さっさと起きだしてニードルスの街を脱出だ!
この日はまた田舎の街々を訪ねる旅ですので、街を出る前にガソリンを入れておかなければ。
カリフォルニアは物価が高いとは聞いていましたが、ガソリンにハッキリ現われてました。
これまでは、ガロンあたり3ドルちょいで、3.89ドルなんて表示を見ると、
「おお!? ずいぶん高いね、この店は!」
なんて思っていたのですが、ニードルスでは、ハッキリ4ドル台の数字が看板に書かれていたのです!
これはずいぶんな違い!
散々探し回って、なんとか3ドル台のお店を見つけて、そこで給油しました。
<動画>
ルート66沿いでは、ずーっとサンタフェ鉄道の線路が近くを走っていますので、長い貨物列車を見る機会がたくさんあります。
この時は、あんまり「長い!」って感じはしませんでしたが、まぁ、アメリカらしい情景ってことで。
この日最初の寄り道はゴフスの街!
なんと人口23人!
ゴフスには、オールド・スクールがあってロードサイドアトラクションにも指定されているのですが、その入口。
「歴史に学べ」ってのは校訓なんでしょうか?
<動画>
ゴフスの街は、外と仕切られて「オールド・アメリカをテーマにした公園」という感じになってます。
静かです。
あたりには誰もいなくて、ワタクシが砂を踏みしめる音だけしか聞こえません。
これがオールド・スクール。
アメリカの重要文化財的なものにも登録されているようです。
写真を撮っていると、さらに街の奥の方から、おじいさんが歩いて来られました。
奥の方に集落があるのでしょうか?
そして、この方が23人のうちの一人?
朝っぱらから街の平穏を乱す観光客の登場にご立腹ではないでしょうか?
少し緊張します。
じ「何をしに来られた?」
ワ「景色を楽しみに来たんです」
じ「自由に歩き回って、写真を撮ってくれて構わんよ。他の者には私から言っておこう」
優しいお言葉をいただいて、ホッとします。
お言葉に甘えて、独特なこの街の雰囲気をたっぷり楽しんでから、車に戻りました。
ゴフスRdを西へ進んで、I-40を潜った先で、道はナショナル・トレイルズHwyとなりました。
相変わらず荒野を一直線に進む道。
そして、このあたりでは、道路の脇の土手(?)に、ルート66トラベラーが石で名前を残すというのが流行しているようです。
こんな感じでずいぶん長いこと続いていました。
ステキ看板のレストランを発見しましたが、モチロンつぶれてるんでしょうね。
ややあって、アムボーイの街に到着!
これまた街と言うか何と言うか、人口は2人(!)という情報をどこかで見たことがあります。
ルート66トラベラーなら誰でも知ってる「ロイズ・モーテル&カフェ」の看板。
この写真では見えていませんが、ワタクシの着ているアロハにも登場してます!
モーテルは閉鎖しているってことだったと思いますが、そうは思えないキレイな建物が残っていました。
さらに進んで、カフェが1軒、モーテルが1軒、ガソリンスタンドが1軒しかないラドローの街。
なおも進んで、この旅でただひとつだけ見た鳥居!
なんかいろいろ間違ってる気もしますが、とにかくめでたい!
・・・間違ってるのは、ワタクシの方でしょうか・・・?
さあ、そしてニューベリースプリングスの街に入りました!
ここで昼ご飯。
ここには、映画「バグダッド・カフェ」で一躍有名になった、あのカフェがあるのです!
実は、バグダッドという街は、ここに来る途中にあったのですが、今ではもう何もないのだそうです。
それでも走ってればわかるかな、と思っていたのですが、全く気づきもせずに通過してしまったみたいですね。
映画「バグダッド・カフェ」のモデルとなったお店は、このニューベリースプリングスにあった「サイドワインダー・カフェ」ってお店。
映画を機に、名前を「バグダッド・カフェ」に改めたのだそうです。
ワタクシは、実はこの映画も見ていないのですが、どうですか、映画そのまんまでしょ?
店内は観光客や地元の人で賑わってました。
お店の人は、おじさんが2人。
ハンバーガーのメニューに「クリスティーズ・サイズ」という見慣れないのがありましたので、どういうのかわからないまま注文しました。
ハンバーガーの、上のバンズを外して、代わりに豆のチリをドバッとかけたってもののようです。
どうやって食べるの・・・?
このお店については「観光地として有名なので、味はイマイチ。注文はドリンク程度に」とヒドいことを書いてあるガイドブックがありましたが、ワタクシには、これ美味しかったですけどね。
ナイフとフォークで挑んでみますと、チリの下のハンバーガーは、すでに食べやすいサイズに切られていましたし。
いいお店だと思うんですけど・・・?
まぁ、でも「観光地として有名」ってのは事実のようで、ワタクシが食べていますと、次々に観光客のみなさんがお店に入ってくるのです。
最初のうちは、
「なるほど。そりゃ、このぐらいの人気はあるだろうな」
と思っていたワタクシでしたが、それにしても、お客さんはドンドン入ってくるのです。
この方々は、手に手にカメラを持ってまして、注文するではなく、とにかく有名なあのお店の中を見てみたい、というスタンス。
ワタクシの席は、入口からいちばん近いところでしたので、必然的にこの人々の好奇の視線を浴びながら食事するハメになりました。
ワタクシのすぐそばで、みなさん、どんどんシャッターを切ってます。
しょうがないので、せめてもの抵抗として、こっちも写真を撮ることにしました。
ね! とっても落ち着いた食事の時間が過ごせそうでしょ!
それにしても、こうした方々がドンドン入って来られるので、
「観光バスでも着いたんじゃないの?」
と冗談半分で思って、ふと窓の外を見てみますと、なんと本当に観光バスが停まっていてビックリしました。
いや、まぁ、しかし、これはお店に罪のあることではありません。
「バグダッド・カフェ」、ワタクシはいいお店だと思いました!
<動画>
<つづく>
この日はまた田舎の街々を訪ねる旅ですので、街を出る前にガソリンを入れておかなければ。
カリフォルニアは物価が高いとは聞いていましたが、ガソリンにハッキリ現われてました。
これまでは、ガロンあたり3ドルちょいで、3.89ドルなんて表示を見ると、
「おお!? ずいぶん高いね、この店は!」
なんて思っていたのですが、ニードルスでは、ハッキリ4ドル台の数字が看板に書かれていたのです!
これはずいぶんな違い!
散々探し回って、なんとか3ドル台のお店を見つけて、そこで給油しました。
<動画>
ルート66沿いでは、ずーっとサンタフェ鉄道の線路が近くを走っていますので、長い貨物列車を見る機会がたくさんあります。
この時は、あんまり「長い!」って感じはしませんでしたが、まぁ、アメリカらしい情景ってことで。
この日最初の寄り道はゴフスの街!
なんと人口23人!
ゴフスには、オールド・スクールがあってロードサイドアトラクションにも指定されているのですが、その入口。
「歴史に学べ」ってのは校訓なんでしょうか?
<動画>
ゴフスの街は、外と仕切られて「オールド・アメリカをテーマにした公園」という感じになってます。
静かです。
あたりには誰もいなくて、ワタクシが砂を踏みしめる音だけしか聞こえません。
これがオールド・スクール。
アメリカの重要文化財的なものにも登録されているようです。
写真を撮っていると、さらに街の奥の方から、おじいさんが歩いて来られました。
奥の方に集落があるのでしょうか?
そして、この方が23人のうちの一人?
朝っぱらから街の平穏を乱す観光客の登場にご立腹ではないでしょうか?
少し緊張します。
じ「何をしに来られた?」
ワ「景色を楽しみに来たんです」
じ「自由に歩き回って、写真を撮ってくれて構わんよ。他の者には私から言っておこう」
優しいお言葉をいただいて、ホッとします。
お言葉に甘えて、独特なこの街の雰囲気をたっぷり楽しんでから、車に戻りました。
ゴフスRdを西へ進んで、I-40を潜った先で、道はナショナル・トレイルズHwyとなりました。
相変わらず荒野を一直線に進む道。
そして、このあたりでは、道路の脇の土手(?)に、ルート66トラベラーが石で名前を残すというのが流行しているようです。
こんな感じでずいぶん長いこと続いていました。
ステキ看板のレストランを発見しましたが、モチロンつぶれてるんでしょうね。
ややあって、アムボーイの街に到着!
これまた街と言うか何と言うか、人口は2人(!)という情報をどこかで見たことがあります。
ルート66トラベラーなら誰でも知ってる「ロイズ・モーテル&カフェ」の看板。
この写真では見えていませんが、ワタクシの着ているアロハにも登場してます!
モーテルは閉鎖しているってことだったと思いますが、そうは思えないキレイな建物が残っていました。
さらに進んで、カフェが1軒、モーテルが1軒、ガソリンスタンドが1軒しかないラドローの街。
なおも進んで、この旅でただひとつだけ見た鳥居!
なんかいろいろ間違ってる気もしますが、とにかくめでたい!
・・・間違ってるのは、ワタクシの方でしょうか・・・?
さあ、そしてニューベリースプリングスの街に入りました!
ここで昼ご飯。
ここには、映画「バグダッド・カフェ」で一躍有名になった、あのカフェがあるのです!
実は、バグダッドという街は、ここに来る途中にあったのですが、今ではもう何もないのだそうです。
それでも走ってればわかるかな、と思っていたのですが、全く気づきもせずに通過してしまったみたいですね。
映画「バグダッド・カフェ」のモデルとなったお店は、このニューベリースプリングスにあった「サイドワインダー・カフェ」ってお店。
映画を機に、名前を「バグダッド・カフェ」に改めたのだそうです。
ワタクシは、実はこの映画も見ていないのですが、どうですか、映画そのまんまでしょ?
店内は観光客や地元の人で賑わってました。
お店の人は、おじさんが2人。
ハンバーガーのメニューに「クリスティーズ・サイズ」という見慣れないのがありましたので、どういうのかわからないまま注文しました。
ハンバーガーの、上のバンズを外して、代わりに豆のチリをドバッとかけたってもののようです。
どうやって食べるの・・・?
このお店については「観光地として有名なので、味はイマイチ。注文はドリンク程度に」とヒドいことを書いてあるガイドブックがありましたが、ワタクシには、これ美味しかったですけどね。
ナイフとフォークで挑んでみますと、チリの下のハンバーガーは、すでに食べやすいサイズに切られていましたし。
いいお店だと思うんですけど・・・?
まぁ、でも「観光地として有名」ってのは事実のようで、ワタクシが食べていますと、次々に観光客のみなさんがお店に入ってくるのです。
最初のうちは、
「なるほど。そりゃ、このぐらいの人気はあるだろうな」
と思っていたワタクシでしたが、それにしても、お客さんはドンドン入ってくるのです。
この方々は、手に手にカメラを持ってまして、注文するではなく、とにかく有名なあのお店の中を見てみたい、というスタンス。
ワタクシの席は、入口からいちばん近いところでしたので、必然的にこの人々の好奇の視線を浴びながら食事するハメになりました。
ワタクシのすぐそばで、みなさん、どんどんシャッターを切ってます。
しょうがないので、せめてもの抵抗として、こっちも写真を撮ることにしました。
ね! とっても落ち着いた食事の時間が過ごせそうでしょ!
それにしても、こうした方々がドンドン入って来られるので、
「観光バスでも着いたんじゃないの?」
と冗談半分で思って、ふと窓の外を見てみますと、なんと本当に観光バスが停まっていてビックリしました。
いや、まぁ、しかし、これはお店に罪のあることではありません。
「バグダッド・カフェ」、ワタクシはいいお店だと思いました!
<動画>
<つづく>