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伊豆大島 ダイビング1日目

2009-09-05 12:07:00 | SCUBA diving

土曜日の朝、久里浜港から東海汽船のジェット船に乗って、伊豆大島へダイビングに来ました。一本目は大沼さんのガイドで秋の浜へ。北東からの風を受けてエントリー口には1mくらいのうねりが寄せてきていましたが、海中のコンディションはまずまずで、水温24℃、透明度15mくらい、明るい陽射しが差しこんで気持ち良いダイビングでした。

浅場のイソギンチャクにアカホシカクレエビを見つけてから、-20mのゴロタ地帯で最初に出会ったのはアカオビコテグリの♀。1mほど先には♂の姿も見られました。ジョーフィッシュは顔を出してくれているものの、あまりキョロキョロもせず身を乗り出しもせず、大して絵にもならないヤツでした。ふと横を見ると、2匹のハナハゼがいつになく近距離でホバリングしてくれています。一旦左の砂地の方へ下りて、ゴロタ斜面の下端にあるウミトサカに、2匹のニシキフウライウオがついていました。近くの砂地では、大沼さんが3mmくらいの極小サイズのカサゴ系の白い幼魚を見つけていました。写真を撮影して、のちにクラブハウスでじっくり拡大してみた結果、サツマカサゴの幼魚だろう、ということになりました。段落ちでは、週末にしては珍しく私一人だけになったので、じっくりとシュンカンハゼを探してみましたが、今回は空振りでした。壁の亀裂の中にノコギリヨウジを見つけました。浅場に戻ると多少うねりで揺られますが、透明度はまずまずで、ソラスズメダイの群れをワイドで狙ってみました。

アカオビコテグリ ジョーフィッシュ ハナハゼ
 ニシキフウライウオ サツマカサゴ幼魚

昼食をはさんで2本目も秋の浜です。エントリー前の機材のセッティングを済ませて、セミドライスーツの背中のファスナーを閉めてもらう時に、以前から防水ファスナーが破損していた箇所でルーラーが外れてしまいましたが、不完全ながら何とか閉めることができ、多少漏水はあるもののダイビングは続行できました。おっこちそうな岩の下で10cmくらいのルリハタの若魚が泳いでおり、追いかけてもしばらくは大胆にウロウロ泳いでいました。一本目と同じニシキフウライウオサツマカサゴ幼魚を確かめてから、今度は砂地にササハゼを探しました。10cmくらいありそうな結構大きな2個体に出会いましたが、どちらも撮影距離まで近付く前に巣穴に隠れられてしまいました。木の枝を沈めたアオリイカの産卵床には、4匹のムレハタタテダイの子供が見られました。近くではイズヒメエイも見られました。ヒメユリハゼも4匹ホバリングしていたので、こちらも接近を試みて撮影しました。段落ち手前のゴロタ地帯には、数多くのスズメダイが群れて産卵準備のような行動をしています。また、イトヒキベラの♂もあちこちで盛んにディスプレイしていました。段落ちの穴ではオキナワベニハゼコクテンベンケイハゼをしつこく狙って撮影しました。

ニシキフウライウオ ムレハタタテダイ ヒメユリハゼ
オキナワベニハゼ コクテンベンケイハゼ 

いつもお世話になっている民宿で夕食後、外へ出てみると三原山から煌々と満月が昇ってくるところでした。


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