仕事で長野県駒ヶ根市まで日帰りで行って来ました。横浜を9時半に出発し、第三京浜→環状7号→永福町→中央道を経由し、12時過ぎに諏訪湖SAに着いて食事休憩を取りました。途中の小淵沢辺りは標高千メートルほどあって、道路沿いの木々の芽はまだ固く、遅い春を待ちわびているようです。 岡谷JCTで松本方面への長野道と分岐し、箕輪を過ぎると右手に中央アルプスの頂が雪を被って見えてきました。しかし、あいにくガスが掛かって、はっきりと見えません。 駒ヶ根には約30年前の高校生の時に一度来たことがあります。その時は新宿から高速バスで駒ヶ根バスターミナルに到着し、そこから乗り継いで千畳敷カールへ登りました。そのバスターミナルは30年前と変わらず、とても懐かしく感じました。 立ち寄ったのは、地元の酒造会社です。ここの純米酒「信濃鶴」は、不純物の大変少ない“純米“度の高い清酒で、家に帰ってからいただくと、とてもまろやかな美味しいお酒でした。 帰り道、運転しながら韮崎付近から正面に見える富士山は、真っ白な山体が夕陽でうっすらと赤みを帯びて、はっとする美しさでした。
