蝉

今朝の新聞に大町桂月の『柏木の閑居』の蝉に関する文が載っていた。

ヒグラシ：老僧の経を読むが如し

クマゼミ：車夫などの喧嘩するが如く

ツクツクボウシ：小児の書を読む如く

アブラゼミ：裏店の山の神のごとく

ミンミンゼミ：腕白小僧の如し

明治のころというか昔から下町の女将さんはカシマシかったんだな！

間もなくこの蝉しぐれの季節が訪れる。