<動画>
クリントンからまたI-40(インターステイト40号線)に乗って、ちょっと行ったところにあるエルクシティという街。
こちらには、なんと「ナショナル・ルート66ミュージアム」があるのです!
モチロン、こちらにも寄るに決まってますよ!
まず、何と言っても、看板がバカでかい!
どんなにボンヤリした人でも、これを見過ごすってことはないでしょう。
にぎわうダイナーとルート66を代表する車・コルベット。
ダイナーがとても楽しそう! 仲間に入りたい!
映画「怒りの葡萄」より、主人公ジョード一家がカリフォルニアを目指したトラックです。
ワタクシは映画は見ていないのですが、小説を読んでなんとなく想像していた感じとピッタリでした!
ニワトリのカゴがステキ。こういうの、何だかグッときます。
国立ミュージアムは、「昔の暮らし博物館」みたいなのも併設になっていました。
屋外展示で、風車のコレクション。
風車は井戸水をくみ上げるために使ったのだそうです。
この他、農作業や鉄道に関する展示もあって、とても盛りだくさんでした。
クリントンとエルクシティ、すぐ近くの街に立て続けにミュージアムがあるってどうなの、と思っていたのですが、当然ながら展示内容には違いがありますし、さすがの充実ぶりでどちらも大いに楽しめるミュージアムでした。
やはり、ルート66を旅するのなら、どちらも外せませんね!
さて、見学も終えまして、夕方前。
ミュージアムのすぐ向かい側にあったショッピングセンターの駐車場に車を止めて、ひとつ大きく深呼吸をしました。
実は、この時のワタクシは、一発根性を決めて立ち向かわねばならない問題に直面していたのです。
今回の旅は、ワタクシにとって不慣れなドライブ旅行でして、いろいろな困難にぶつかることが予想されていました。
それらを乗り越えなければ、旅を続けることはできません。
しかし、困難は怖い。慣れてないことなら、なおさらです。
なるべくなら、そういうものと出くわしたくはないものです。
あああ、それなのに、アメリカくんだりまでわざわざ出てきてしまった、ワタクシ。
あああ、日本のアジトでボヤボヤとゲームでもしていればよかったものを、何だってこんな・・・。
結局、根性を決めてやらねばならないことだと解っているのに、カローラの運転席でいつまでもクヨクヨし続けるワタクシでした。
見つめる先には、黄色い貝殻のマーク。
そう、何と今回のワタクシは「給油が怖い」のでした!
なんてバカな、とお思いでしょう?
給油もできないで、どうやってドライブ旅行を続けるつもりだ。ワタクシだってそう思います。
しかしね、ワタクシがかつて運転していた頃というのは、まだガソリンスタンドってのはフルサービスがメインの時代。
給油口さえ開けてふんぞり返っていれば、いつのまにかガソリン満タン、という世界だったのです。
しかも、その頃ですら、何となく気後れして給油を先延ばしにする癖がありましたもんね。
もうガソリンスタンドの何が苦手なのか、自分でもよく解りませんが、何となく苦手なのです。
今は日本でもセルフが一般的なんですってね。
アメリカのガソリンスタンドも、セルフが圧倒的多数。
クレジットカードを使えば、ポンプで直接支払いができて、後は給油するだけ、英語ができなくても安心なのだそうです。
ワタクシも、今度ばかりはクレジットカードを用意して来たんです。
落ち着け。出来るはずだ。今だ、行け! ビシッと決めろ!
ショッピングセンターの駐車場で、根性を固めること小一時間、やけくそで決意を固めたワタクシは、併設されたガソリンスタンドにカローラをギクシャクと乗り入れました。
助手席には、ダイヤモンド社「地球の歩き方・アメリカドライブ」の「ガソリンスタンドの利用法」のページがバキッと開かれています。
すでに日本でも、そしてアメリカへ来る飛行機の中でも、内容を暗唱できるくらい繰り返して読んだページです。
そのページの教えに従いまして、まずはクレジットカードをポンプに通して、認識されたらガソリンの種類を選んで・・・。
あれ? 認識されません。
実は日本のカードは認識されないことが結構多いそうなのです。
仕方ないので、店員さんのいるところへ向かいました。
ガソリンスタンドにはたいていコンビニみたいなお店が併設されていて、食べ物飲み物などちょっとした買い物ができるのです。
また、現金でガソリン代を支払う場合も、このコンビニのレジで支払いを行います。
このお店にはコンビニではなくて、店員さんがいるだけの小屋みたいなのがありました。
小屋の中にいたのは、メガネがキュートな女性店員さん。
名札には「Emily」(仮名)と書いてありました。
ワ「カードが認識されないんです」
E「あら、本当。ちょっと貸して。・・・はい、これでいいわ」
ああ、よかった。
勇んでポンプへ戻るワタクシでしたが、問題はここから。
相変わらずポンプはカードを認識しない状態のまんまで、そのままでは給油ができません。
またしても小屋へ赴くワタクシ。
ワ「出来ないです」
E「そうみたいね。ちょっと私が行ってみるわ。待ってて」
Emilyが小屋から出て来まして、一緒にポンプへ向かいました。
その時、ワタクシは、見てしまったのです。
Emilyは、ほんの少し、右足を引きずるように歩いているのですが、その右足が妙につるつるなのです。
Emilyの右足は、義足なのでした。
確かにアメリカでは、日本と比べものにならない頻度で、車椅子の方や義手義足を使用されている方を目にします。
どういう原因でそうなのかは考えたくもありませんが、ワタクシの実感としてはそうなのです。
しかし、そんなEmilyが普通に働いていることが、まずワタクシにはショックであり、さらに小屋の中にいる分には彼女のハンデキャップが仕事に影響しないこの職場の選び方に関心し、それなのに東洋のまぬけなおっさんが、ろくすっぽ給油も出来ない癖に「ルート66をドライブする!」なんて言ってやってきたせいで、本当なら必要のない小屋の外での仕事を発生させてしまったことに力一杯落ち込みました。
Emilyは屈託ない様子で、
E「さあ、これでいいはずよ。やってみましょうか」
と言うや、ポンプのノズルをカローラの給油口に突っ込んで給油を始めました。
E「OK、入ったわ」
ワ「Thank you! ・・・er・・・I'm sorry」
英語もしゃべれない! もう、ホントに嫌になります。
こんな一言で、どうして「僕ができないばっかりに、わざわざここまで出てきてもらって、全部やってもらっちゃって、ごめんね」という気持ちが伝わるもんか。
結局これが、全くもってセルフじゃないワタクシのセルフスタンドデビューとなりました。
盛大に落ち込んでガソリンスタンドを後にしたワタクシは、次回以降は現金払いで給油することを固く誓うのでした。
さあ、では次は宿の確保です。
今回の旅は、途中の宿は予約していませんので、夕方頃によさそうな街にいれば、その辺で宿を探す、ということになります。
最終的に帳尻さえ合わせれば、予定になかったところだろうが、ちょいと寄り道だろうが、やり放題ということになるのですね。
こうした旅の際に便利なのがモーテルという奴です。
ルート66沿いには、たいていの街にモーテルがあって、安く宿泊ができるのです。
今日は、このエルクシティが宿泊候補地でしたので、予め近くのモーテルを調べてきました。
狙うのは、コチラ。
「フラミンゴ・イン」さんです!
まずは看板の「VACANCY」をチェック。
「NO」がついてなければ、空室あり、ということです。
あれれ、写真はチェックインしてから撮ったものですが、「NO VACANCY」になってますね。
ワタクシが入った後、満室になったんですね。
その下に「$34.99」とありますが、これが最低価格でしょうね。
とは言え、その通りの値段になることは、一度もありませんでしたが。
まずはモーテルのオフィスの前に車を停めて、オフィスに入ります。
ここのオーナーご家族はインド系の一家でした。
実は、この後も泊まったモーテルのほとんどが、インド系の方がオーナーだったのです。
聞くところによると、インドのお金持ちの方が、こういうモーテルを買い上げちゃうパターンが近年多いんだそうですよ。
オフィスでは、パスポートをコピーさせてくれと求められることが多かったですね。
所定の用紙に住所氏名とかを書いて、料金を支払います。この日は49ドル。
鍵を受け取ったら車に戻って、泊まる部屋の前に車を停めます。
はい、これで、この部屋が、今夜のワタクシの城というわけです。
まだ明るかったので、外をぶらぶら歩いてみました。
宿に着いちゃうと、後は晩ご飯くらいしかやることがなくて、夜の時間を持て余しますしね。
しかし、モーテルのあるルート66沿いは、日本でいうところの国道沿いみたいな感じで、歩行者が歩くことをあまり想定されてないみたいでした。
歩道がなくなっちゃったりするのですよ。
それにしても、暑い。そして、乾燥しています。
オクラホマに着いた時からそうなのですが、やたら喉が渇いて、いくらでも水が飲める感じなのです。
「フラミンゴ・イン」の自販機は全部売切れでしたので、すぐ隣のモーテル「キングズ・イン」さんの自販機で飲み物をやたら何度も買ったような気がします。
結局、大した収穫もなく散歩を終了して、「フラミンゴ・イン」まで戻ります。
晩ご飯でも食べるか。
チェックインの時に、オーナーさんが、
「メキシコ料理が嫌いでなければ、隣の『ペドロズ』がオススメだよ。美味しいよ」
と言ってくれたのですが、あんまり食欲がなかったので、ファーストフードで気軽に済ませたい気分。
散歩で見ていた「カールズJr」というハンバーガーチェーンに入ります。
なんだかこう、ちょっと店員さんが挑発的な感じだったので、これ以降「カールズJr」には行く気がしなくなりました。
まぁ、ワタクシが疲れてただけかもしれませんけどね。
部屋に帰って、テレビをつけました。
チャンネルをチャカチャカ回して、ESPNの野球ダイジェスト番組に。
8月ですので、バスケットやアイスホッケーがシーズンオフなのが残念でした。
アメフトはルールが解らないし・・・。
結局旅の間中、テレビはメジャーリーグのダイジェストばかり見てました。
自分がアメリカに来て、アメリカのテレビで、メジャーリーグの日本人選手の活躍を見るのは、何だか不思議な気分でしたね。
ガイドブックを広げて、翌日の観光の予習をしたりしまして、早めに寝ました。
うーん、ちょっと夜の過ごし方を考えなくちゃいけませんね・・・。
<つづく>
クリントンからまたI-40(インターステイト40号線)に乗って、ちょっと行ったところにあるエルクシティという街。
こちらには、なんと「ナショナル・ルート66ミュージアム」があるのです!
モチロン、こちらにも寄るに決まってますよ!
まず、何と言っても、看板がバカでかい!
どんなにボンヤリした人でも、これを見過ごすってことはないでしょう。
にぎわうダイナーとルート66を代表する車・コルベット。
ダイナーがとても楽しそう! 仲間に入りたい!
映画「怒りの葡萄」より、主人公ジョード一家がカリフォルニアを目指したトラックです。
ワタクシは映画は見ていないのですが、小説を読んでなんとなく想像していた感じとピッタリでした!
ニワトリのカゴがステキ。こういうの、何だかグッときます。
国立ミュージアムは、「昔の暮らし博物館」みたいなのも併設になっていました。
屋外展示で、風車のコレクション。
風車は井戸水をくみ上げるために使ったのだそうです。
この他、農作業や鉄道に関する展示もあって、とても盛りだくさんでした。
クリントンとエルクシティ、すぐ近くの街に立て続けにミュージアムがあるってどうなの、と思っていたのですが、当然ながら展示内容には違いがありますし、さすがの充実ぶりでどちらも大いに楽しめるミュージアムでした。
やはり、ルート66を旅するのなら、どちらも外せませんね!
さて、見学も終えまして、夕方前。
ミュージアムのすぐ向かい側にあったショッピングセンターの駐車場に車を止めて、ひとつ大きく深呼吸をしました。
実は、この時のワタクシは、一発根性を決めて立ち向かわねばならない問題に直面していたのです。
今回の旅は、ワタクシにとって不慣れなドライブ旅行でして、いろいろな困難にぶつかることが予想されていました。
それらを乗り越えなければ、旅を続けることはできません。
しかし、困難は怖い。慣れてないことなら、なおさらです。
なるべくなら、そういうものと出くわしたくはないものです。
あああ、それなのに、アメリカくんだりまでわざわざ出てきてしまった、ワタクシ。
あああ、日本のアジトでボヤボヤとゲームでもしていればよかったものを、何だってこんな・・・。
結局、根性を決めてやらねばならないことだと解っているのに、カローラの運転席でいつまでもクヨクヨし続けるワタクシでした。
見つめる先には、黄色い貝殻のマーク。
そう、何と今回のワタクシは「給油が怖い」のでした!
なんてバカな、とお思いでしょう?
給油もできないで、どうやってドライブ旅行を続けるつもりだ。ワタクシだってそう思います。
しかしね、ワタクシがかつて運転していた頃というのは、まだガソリンスタンドってのはフルサービスがメインの時代。
給油口さえ開けてふんぞり返っていれば、いつのまにかガソリン満タン、という世界だったのです。
しかも、その頃ですら、何となく気後れして給油を先延ばしにする癖がありましたもんね。
もうガソリンスタンドの何が苦手なのか、自分でもよく解りませんが、何となく苦手なのです。
今は日本でもセルフが一般的なんですってね。
アメリカのガソリンスタンドも、セルフが圧倒的多数。
クレジットカードを使えば、ポンプで直接支払いができて、後は給油するだけ、英語ができなくても安心なのだそうです。
ワタクシも、今度ばかりはクレジットカードを用意して来たんです。
落ち着け。出来るはずだ。今だ、行け! ビシッと決めろ!
ショッピングセンターの駐車場で、根性を固めること小一時間、やけくそで決意を固めたワタクシは、併設されたガソリンスタンドにカローラをギクシャクと乗り入れました。
助手席には、ダイヤモンド社「地球の歩き方・アメリカドライブ」の「ガソリンスタンドの利用法」のページがバキッと開かれています。
すでに日本でも、そしてアメリカへ来る飛行機の中でも、内容を暗唱できるくらい繰り返して読んだページです。
そのページの教えに従いまして、まずはクレジットカードをポンプに通して、認識されたらガソリンの種類を選んで・・・。
あれ? 認識されません。
実は日本のカードは認識されないことが結構多いそうなのです。
仕方ないので、店員さんのいるところへ向かいました。
ガソリンスタンドにはたいていコンビニみたいなお店が併設されていて、食べ物飲み物などちょっとした買い物ができるのです。
また、現金でガソリン代を支払う場合も、このコンビニのレジで支払いを行います。
このお店にはコンビニではなくて、店員さんがいるだけの小屋みたいなのがありました。
小屋の中にいたのは、メガネがキュートな女性店員さん。
名札には「Emily」(仮名)と書いてありました。
ワ「カードが認識されないんです」
E「あら、本当。ちょっと貸して。・・・はい、これでいいわ」
ああ、よかった。
勇んでポンプへ戻るワタクシでしたが、問題はここから。
相変わらずポンプはカードを認識しない状態のまんまで、そのままでは給油ができません。
またしても小屋へ赴くワタクシ。
ワ「出来ないです」
E「そうみたいね。ちょっと私が行ってみるわ。待ってて」
Emilyが小屋から出て来まして、一緒にポンプへ向かいました。
その時、ワタクシは、見てしまったのです。
Emilyは、ほんの少し、右足を引きずるように歩いているのですが、その右足が妙につるつるなのです。
Emilyの右足は、義足なのでした。
確かにアメリカでは、日本と比べものにならない頻度で、車椅子の方や義手義足を使用されている方を目にします。
どういう原因でそうなのかは考えたくもありませんが、ワタクシの実感としてはそうなのです。
しかし、そんなEmilyが普通に働いていることが、まずワタクシにはショックであり、さらに小屋の中にいる分には彼女のハンデキャップが仕事に影響しないこの職場の選び方に関心し、それなのに東洋のまぬけなおっさんが、ろくすっぽ給油も出来ない癖に「ルート66をドライブする!」なんて言ってやってきたせいで、本当なら必要のない小屋の外での仕事を発生させてしまったことに力一杯落ち込みました。
Emilyは屈託ない様子で、
E「さあ、これでいいはずよ。やってみましょうか」
と言うや、ポンプのノズルをカローラの給油口に突っ込んで給油を始めました。
E「OK、入ったわ」
ワ「Thank you! ・・・er・・・I'm sorry」
英語もしゃべれない! もう、ホントに嫌になります。
こんな一言で、どうして「僕ができないばっかりに、わざわざここまで出てきてもらって、全部やってもらっちゃって、ごめんね」という気持ちが伝わるもんか。
結局これが、全くもってセルフじゃないワタクシのセルフスタンドデビューとなりました。
盛大に落ち込んでガソリンスタンドを後にしたワタクシは、次回以降は現金払いで給油することを固く誓うのでした。
さあ、では次は宿の確保です。
今回の旅は、途中の宿は予約していませんので、夕方頃によさそうな街にいれば、その辺で宿を探す、ということになります。
最終的に帳尻さえ合わせれば、予定になかったところだろうが、ちょいと寄り道だろうが、やり放題ということになるのですね。
こうした旅の際に便利なのがモーテルという奴です。
ルート66沿いには、たいていの街にモーテルがあって、安く宿泊ができるのです。
今日は、このエルクシティが宿泊候補地でしたので、予め近くのモーテルを調べてきました。
狙うのは、コチラ。
「フラミンゴ・イン」さんです!
まずは看板の「VACANCY」をチェック。
「NO」がついてなければ、空室あり、ということです。
あれれ、写真はチェックインしてから撮ったものですが、「NO VACANCY」になってますね。
ワタクシが入った後、満室になったんですね。
その下に「$34.99」とありますが、これが最低価格でしょうね。
とは言え、その通りの値段になることは、一度もありませんでしたが。
まずはモーテルのオフィスの前に車を停めて、オフィスに入ります。
ここのオーナーご家族はインド系の一家でした。
実は、この後も泊まったモーテルのほとんどが、インド系の方がオーナーだったのです。
聞くところによると、インドのお金持ちの方が、こういうモーテルを買い上げちゃうパターンが近年多いんだそうですよ。
オフィスでは、パスポートをコピーさせてくれと求められることが多かったですね。
所定の用紙に住所氏名とかを書いて、料金を支払います。この日は49ドル。
鍵を受け取ったら車に戻って、泊まる部屋の前に車を停めます。
はい、これで、この部屋が、今夜のワタクシの城というわけです。
まだ明るかったので、外をぶらぶら歩いてみました。
宿に着いちゃうと、後は晩ご飯くらいしかやることがなくて、夜の時間を持て余しますしね。
しかし、モーテルのあるルート66沿いは、日本でいうところの国道沿いみたいな感じで、歩行者が歩くことをあまり想定されてないみたいでした。
歩道がなくなっちゃったりするのですよ。
それにしても、暑い。そして、乾燥しています。
オクラホマに着いた時からそうなのですが、やたら喉が渇いて、いくらでも水が飲める感じなのです。
「フラミンゴ・イン」の自販機は全部売切れでしたので、すぐ隣のモーテル「キングズ・イン」さんの自販機で飲み物をやたら何度も買ったような気がします。
結局、大した収穫もなく散歩を終了して、「フラミンゴ・イン」まで戻ります。
晩ご飯でも食べるか。
チェックインの時に、オーナーさんが、
「メキシコ料理が嫌いでなければ、隣の『ペドロズ』がオススメだよ。美味しいよ」
と言ってくれたのですが、あんまり食欲がなかったので、ファーストフードで気軽に済ませたい気分。
散歩で見ていた「カールズJr」というハンバーガーチェーンに入ります。
なんだかこう、ちょっと店員さんが挑発的な感じだったので、これ以降「カールズJr」には行く気がしなくなりました。
まぁ、ワタクシが疲れてただけかもしれませんけどね。
部屋に帰って、テレビをつけました。
チャンネルをチャカチャカ回して、ESPNの野球ダイジェスト番組に。
8月ですので、バスケットやアイスホッケーがシーズンオフなのが残念でした。
アメフトはルールが解らないし・・・。
結局旅の間中、テレビはメジャーリーグのダイジェストばかり見てました。
自分がアメリカに来て、アメリカのテレビで、メジャーリーグの日本人選手の活躍を見るのは、何だか不思議な気分でしたね。
ガイドブックを広げて、翌日の観光の予習をしたりしまして、早めに寝ました。
うーん、ちょっと夜の過ごし方を考えなくちゃいけませんね・・・。
<つづく>