4月に左の手首を骨折して以来、ようやくダイビングに復活できました。2週間前の敬老の日の3連休に伊豆大島へ来てダイビングしましたが、まだ左手首に不安を感じてカメラは持たず、しかも台風接近の影響で予定を切り上げて2日で帰りました。そして今回はカメラも用意して、完全復活できました。晴れて絶好のダイビング日和なのですが、台風の置き土産の北東風が吹き続けて、秋の浜には2mの波が真正面から入ってきていました。しかし潜降してしまえば海中のうねりは大したことなく、15m近い透明度に日差しが差し込んで明るく気持ちのよい海中でした。
![P9287401 P9287401](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ba/b30c3aa1d391717c8d21649f8ee0e810.jpg)
秋の浜の正面、-24mの砂地にあるウミトサカに、一匹のホホスジタルミの幼魚がいました。体長は3cmほど。
![P9287423 P9287423](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/3a/586a02afe220175c61229bd4cdd18226.jpg)
その近く、同じく-25mの砂地にはハタタテハゼがペアでいました。体長は5cmくらいです。
エキジット口手前の-5mのゴロタ地帯には、高波のせいか多くのキビナゴの群れが追い込まれていました。
午後は、秋の浜の高波を避けて島の西側、王の浜へ潜りました。こちらはうねりも流れもなく、明るく気持ちのよい海でしたが、やはり2回通った台風の影響でしょうか、海底のサカナの種類と個体数は少ない感じでした。そのかわり、中層にはタカサゴ、イッセンタカサゴ、ウメイロの群れが通り過ぎ、キラキラの賑やかな雰囲気になります。その群れを何か大物が追って来ないか遠方に目を凝らしていると、イソマグロと思しき大型の影が1匹通り過ぎましたが、それ以上接近は出来ずアッという間の出来事でした。