いよいよ最終日になってしまいました!
朝はややゆっくりで7時起き。
ネオンのすばらしさに敬意を表して、「タリーズ・カフェ」まで歩いて朝ご飯を食べに行きました。
途中にアンティークモールがあって、モチロンまだやってなかったのですが、ガラス張りでしたので外からじっくり見ます。
感動したのは、この古いドライブゲーム。
ありましたよね、こういうの!
ワタクシがゲーム大好きだからついついこういうのに注目してしまうってのは、モチロンありますが、それよりもこれがアンティークとしてお店に並んでいるところがいいと思います。
アメリカさんは、ちゃんとゲームを文化として認識してますよね。
ワタクシだって、もうこれがゲームとして動かなくても価値はあると思うのです(動けば動くで、モチロン価値がありますが!)。
このゲームを眺めて、昔の子供達がこれに群がって遊んでいた、ということを想像するのが楽しそうだと思うのです。
このマシンを通して、その頃のアメリカに思いを馳せるというのが、魅力的に思えます。
なんだ、アンティークに自信がないとか言ってましたけど、意外と楽しめそうじゃん!
このお店が、ガラス張りになっててくれてよかった!
また、タルサの街では、他の街と同様、車の販売店がたくさんあったのですが、その一部の看板がモーテル風だったりしたのに気づきました。
これなんか、どう考えても、元々車屋さんのためにデザインされたとは思えませんよね。
こういう形で、レトロな看板を残していくというムーヴメントなんでしょうか?
朝日に輝いてなお美しい「タリーズ・カフェ」の看板。
ダイナー風の店内には、朝ご飯を食べに来た地元の方がいっぱいで、ウェイトレスのお姉さん達が朝から元気いっぱいだったのが印象的でした。
アメリカでは無愛想な接客も多いですが、また一方こういう明るい雰囲気のお店も結構あるように思います。
食べてると、コーヒーのおかわりを注ぎに来てくれたお姉さんが、
姉「I like your shirts!」
ワ「Thank you!」
やった! これまた裏目標のひとつ「アロハをほめられる」達成!
ワタクシの注文「2-2-2」というモーニングセット。
「3-3-3」というメニューがありまして、パンケーキ3枚、玉子3個、肉3つというものだったのですが、それを「2-2-2」にも出来るということでしたので、それを。
パンケーキはフレンチトーストに変更してもらって、玉子はサニーサイドアップ、肉はベーコンを選びました。
思ったとおり、ワタクシにはこれで充分。
そして、この朝食はとても美味しかったのでした。
大満足で「デザートヒルズ・モーテル」に帰って、チェックアウト。
看板と写真!
最終日の午前中は「XL以外」Tシャツに、ビールアロハ。
鍵を返しに行ったフロントのデスク下には、
このステキなポスターが!
「オール・アバウト・タルサ」というタイトルのようで、前日に見たカトゥーサの青いクジラや「ミードウ・ゴールド」ネオン、「デザートヒルズ・モーテル」や「タリーズ・カフェ」と今見たばかりのネオンまで、いろんなタルサの看板やネオンが詰まってます!
当然見ていないものも多く、しまった、まだこんなにいろいろある街だったんだ、と思いましたし、何よりもこのポスターが欲しい!
必死で元画像の右下のサインを見たのですが、判然としません。
ど、どなたか、このポスターについて、ご存知の方はいらっしゃいませんでしょうか・・・?
ここタルサにも、ワタクシの言う「ネオ・ダイナー」があると知って、やって来た「5&ダイナー」。
実は、昨夜の晩ご飯をここで食べようと思ったのですが、店内が暗そうだったので、ビビって止めたのでした。
なぜだか店内が暗いお店については、てんで度胸が出ないワタクシです・・・。
続いては「タルサ・ステートフェア」にやって来ました。
ステートフェアは、イリノイ州のスプリングフィールドでも行きましたね。
たぶん収穫祭を行う会場で、遊園地みたいな要素も持っているのでした。
イリノイ州のステートフェアではリンカーンの像を見ましたが、ここでもお目当てはやはり巨大なこの方。
ゴールデン・ドリラーさんです!
タルサはかつて「世界の石油首都」と呼ばれたほど石油関係の産業が盛んですので、その象徴なのですね。
これまた「世界最大の」自立像なんだそうです。
「TULSA」って書いたベルトのバックルがカッコいい!
昨夜はネオンを見て感動した「ミードウ・ゴールド」。
昼に見てもすばらしい! 美しい!
街の西のはずれには「サイラス・エイヴリィ100周年公園」がありました。
サイラス・エイヴリィは、ルート66の計画を行った事業家で、「ルート66の父」の別名を持つ人です。
「100周年」ってのが、何の100周年だか解らないのですが、とにかくそういう名前の公園があって、そこにあったのが「East meets West」と題された巨大な銅像。
自動車と馬車が行き当たりそうになったシーンを見事に切り取ったものなのですが、ワタクシは当然「ここに一人加えて笑わせろ」という大喜利と解釈してポーズを考えた結果、こういう写真になりました。
馬に踏み潰されそうになったワタクシですが、これを避けても次の瞬間には車に轢かれるというわけですね。
ただ、残念なことに、全く笑える要素が見当たらない写真が出来上がってしまいましたが!
思いついた時は、これでもマシに思えたのに・・・。
なお、公園の近くに、ロードサイドアトラクションである11th St.ブリッジがあったのですが、ロードサイドアトラクション看板が見当たりませんでした。
結局、来る前はつまらなさそうと思っていたタルサでしたが、まさかの大逆転で、かなり好印象を残した街になりました。
これは意外!
次いで訪れたのは、サパルパという小さな街。
ここでは、ダウンタウンに壁画が多く残されていました。
まずは、おなじみコカコーラ。
何回か読み直して、やっと「メンソレータム」だと気づきました。
白黒がオシャレ!
く、くそ! かわいらしい壁画なのに! 車どけて! お願い!
サパルパの街を出たところには、これまた古いルート66である「オザーク・トレイル」という道が残っているという話だったのですが、
道路が閉鎖されていて、入れませんでした。残念!
橋まで歩いて行って、橋の向こうに廃墟になったドライヴイン・シアターがあるのだけは、なんとか見えたのですが・・・。
次のブリストウの街は、少し歩きましたがめぼしい収穫はナシ。
その次のデピューという、小さな街に着きました。
「EZ66」には「タイムカプセルのような小さな街。ぜひメインストリートをドライヴしてほしい」と書いてありましたので、期待していたのです。
ルート66からはずれて、田舎道を少し進みます。
ガイドブックを読んでいなかったら、こんな道の先に街があるなんて、絶対に思えない道です。
それでも、メインSt.に入って行くと、本当にオモチャみたいな小さな街が手品のように唐突に現れました。
「ほお!」
ちょっと驚いたワタクシは、こんな街にもちゃんと用意してある駐車スペースに車を停めて、カメラを片手にあくまでノンビリとメインSt.を歩きだしました。
・・・そう、この時は、全く気づいていなかったのです。
いや、仮にそれを予告されたとしても、ワタクシには全く信じることはできなかったでしょう。
まさか、こんな小さなオモチャみたいな街で、この旅で最悪の事件が起こってしまうなんて・・・。
<つづく>
朝はややゆっくりで7時起き。
ネオンのすばらしさに敬意を表して、「タリーズ・カフェ」まで歩いて朝ご飯を食べに行きました。
途中にアンティークモールがあって、モチロンまだやってなかったのですが、ガラス張りでしたので外からじっくり見ます。
感動したのは、この古いドライブゲーム。
ありましたよね、こういうの!
ワタクシがゲーム大好きだからついついこういうのに注目してしまうってのは、モチロンありますが、それよりもこれがアンティークとしてお店に並んでいるところがいいと思います。
アメリカさんは、ちゃんとゲームを文化として認識してますよね。
ワタクシだって、もうこれがゲームとして動かなくても価値はあると思うのです(動けば動くで、モチロン価値がありますが!)。
このゲームを眺めて、昔の子供達がこれに群がって遊んでいた、ということを想像するのが楽しそうだと思うのです。
このマシンを通して、その頃のアメリカに思いを馳せるというのが、魅力的に思えます。
なんだ、アンティークに自信がないとか言ってましたけど、意外と楽しめそうじゃん!
このお店が、ガラス張りになっててくれてよかった!
また、タルサの街では、他の街と同様、車の販売店がたくさんあったのですが、その一部の看板がモーテル風だったりしたのに気づきました。
これなんか、どう考えても、元々車屋さんのためにデザインされたとは思えませんよね。
こういう形で、レトロな看板を残していくというムーヴメントなんでしょうか?
朝日に輝いてなお美しい「タリーズ・カフェ」の看板。
ダイナー風の店内には、朝ご飯を食べに来た地元の方がいっぱいで、ウェイトレスのお姉さん達が朝から元気いっぱいだったのが印象的でした。
アメリカでは無愛想な接客も多いですが、また一方こういう明るい雰囲気のお店も結構あるように思います。
食べてると、コーヒーのおかわりを注ぎに来てくれたお姉さんが、
姉「I like your shirts!」
ワ「Thank you!」
やった! これまた裏目標のひとつ「アロハをほめられる」達成!
ワタクシの注文「2-2-2」というモーニングセット。
「3-3-3」というメニューがありまして、パンケーキ3枚、玉子3個、肉3つというものだったのですが、それを「2-2-2」にも出来るということでしたので、それを。
パンケーキはフレンチトーストに変更してもらって、玉子はサニーサイドアップ、肉はベーコンを選びました。
思ったとおり、ワタクシにはこれで充分。
そして、この朝食はとても美味しかったのでした。
大満足で「デザートヒルズ・モーテル」に帰って、チェックアウト。
看板と写真!
最終日の午前中は「XL以外」Tシャツに、ビールアロハ。
鍵を返しに行ったフロントのデスク下には、
このステキなポスターが!
「オール・アバウト・タルサ」というタイトルのようで、前日に見たカトゥーサの青いクジラや「ミードウ・ゴールド」ネオン、「デザートヒルズ・モーテル」や「タリーズ・カフェ」と今見たばかりのネオンまで、いろんなタルサの看板やネオンが詰まってます!
当然見ていないものも多く、しまった、まだこんなにいろいろある街だったんだ、と思いましたし、何よりもこのポスターが欲しい!
必死で元画像の右下のサインを見たのですが、判然としません。
ど、どなたか、このポスターについて、ご存知の方はいらっしゃいませんでしょうか・・・?
ここタルサにも、ワタクシの言う「ネオ・ダイナー」があると知って、やって来た「5&ダイナー」。
実は、昨夜の晩ご飯をここで食べようと思ったのですが、店内が暗そうだったので、ビビって止めたのでした。
なぜだか店内が暗いお店については、てんで度胸が出ないワタクシです・・・。
続いては「タルサ・ステートフェア」にやって来ました。
ステートフェアは、イリノイ州のスプリングフィールドでも行きましたね。
たぶん収穫祭を行う会場で、遊園地みたいな要素も持っているのでした。
イリノイ州のステートフェアではリンカーンの像を見ましたが、ここでもお目当てはやはり巨大なこの方。
ゴールデン・ドリラーさんです!
タルサはかつて「世界の石油首都」と呼ばれたほど石油関係の産業が盛んですので、その象徴なのですね。
これまた「世界最大の」自立像なんだそうです。
「TULSA」って書いたベルトのバックルがカッコいい!
昨夜はネオンを見て感動した「ミードウ・ゴールド」。
昼に見てもすばらしい! 美しい!
街の西のはずれには「サイラス・エイヴリィ100周年公園」がありました。
サイラス・エイヴリィは、ルート66の計画を行った事業家で、「ルート66の父」の別名を持つ人です。
「100周年」ってのが、何の100周年だか解らないのですが、とにかくそういう名前の公園があって、そこにあったのが「East meets West」と題された巨大な銅像。
自動車と馬車が行き当たりそうになったシーンを見事に切り取ったものなのですが、ワタクシは当然「ここに一人加えて笑わせろ」という大喜利と解釈してポーズを考えた結果、こういう写真になりました。
馬に踏み潰されそうになったワタクシですが、これを避けても次の瞬間には車に轢かれるというわけですね。
ただ、残念なことに、全く笑える要素が見当たらない写真が出来上がってしまいましたが!
思いついた時は、これでもマシに思えたのに・・・。
なお、公園の近くに、ロードサイドアトラクションである11th St.ブリッジがあったのですが、ロードサイドアトラクション看板が見当たりませんでした。
結局、来る前はつまらなさそうと思っていたタルサでしたが、まさかの大逆転で、かなり好印象を残した街になりました。
これは意外!
次いで訪れたのは、サパルパという小さな街。
ここでは、ダウンタウンに壁画が多く残されていました。
まずは、おなじみコカコーラ。
何回か読み直して、やっと「メンソレータム」だと気づきました。
白黒がオシャレ!
く、くそ! かわいらしい壁画なのに! 車どけて! お願い!
サパルパの街を出たところには、これまた古いルート66である「オザーク・トレイル」という道が残っているという話だったのですが、
道路が閉鎖されていて、入れませんでした。残念!
橋まで歩いて行って、橋の向こうに廃墟になったドライヴイン・シアターがあるのだけは、なんとか見えたのですが・・・。
次のブリストウの街は、少し歩きましたがめぼしい収穫はナシ。
その次のデピューという、小さな街に着きました。
「EZ66」には「タイムカプセルのような小さな街。ぜひメインストリートをドライヴしてほしい」と書いてありましたので、期待していたのです。
ルート66からはずれて、田舎道を少し進みます。
ガイドブックを読んでいなかったら、こんな道の先に街があるなんて、絶対に思えない道です。
それでも、メインSt.に入って行くと、本当にオモチャみたいな小さな街が手品のように唐突に現れました。
「ほお!」
ちょっと驚いたワタクシは、こんな街にもちゃんと用意してある駐車スペースに車を停めて、カメラを片手にあくまでノンビリとメインSt.を歩きだしました。
・・・そう、この時は、全く気づいていなかったのです。
いや、仮にそれを予告されたとしても、ワタクシには全く信じることはできなかったでしょう。
まさか、こんな小さなオモチャみたいな街で、この旅で最悪の事件が起こってしまうなんて・・・。
<つづく>