陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

ひさしぶりの十月号 (後)

2007-09-16 | 感想・二次創作──魔法少女リリカルなのは
さて、今号の『アニメディア』
なにげなく買ったものですが、思わぬ収穫がありました。
現役アニメーターにインタヴューする連載企画「月刊アニメ道場」を一冊にした附録があったのです。
その第31回(本誌〇七年一月号)のゲストは、藤井まきさん!私、この情報あとから知って買い損ねたんですよね。すごく嬉しかったです!!せつなと、京四郎とジン様の三人を描かれていたのですが、ジン様がなんかどっかでみたことある制服着てたんですけど?ああ、もう、そんなに大神君が好きなんですか、監督夫妻(笑)お気に入りキャラって明言してますしね。
でも本音をいわせてもらえば、なつかしい紅い制服をまとった
Kちゃん
H子がみたかった!
大神ジンのキャラデザに監督からリテイクだされてケンカになったという極秘エピソードも明かしながら、何度リテイクされても監督や演出の意図に応えるように努力するアニメーターとしての耐性を説かれていました。いくら絵が上手いからって、好き勝手に描いていいものではないんでしょうね、仕事だから。
なんで絵柄があんなお耽美なのかと思ってたら、『聖闘士星矢』の原画担当されてて、荒木伸吾氏に私淑してたからなんですね。で、機動風紀にシュンがいたり、京四郎がすごい異空間演出で壁にめり込んでた(八話参照)のはそのためだったんですね。
あ、ちなみに白黒で小さいですが、『神無月』の姫千歌のあるシーンのワンカットも掲載されてました。


ところで、肝心の本誌なのは記事ですが。
体育の秋と号して、クライマックス番組アニメキャラにスポーツコスプレさせるコーナーで、なのは、フェイトちゃん、ヴィヴィオの三人がテニスウェアに身を包んでおりました。なんでテニスかって、そりゃもう、お兄様がたが喜ぶからです(笑)意外なことに、なのはって、子供の頃は運動苦手な子だんらんですって。武闘派一家なのに?運動能力と魔導師としての資質は別ものなの?

記事はこんだけで、読者の投稿コーナーでも『なのは』関連のものがほとんどなかったので、拍子抜け。コミケとかの盛況ぶりをきくと人気があるので、もっと賑わっているのかと思ったのでがっかり。やっぱり『アニメディア』はゴールデンタイムのジャンプ系アニメの特集や投稿が多くて、十代の読者層を対象にしてたんだなってあらためて思いました。
ほんとは『メガミマガジン』買ってみたかったけど、置いてませんでした。

原作者の都筑真紀さんによれば、「最後にもうひと騒動」あって、その鍵を握るのはフォワード4人の働きによるものなんだそうです。第十一話でナンバーズからレリックを守ったような新人たちの好プレーがみられるのでしょう。
最終話のタイトルが意味深なものめいてるのですが、果たしてなのはさんは空を飛びつづけるんでしょうか?



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