-1月19日-
「ベニマシコ」は、私にとっては特別な存在である。
鳥見をはじめるきっかけになった室見川の「カワセミ」と同じくらいかな。
その鳥さんに、今期はまだ出会えていなかった。少し焦りも出てきていた。
また、今度も現れてくれないかも?なんて思いながらも「レイク牛頸」に行ってみた。
誰もいないひっそりとした森の中でじっと佇んでいると、囀りだけが私を包み込む。
野鳥の鳴き声にはあまり詳しくはないのだが、シジュウカラやシロハラはらどうにかわかる。
かすかにフィ、フィときこえてきたが、「うむ?」、もしかすると「ベニマシコ」かも?
なんて思ったりしながら、30分ほどじっと待ち続けていた。
前面の180度を見渡していると、まずは「シジュウカラ」さん
飛びすぎていく鳥の残像を追いながら、「何かな?」と未練がましく……
そうすると「アオジ♀」が止まってくれた
止まってくれると、枝かぶりでなければどうにかパチリ!
「ジョウビタキ♂」
オッと!逆光だけれど「ミヤマホオジロ」だね!
「エナガ」は数多く現れたんだけど
動きが素早っこくて今回はこれくらいで!
「メジロ」も数が多いけれど
これはこれで満足だよね!
と、ここで左真横あたりに何かが動く気配がする!そっと顔を動かすと
何と!恋い焦がれ続ける「ベニマシコ」の突然のご降臨!
距離にして5㍍ほど!静かにカメラを向ける
今期お初の「ベニマシコ」さん!心の中で「ヤッター!」と叫んでいた
4回ほど水を飲んでいたのを連写!
水飲みを終わると、あっという間に立ち去った!
うーん!感動もんだけれど、少し欲も出てきてもう少し良い写真が撮れたら
なんて思ったりして、この後もしばらく待っていたが再度のご降臨はなく
また、こんなのを撮りたい!
(19.1.9 撮影分)
などと思いながら、森を離れて湖を覗いてみる
そうすると、「コブハクチョウ」が湖面の光の中を進んできた!
うん?うん? これは絵になるかも?
と、バタバタと遊歩道を小走りに動き、シャッターを押した!
うーん?思い通りにとはいかないが、こんな感じで撮るのもありかな、
なんてことを思いながら、レイク牛頸を後にした。
Jさんからは、鳥用カメラを入手したとの連絡がありましたよ!
私が使っているのと同じものだそうです。かなり遠くの鳥さんも写すことができます。
ただ、鳥さんとの出会いは運任せ的なものですから、運が7で後の3が努力でしょうか?
私は、今年あまり運がないようです。漸くのベニマシコさんでした!