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陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

☆今年のお正月に観た映画☆

2011-01-11 | 映画──社会派・青春・恋愛
お正月といえば昔は各局が競うように特番の時代劇があったものですが、最近は少なくなったような気がします。というか、あってもうちの田舎では観れる局が限られていて観ないのですが。

ですので、今年のお正月休みは深夜の映画を楽しみにしていました。
以下、その覚え書き。詳しいレヴューは後日載せるでしょう。


・「サラエボの花」
つつましい暮らしをする母と反抗期をむかえた娘の物語。根底に流れているのはボスニア紛争に巻き込まれた女性の悲劇。明るいムードで描いているので、希望が持てます。

・「ミザリー」
雪山で遭難した人気作家が直面する恐怖体験。スティーヴン・キング原作のスリラー。王道的な展開をするので、ホラー嫌いでもだいじょうぶな軽さです。

・「舞妓 Haaaan!!!」
宮藤官九郎脚本のトンデモ展開に度肝を抜かれてしまうムービー。熱狂的な舞妓フリークの男性が京都に赴任して巻き起こす大騒動。笑いはなれてくると苦くなるかも。

・「神童」
音大進学を控えた男子高校生は、天性の演奏テクニックをもつ女子中学生と出会い。人気漫画が原作らしいのですが、ドラマに重みがなくてイマイチ。退屈すぎて、後半は寝てしまいました。

・「恋愛適齢期」
老いらくの恋を描いたラブコメ。ジャック・ニコルソンはこういうわがままな老人が似合いますよね。しかし、当て馬にされた某男優がかなりかわいそうな気も。

・「アマルフィ 女神の報酬」
前宣伝がはなはだしいので期待していなかったのですが、思いの外、おもしろかったサスペンス。ただしイタリアを舞台にしなければ、よくある二時間サスペンスドラマと変わらない気も。

・「小さな恋のメロディ」
1970年代のイギリスの映画。名作だけれども、子どもの純粋さに振り回される大人の視点からすると素直に喜べない面も。

以下はDVDで観たもの。

・「スラムドッグ$ミリオネア」
スラム出身の純朴な青年が、クイズ番組に出演し、一夜にして大金を得る。単純なサクセスストーリーではなく、インドに根強い差別意識への異議申し立て、王道的な純愛を貫く姿勢が共感を呼びます。演出も素晴らしい。

・「ベルサイユの子」
ベルサイユ宮殿を囲む森に暮らす孤高の男と、路上生活の幼い男の子の交流を描いた物語。よくある筋書きなので期待外れではあったけれど、リアリティはあるかもしれませんね。

ちなみに Gyaoの昭和TVというコーナーでは、「風と共に去りぬ」「カサブランカ」の全編が無料で観れます。冒頭の予告とオープニングにだけは字幕がありませんので、要注意。

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