I-15でバーストーへ戻りまして、ここからはいよいよルート66の旅!
鄙びた風景の中を走ります。
これは確か3年前も見たはずの看板。
ヘレンデール(Helendale)の街の「ヘレンデール・マーケット」の駐車場には、珍しい「ポリー・ガス」というガソリンブランドの看板が残っています。
ルート66上のどこかで、このポリーのガソリンポンプを見た気がするのですが、どこだったか思い出せない!
3年前のゴールとなった「ボトルツリー・ランチ」。
色とりどりのガラスビンが楽しげです。
あの時は早朝で入れなかったのですが、今回は中もしっかり見ることができました!
オロ・グランデ(Oro Grande)の街に到着!
手描きっぽい横長のルート66シールドが、いい味わい。
そして、ピザ屋の屋根にサイケな「牛」!
今回の旅では「牛」にあまり会えず、ネバダ一周の中でファロンで見た以来、これが2頭目。
この旅の裏目標で「牛」3頭を見る、と決めていましたが、ロスまでの道すがら、あと1頭なんとか見つけられるか!
ミント色がステキな「エマ・ジーンのバーガー屋さん」では、映画「キルビル」のロケが行われたとか。
しまった、今度は「キルビル」見ずにここに来ちゃった・・・。
ヴィクターヴィル(Victorville)の街に着きまして、ここは何と言っても、
「カリフォルニア・ルート66ミュージアム」だけははずせません!
ここは、この近くに以前あったという「マハンズ・ハーフエイカー」というスポットに関するものが充実!
これはたぶん入口にあった看板なのでしょうね。
「ハーフエイカー」もまた、屋外にいろんなものをずらずらと展示していたというところだったようです。
これも展示品のひとつ「ジャイアント・フラガール」!
これは、ミュージアムのすぐ近くに今もある「グリーン・スポット・モーテル」のネオンサイン。
緑色がロマンチック! イカス!
・・・ただし、後で実際に見に行った「グリーン・スポット・モーテル」は・・・
古び過ぎ! チキンのワタクシは、あまりの雰囲気に松田さんから降りることもできず、車中からの撮影となりました。
見学を終えたワタクシは、近くのガソリンスタンドのコンビニで飲み物を買ってきて、駐車場の松田さんの中で昼ご飯。
そう、巨大なブリート2本目を食べたのでしたが、実は66ミュージアムあたりから調子がイマイチ。
リノの時は頭痛がメインでしたが、今度は気分が悪い感じが強く、全く食欲ないのに無理してブリートを食べて、余計悪化しました。
暑さと、終始重い荷物を背負っていることからの疲れだったんでしょうかね。
うーん、気持ち悪い・・・。
しかし、旅は非情です。
どんなに気持ち悪くても、目的地には着かなければいけないのです。
そうしないと見たいものは見られなくなるし、スケジュールのずれが積み重なれば、最終的には日本に帰れなくなってしまうのです!
ワタクシは、最悪の気分の中、なおも観光に挑み続けるのです。
もう、これは一種の「業」ですね。旅業(←たびぎょう、と読んでね!)。
前日の夜、どこかのおバカさんが「これからはルート66を楽しむ!」「これはリゾートだ!」とか言ってましたが、冗談じゃないぞ!
こんな苦しいリゾートがあってたまるか!
「ラスベガス・ポーン」は、ただの質屋なのに、こんなにハイテンションな店構え!
「ニューコーラル・モーテル」の有名な馬の看板!
I-15に乗って、しばらく進んだところには、
この看板の「アウトポストカフェ・トラックストップ」が。
青空バックにこの看板は、文句のつけようがない美しさ!
どうだあ! とても気分悪い人には見えないだろう!
我ながら堂々のエンジョイっぷり!
・・・うう、気持ち悪い・・・。
またちょっと進んだ出口近くには、
なんだか似た感じの看板の「サミットイン・レストラン」。
建物もカッコいい!
アメリカ国旗を中心に、ルート66が通る8州の州旗がズラリ!
イカスお店と対照的にボロボロの気分で松田さんを駐車場に停めたワタクシは、せめてコーヒーでも飲んで休憩しようとお店に。
あああ、中もカッコいいんだよなあ!
右の方に吊るされた「オストリッチ(駝鳥)・バーガー」ってのは、このお店の名物だそうで、本当なら昼ご飯にしたかったのです。
だのになあ! あんなでっかいブリート食べて、気持ち悪くなってるんだもんなあ!
オストリッチ・バーガーは食べられないし、気持ちは悪いし、誰か何とかしてくれよ!
メニューを見るとアイスクリームがあったので、コーヒーとアイスクリームを頼みました。
結局まだ、アイスクリームが全然進んでいませんしね。
アイスは、意外にもパフェ容器にがっしり盛られての登場。
体調に対して明らかに悪影響が出そうなおやつですが「アイスクリームとコーヒーの組み合わせは、気分が悪いのを治す医学的効果がある」と、むちゃくちゃな暗示を自分にかけて、バクバク食べます。
気分悪くても、このアイスは美味しくて、そして、食べ終わると本当に少し気分が楽になったのです。
「よおおし! 治った! 治ったあ!」
松田さんの運転席で一人叫びつつ、I-15に戻りました。
「サミットイン」の「サミット」ってのは、峠の頂上のことで、ここから先は下り坂になるのでした。
途中、また一般道に降りてみると、
路面にルート66マークが!
今回、何度かこれを見ていましたが、やはり一度は写真を撮らなきゃということで。
さあ、坂を下り切ったら、サンバナディーノの街に着きますよ!
<つづく>
鄙びた風景の中を走ります。
これは確か3年前も見たはずの看板。
ヘレンデール(Helendale)の街の「ヘレンデール・マーケット」の駐車場には、珍しい「ポリー・ガス」というガソリンブランドの看板が残っています。
ルート66上のどこかで、このポリーのガソリンポンプを見た気がするのですが、どこだったか思い出せない!
3年前のゴールとなった「ボトルツリー・ランチ」。
色とりどりのガラスビンが楽しげです。
あの時は早朝で入れなかったのですが、今回は中もしっかり見ることができました!
オロ・グランデ(Oro Grande)の街に到着!
手描きっぽい横長のルート66シールドが、いい味わい。
そして、ピザ屋の屋根にサイケな「牛」!
今回の旅では「牛」にあまり会えず、ネバダ一周の中でファロンで見た以来、これが2頭目。
この旅の裏目標で「牛」3頭を見る、と決めていましたが、ロスまでの道すがら、あと1頭なんとか見つけられるか!
ミント色がステキな「エマ・ジーンのバーガー屋さん」では、映画「キルビル」のロケが行われたとか。
しまった、今度は「キルビル」見ずにここに来ちゃった・・・。
ヴィクターヴィル(Victorville)の街に着きまして、ここは何と言っても、
「カリフォルニア・ルート66ミュージアム」だけははずせません!
ここは、この近くに以前あったという「マハンズ・ハーフエイカー」というスポットに関するものが充実!
これはたぶん入口にあった看板なのでしょうね。
「ハーフエイカー」もまた、屋外にいろんなものをずらずらと展示していたというところだったようです。
これも展示品のひとつ「ジャイアント・フラガール」!
これは、ミュージアムのすぐ近くに今もある「グリーン・スポット・モーテル」のネオンサイン。
緑色がロマンチック! イカス!
・・・ただし、後で実際に見に行った「グリーン・スポット・モーテル」は・・・
古び過ぎ! チキンのワタクシは、あまりの雰囲気に松田さんから降りることもできず、車中からの撮影となりました。
見学を終えたワタクシは、近くのガソリンスタンドのコンビニで飲み物を買ってきて、駐車場の松田さんの中で昼ご飯。
そう、巨大なブリート2本目を食べたのでしたが、実は66ミュージアムあたりから調子がイマイチ。
リノの時は頭痛がメインでしたが、今度は気分が悪い感じが強く、全く食欲ないのに無理してブリートを食べて、余計悪化しました。
暑さと、終始重い荷物を背負っていることからの疲れだったんでしょうかね。
うーん、気持ち悪い・・・。
しかし、旅は非情です。
どんなに気持ち悪くても、目的地には着かなければいけないのです。
そうしないと見たいものは見られなくなるし、スケジュールのずれが積み重なれば、最終的には日本に帰れなくなってしまうのです!
ワタクシは、最悪の気分の中、なおも観光に挑み続けるのです。
もう、これは一種の「業」ですね。旅業(←たびぎょう、と読んでね!)。
前日の夜、どこかのおバカさんが「これからはルート66を楽しむ!」「これはリゾートだ!」とか言ってましたが、冗談じゃないぞ!
こんな苦しいリゾートがあってたまるか!
「ラスベガス・ポーン」は、ただの質屋なのに、こんなにハイテンションな店構え!
「ニューコーラル・モーテル」の有名な馬の看板!
I-15に乗って、しばらく進んだところには、
この看板の「アウトポストカフェ・トラックストップ」が。
青空バックにこの看板は、文句のつけようがない美しさ!
どうだあ! とても気分悪い人には見えないだろう!
我ながら堂々のエンジョイっぷり!
・・・うう、気持ち悪い・・・。
またちょっと進んだ出口近くには、
なんだか似た感じの看板の「サミットイン・レストラン」。
建物もカッコいい!
アメリカ国旗を中心に、ルート66が通る8州の州旗がズラリ!
イカスお店と対照的にボロボロの気分で松田さんを駐車場に停めたワタクシは、せめてコーヒーでも飲んで休憩しようとお店に。
あああ、中もカッコいいんだよなあ!
右の方に吊るされた「オストリッチ(駝鳥)・バーガー」ってのは、このお店の名物だそうで、本当なら昼ご飯にしたかったのです。
だのになあ! あんなでっかいブリート食べて、気持ち悪くなってるんだもんなあ!
オストリッチ・バーガーは食べられないし、気持ちは悪いし、誰か何とかしてくれよ!
メニューを見るとアイスクリームがあったので、コーヒーとアイスクリームを頼みました。
結局まだ、アイスクリームが全然進んでいませんしね。
アイスは、意外にもパフェ容器にがっしり盛られての登場。
体調に対して明らかに悪影響が出そうなおやつですが「アイスクリームとコーヒーの組み合わせは、気分が悪いのを治す医学的効果がある」と、むちゃくちゃな暗示を自分にかけて、バクバク食べます。
気分悪くても、このアイスは美味しくて、そして、食べ終わると本当に少し気分が楽になったのです。
「よおおし! 治った! 治ったあ!」
松田さんの運転席で一人叫びつつ、I-15に戻りました。
「サミットイン」の「サミット」ってのは、峠の頂上のことで、ここから先は下り坂になるのでした。
途中、また一般道に降りてみると、
路面にルート66マークが!
今回、何度かこれを見ていましたが、やはり一度は写真を撮らなきゃということで。
さあ、坂を下り切ったら、サンバナディーノの街に着きますよ!
<つづく>