「ルート66モーテル」の前を通り過ぎて、アフトンの街中へ。
「レスト・へヴン・モーテル」の朽ちかけた看板。
モーテル本体は、賃貸住宅になってるみたいでした。
これまた今はお土産屋さんの「DX STATION」。
バクスタースプリングスでは見ることができなかった、菱型の「DX」看板がイカス!
そして、モチロンここも閉まってました! ぎゃああ!
ワタクシ、こういうのが大好き!
「シカゴ」「スプリングフィールド」「セントルイス」「ジョプリン」という並びは、今回の旅を振り返って感慨深いですし、「アマリロ」「アルバカーキ」「ウィンスロー」は、前回2011年の旅でいずれも思い出深い街です。
ガラス窓から必死に店内をのぞき込みます。
いいなぁ、楽しそうだなぁ。入りたいなぁ・・・。
街はずれには、古い宿泊施設が。
これまた、ぜひ泊まってみたかっ・・・いや、これは、まぁ、別にいいか・・・。
次はバイニータという街。
ここには、また「World Largest」があります。
しかし、これは「元」がつくのですね。
「元世界最大のマクドナルド」というのがそれで、近くを走るI-44のパーキングエリア全体がマクドナルド、というシロモノ。
近づく道がよく解らなかったのと、どうも工事中っぽかったので、遠くからの写真だけにしときました。
ちなみに、現在の世界最大マックは、オリンピックの時にイギリス・ロンドンにできた店舗だそうです。
次いで現れたチェルシーの街では、このお土産屋さんに注目。
ステキな壁画ですが、例によってアンティークに自信がなく、お店には入りませんでした。
ただ、変ったタイプの「牛」を発見。
さあ、次はフォイルという街の「トーテムポール・パーク」に行きたいのですが、ここはルート66からちょっとはずれて行かなければならないのです。
その曲がり角の目印にと思っていたのが「トップ・ハット・バー」。
モチロン、潰れてます! ええ、ええ、そうでしょうとも!
周りには人口の多い街もありませんしね。
そりゃ、仕方ない仕方ない!
・・・コカコーラ看板とかたくさん飾られてるって聞いてたんだけどなぁ・・・。
気を取り直して、トーテムポール・パークへ!
はい! 世界最大のトーテムポールですよ!
世界最大過ぎて、写真に写り切らないですよ!
作者のエド・ギャロウェイさんが11年もの歳月を費やして作り上げたんですって!
なんかこう、解らないなりに、いろんな要素がギッシリ詰まったこのトーテムポールの造形には、引き込まれるものを感じます。
寄り道する価値あり!
ギフトショップは、例によって閉まってましたけど・・・。
クレアモアの街は、ほぼ通過するだけですが、途中にあった「コットン・アイド・ジョーズ・BBQ」は、はい! モチロン、潰れて・・・ないの!? やってる!?
もう、むしろ、潰れてないことに驚きました。
潰れるお店と潰れないお店の違い・・・ううむ、商売ってむずかしいんだね!
だってね、そこからすぐのカトゥーサの街にある、ロードサイド・アトラクションにも指定された「モジョズ・フェイマス・BBQ」は、もう跡形もなく違うお店になってたんですよ。
むずかしい・・・。
で、カトゥーサと言えば、66トラベラーなら絶対見なければいけないものがあるのです。
ブルー・ホエールですよ!
ワタクシ、この日の午後は「脇役」Tシャツに、シュガーダディ・アロハ!
今はもう、遊泳禁止になっている池なのですが、昔は家族でこの池にやって来て、子供達はクジラから池に飛び込んだりしたのでしょうね。
クジラのノンキな表情がとてもいいと思うのです!
この日は、出発地のアフトンまで戻ってくるのに時間がかかり過ぎましたが、そこからは小粒ながらも充実した観光ができたと思います。
で、そろそろ夜になろうというこの時刻、オクラホマ州ではオクラホマシティに次いで2番目に大きな都市であるタルサに着こうとしていました。
今日進めるのは、やっぱりタルサまでということになってしまいそうですね。
ですが、正直ルート66的には、あまりおもしろそうな街ではない、というのがワタクシの印象です。
何といっても、有名なお店であり、ネオンもよく知られた美しいものであった「メトロ・ダイナー」を失くしてしまったというのが残念。
他に特に気になるポイントはなく、そもそも大きな街というだけで運転がメンドクサイし、歓迎できるものではないのです。
この街のルート66は、11th St.という東西に走っている道をひたすら行くだけですので、ボンヤリと走っていましたら、
まず「タリーズ・カフェ」の店構えに目を奪われました。
こういうお店があることは知ってましたが、ここまでいい感じのネオンだったとは!
そして、さらにその近くに、
「デザート・ヒルズ・モーテル」があって、これまたネオンがすばらしかったので、反射的に部屋を取ってしまいました!
ここも45ドル。
部屋で少し落ち着きましたが、どうせ晩ご飯にも出なきゃいけないし、いやいや、意外とこの街はネオンとかおもしろいんじゃないの、と思いまして、まずは11th St.を全部行ってみようと、車を走らせますと・・・
ああっ! これは「ミードウ・ゴールド」のネオンじゃないか!
本だかネットだかでこのネオンの存在を知り、やはり本だかネットだかでもはやこのネオンはなくなってしまったと読んだワタクシは、非常にガッカリしたのでした。
ワタクシの中では「メトロ・ダイナー」に並ぶ「タルサの大きななくしもの」と呼ぶべきネオンだったのですが、まさか復活しているとは!
すばらしいネオンの復活、というのは、ワタクシが最も望むものであり、かつワタクシでも最も期待できないだろうな、と思ってしまうことであります。
ネオンが失われたというのは、たいていその元となるお店なり何なりがなくなってしまったということで、そうであればおカネを費やしてネオンを復活させてみても、それで儲かる人は誰もいないでしょうからね。
しかし、それでもこのネオンを復活させようという動きは、実を結んだということなのです。
例えば、このネオンの場合、今このネオンが建っている場所は公園のようになっているのですが、それはこの土地の寄贈という奇跡的な出来事があってのことなのですね。
すばらしい。すばらし過ぎます!
こういう動きがどんどん広がってくれれば、うれしいんですけど、そこまで言うのは贅沢過ぎますかね・・・。
11th St.を東へ戻る格好で走りまして、晩ご飯は「WHATABURGER」というお店に。
今まで見たことなかったので、チェーン店じゃないんだろ、と思って入りましたが、これ以降は他の街でもポツポツ見かけまして、普通にチェーン店だったと解りました。
看板でオススメになってたアボカド・ベーコンバーガーのセット。
これまた意外なことにトースト型でした。
食後、さらに車を東へ走らせて、タルサの街のはずれあたりにある「ハードロック・ホテル&カジノ」に行きました。
この旅の裏目標のひとつであった「カジノに挑戦!」を達成!
ラスベガス以外でのカジノは、前回2011年の旅の途中にあった「ルート66カジノホテル」ぐらいであるワタクシ、多少ビビりながらお店に入りますが、入ってしまえばラスベガスでもどこでも同じカジノの風景でした。
ビデオポーカーにお札を突っ込んで、久々の戦闘開始!
ちょっとやってると、最初に突っ込んだ20ドルがすぐに倍になりましたので、おやおや、これはイケるかな、とさらにプレイを続けましたが、さすがに旅の疲れが溜まっていたようで、途中からは眠気でウットリしながらのプレイです。
画面の中のトランプのQのカードに描かれたドット絵のクイーンのイラストが、だんだん絶世の美女に見えてきて・・・。
ウワゴトのように彼女に話しかけるのですが、彼女はただ微笑むだけで・・・。
ワタクシは、彼女を画面の中から助け出そうと手を・・・。
ハッ!
いかんいかん! ワタクシは何を言っとるんだ!
自分の頬にビンタを張って目を覚ましたワタクシは、マキシマに乗ってモーテルに戻ると、すぐにベッドに倒れ込んだのでした。
結局、30ドルの負け。
ワタクシって、つくづくギャンブルがヘタクソですね・・・。
<つづく>
「レスト・へヴン・モーテル」の朽ちかけた看板。
モーテル本体は、賃貸住宅になってるみたいでした。
これまた今はお土産屋さんの「DX STATION」。
バクスタースプリングスでは見ることができなかった、菱型の「DX」看板がイカス!
そして、モチロンここも閉まってました! ぎゃああ!
ワタクシ、こういうのが大好き!
「シカゴ」「スプリングフィールド」「セントルイス」「ジョプリン」という並びは、今回の旅を振り返って感慨深いですし、「アマリロ」「アルバカーキ」「ウィンスロー」は、前回2011年の旅でいずれも思い出深い街です。
ガラス窓から必死に店内をのぞき込みます。
いいなぁ、楽しそうだなぁ。入りたいなぁ・・・。
街はずれには、古い宿泊施設が。
これまた、ぜひ泊まってみたかっ・・・いや、これは、まぁ、別にいいか・・・。
次はバイニータという街。
ここには、また「World Largest」があります。
しかし、これは「元」がつくのですね。
「元世界最大のマクドナルド」というのがそれで、近くを走るI-44のパーキングエリア全体がマクドナルド、というシロモノ。
近づく道がよく解らなかったのと、どうも工事中っぽかったので、遠くからの写真だけにしときました。
ちなみに、現在の世界最大マックは、オリンピックの時にイギリス・ロンドンにできた店舗だそうです。
次いで現れたチェルシーの街では、このお土産屋さんに注目。
ステキな壁画ですが、例によってアンティークに自信がなく、お店には入りませんでした。
ただ、変ったタイプの「牛」を発見。
さあ、次はフォイルという街の「トーテムポール・パーク」に行きたいのですが、ここはルート66からちょっとはずれて行かなければならないのです。
その曲がり角の目印にと思っていたのが「トップ・ハット・バー」。
モチロン、潰れてます! ええ、ええ、そうでしょうとも!
周りには人口の多い街もありませんしね。
そりゃ、仕方ない仕方ない!
・・・コカコーラ看板とかたくさん飾られてるって聞いてたんだけどなぁ・・・。
気を取り直して、トーテムポール・パークへ!
はい! 世界最大のトーテムポールですよ!
世界最大過ぎて、写真に写り切らないですよ!
作者のエド・ギャロウェイさんが11年もの歳月を費やして作り上げたんですって!
なんかこう、解らないなりに、いろんな要素がギッシリ詰まったこのトーテムポールの造形には、引き込まれるものを感じます。
寄り道する価値あり!
ギフトショップは、例によって閉まってましたけど・・・。
クレアモアの街は、ほぼ通過するだけですが、途中にあった「コットン・アイド・ジョーズ・BBQ」は、はい! モチロン、潰れて・・・ないの!? やってる!?
もう、むしろ、潰れてないことに驚きました。
潰れるお店と潰れないお店の違い・・・ううむ、商売ってむずかしいんだね!
だってね、そこからすぐのカトゥーサの街にある、ロードサイド・アトラクションにも指定された「モジョズ・フェイマス・BBQ」は、もう跡形もなく違うお店になってたんですよ。
むずかしい・・・。
で、カトゥーサと言えば、66トラベラーなら絶対見なければいけないものがあるのです。
ブルー・ホエールですよ!
ワタクシ、この日の午後は「脇役」Tシャツに、シュガーダディ・アロハ!
今はもう、遊泳禁止になっている池なのですが、昔は家族でこの池にやって来て、子供達はクジラから池に飛び込んだりしたのでしょうね。
クジラのノンキな表情がとてもいいと思うのです!
この日は、出発地のアフトンまで戻ってくるのに時間がかかり過ぎましたが、そこからは小粒ながらも充実した観光ができたと思います。
で、そろそろ夜になろうというこの時刻、オクラホマ州ではオクラホマシティに次いで2番目に大きな都市であるタルサに着こうとしていました。
今日進めるのは、やっぱりタルサまでということになってしまいそうですね。
ですが、正直ルート66的には、あまりおもしろそうな街ではない、というのがワタクシの印象です。
何といっても、有名なお店であり、ネオンもよく知られた美しいものであった「メトロ・ダイナー」を失くしてしまったというのが残念。
他に特に気になるポイントはなく、そもそも大きな街というだけで運転がメンドクサイし、歓迎できるものではないのです。
この街のルート66は、11th St.という東西に走っている道をひたすら行くだけですので、ボンヤリと走っていましたら、
まず「タリーズ・カフェ」の店構えに目を奪われました。
こういうお店があることは知ってましたが、ここまでいい感じのネオンだったとは!
そして、さらにその近くに、
「デザート・ヒルズ・モーテル」があって、これまたネオンがすばらしかったので、反射的に部屋を取ってしまいました!
ここも45ドル。
部屋で少し落ち着きましたが、どうせ晩ご飯にも出なきゃいけないし、いやいや、意外とこの街はネオンとかおもしろいんじゃないの、と思いまして、まずは11th St.を全部行ってみようと、車を走らせますと・・・
ああっ! これは「ミードウ・ゴールド」のネオンじゃないか!
本だかネットだかでこのネオンの存在を知り、やはり本だかネットだかでもはやこのネオンはなくなってしまったと読んだワタクシは、非常にガッカリしたのでした。
ワタクシの中では「メトロ・ダイナー」に並ぶ「タルサの大きななくしもの」と呼ぶべきネオンだったのですが、まさか復活しているとは!
すばらしいネオンの復活、というのは、ワタクシが最も望むものであり、かつワタクシでも最も期待できないだろうな、と思ってしまうことであります。
ネオンが失われたというのは、たいていその元となるお店なり何なりがなくなってしまったということで、そうであればおカネを費やしてネオンを復活させてみても、それで儲かる人は誰もいないでしょうからね。
しかし、それでもこのネオンを復活させようという動きは、実を結んだということなのです。
例えば、このネオンの場合、今このネオンが建っている場所は公園のようになっているのですが、それはこの土地の寄贈という奇跡的な出来事があってのことなのですね。
すばらしい。すばらし過ぎます!
こういう動きがどんどん広がってくれれば、うれしいんですけど、そこまで言うのは贅沢過ぎますかね・・・。
11th St.を東へ戻る格好で走りまして、晩ご飯は「WHATABURGER」というお店に。
今まで見たことなかったので、チェーン店じゃないんだろ、と思って入りましたが、これ以降は他の街でもポツポツ見かけまして、普通にチェーン店だったと解りました。
看板でオススメになってたアボカド・ベーコンバーガーのセット。
これまた意外なことにトースト型でした。
食後、さらに車を東へ走らせて、タルサの街のはずれあたりにある「ハードロック・ホテル&カジノ」に行きました。
この旅の裏目標のひとつであった「カジノに挑戦!」を達成!
ラスベガス以外でのカジノは、前回2011年の旅の途中にあった「ルート66カジノホテル」ぐらいであるワタクシ、多少ビビりながらお店に入りますが、入ってしまえばラスベガスでもどこでも同じカジノの風景でした。
ビデオポーカーにお札を突っ込んで、久々の戦闘開始!
ちょっとやってると、最初に突っ込んだ20ドルがすぐに倍になりましたので、おやおや、これはイケるかな、とさらにプレイを続けましたが、さすがに旅の疲れが溜まっていたようで、途中からは眠気でウットリしながらのプレイです。
画面の中のトランプのQのカードに描かれたドット絵のクイーンのイラストが、だんだん絶世の美女に見えてきて・・・。
ウワゴトのように彼女に話しかけるのですが、彼女はただ微笑むだけで・・・。
ワタクシは、彼女を画面の中から助け出そうと手を・・・。
ハッ!
いかんいかん! ワタクシは何を言っとるんだ!
自分の頬にビンタを張って目を覚ましたワタクシは、マキシマに乗ってモーテルに戻ると、すぐにベッドに倒れ込んだのでした。
結局、30ドルの負け。
ワタクシって、つくづくギャンブルがヘタクソですね・・・。
<つづく>