる私立探偵フィリップ・マーロウは、家出人探しなどの仕事を請け負っては食いつないでいた。
ある日、大男のムース・マロイから、かつて恋人だったベルマという女を探してほしいと依頼される。だが引き受けたとたん、通りがかりの車から銃撃されてしまう。そこから、探偵に降り続く災難の数々。
手がかりを求めて行ったバーでは、依頼人のムースが尋問のいきおいあまって絞め殺し、彼を逃がしてやった。
その間に、宝石の引き渡しに同行するという仕事を得たマーロウ。だが、その依頼人が殺され、犯人として警察に追われてしまう。
その殺人の件で知り合いになったヘレン・グレイル夫人と恋仲になってしまうマーロウだったが…。
とにかく、主人公が散々な目に遭うが切り抜ける。
最後に依頼人のムースとともに、暗黒街のボスから面会の話が届く。指定された船室で、彼らが見たものは…。
相次いで生じる殺人事件の動機は、過去の封印。女の執念ってこわいですね。
フィリップ・マーロウを演じたのは、”スリーピー・アイ”のロバート・ミッチャム。「ライアンの娘」で不倫の妻を許してしまう年上の夫チャールズを演じましたね。あの眠そうな目つきが1940年代の気怠さを体現するにはもってこい?
夫人ヘレンにシャーロット・ランプリング。
監督はディック・リチャーズ。
さらば愛しき女よ(1975) - goo 映画