ワイアラエ×ココヘッドに戻って来たのは、昼ご飯のため!
・・・とは言え、もしもウィルヘルミナの途中でお腹がすいたら、と思ってさっき「ヤマズ」で買ったスパムむすびも手つかずで残っています。
イマイチ空腹に自信がなくて、行きたいお店はまたしても大盛りで有名。
ですが、今回を逃すと、また次にいつ来れるか解りませんから、と言い訳しながら、
「ビッグシティ・ダイナー」に来ましたよ!
オアフ島に5店舗があるファミレスのチェーンです。
店内はまさに70年代から80年代風のアメリカンな空気。
昔のカイムキの街を映した白黒写真が飾られ、天井からはスポーツ中継を流しているモニターがいくつか下がっています。
ローカルのファミリーや仕事仲間とおぼしきおじさん数人組が、ガヤガヤと楽しくおしゃべりしながら食事中。
いいなぁ、この雰囲気!
そしてワタクシが食べたかったのが、
出ました!
「おばあちゃんのキムチ・フライドライス」!
アメリカンなこのお店の名物がキムチ・チャーハンだというのが、実にハワイらしいじゃないですか!
もんのすごいキムチの香りが食欲をそそります。
美味しいのでバクバクと食べ進みましたが、やはりお腹の空き方が本調子じゃなかったのと、そもそも「ファミリー」レストランですので、このフライドライスも大人2人を相手に戦えるだけの実力の持ち主。
残念ながら、途中でKOされてしまいました。
お持ち帰り用のドギーパックをお願いしようと、頭の中で必死に英作文してますと、イケメン店員さんがスッとやって来て、
店「チェックでいいですか? お包みします」
ワ「う・・あぁ・・・」
完全に不審人物ですね。
ドギーパックをお願いしたので、せめてチップを多めにしたいものです。
レスポの中に50ドル札がありまして、これはちょうどいいや、両替も兼ねましょう。
チャーハン自体は8.99ドルでしたので、50ドル札を出してイケメン店員さんに、
「Give me 35dollars back」
で、約6ドルがチップということにしましたが、今考えるとちょっと払い過ぎで、かえってダサい感じでしたかね・・・。
チャーハンのパックを手に、キムチの香りを振りまきながら歩き始めましたが、これはさすがに1回ホテルに戻りましょうか。
ワイアラエ・アヴェニューもいろいろと楽しいところですが、TheBusでワイキキに戻ろうとすると、ちょっと悩みますね。
この時は、3番Busがいいかなと思って、バスストップを探しました。
ちょうど初日の絶景散歩の道を逆にたどる感じでココヘッド・アヴェニューをたどりましたが、行けども行けどもバスストップはナシ。
結局パホーア・アヴェニューに折れてようやく見つけました。
前回まではあまり利用したことのなかった3番ですが、今日はよく乗ってますね!
毎回こうして新しいTheBus路線がレパートリーに加わってる感じがします。
カピオラニ×マッカリーでバスを降りて、ホテルへ。
ちょっと疲れていたので、途中で買った「モンスター・エナジードリンク」を飲みながら、テレビでNBAのダイジェストを見ます。
アメリカのスポーツは、ちょっと目を離すと選手やチームがどんどん入れ替わってて、サッパリ解らなくなってしまいます。
そうかそうか、レブロン・ジェイムスって、もうキャブスにはいないのか・・・。
そうだったような気もするねぇ・・・。
ちょっと休むとすぐ復活したので、もう一度出かけます。
しかし、この3日目の午後というのは、イマイチ予定を考えついていないところだったのですね。
いつもたいていタイトにスケジュールを作るワタクシなのですが、この日はウィルヘルミナがどれだけ時間がかかるのか、またその後どれだけ体力が残ってるか、など、予測が立ちにくい要素があったわけです。
アレコレ考えて、結局明日以降の予定を前倒しということで、再びTheBusに乗りこんで、チャイナタウンへ向かいました。
ノースベレタニア×リバーストリートで下車。
チャイナタウン・カルチュラルセンターのそばです。
何となくチャイナタウンでもにぎやかな場所と思っていたのですが、以前カルチュラルプラザに来た時はひっそりと静まり返っていたんですよね。
この日は、何かのイベントだったようで、屋台が出たり、中央のステージでは踊りか何かが今終わったばかりという雰囲気でした。
プラザを出ようとすると、わざわざ走ってワタクシに追いすがって来た男性が、
「カバンの写真を撮らせてくれ」
おお、これはテンション上がりますなあ!
「重要機密文書運搬中」というジョークは中国語でも通じるみたいですね!
プラザを出たところは、川沿いの公園みたいになってまして、中国人のおじさん達が数人ずつ集まってテーブルに座り、盛んに何かを配ったり、やったり取ったりしています。
おお、麻雀やってるのか! と思ったのですが、よく見るとおじさん達が手にしているのはトランプのカードでした。
うーん、残念!
中国人の方が麻雀やってるところを見られれば、きっと感動しただろうに・・・。
みなさん、いろいろご都合はおありと思いますが、ここはひとつ、民族のキャラクターってものを大事にしていただいてですね、何とか麻雀をやっていただくというわけにはいきませんでしょうか・・・?
で、ここから川を渡ったすぐのところが、
ハワイ出雲大社です!
おなじみ「モヤモヤさまぁ~ず2」ですっかり有名になりましたね。
まぁ、ここもワタクシは初めてだったんですが・・・。
チャイナタウンのそばにあるというのは、昔はチャイナタウンの辺りが日本人街だったということによるものだそうです。
チャイナタウンへ戻って、ハワイシアターを見に。
建物が堂々としててカッコいいのです。
シアターのつづりが「Theatre」とイギリス風になっているのは、やはりその方が伝統的と言うか重々しい感じが出るからなのでしょうか。
今度は42番のBusに乗って、ワイキキ方面へ。
アラモアナ・ブールヴァード×コウラ・ストリートで降ります。
自動車販売店があったり、工場みたいなのが建ってたりと、これまたあんまり来たことのない地域です。
殺風景極まりない3D迷路みたいな道を進んでいきますと、工場地帯の中に突然、
「パイプラインカフェ」があるのです。
いわゆるクラブ? ライブハウス? どう言ったらいいのか解りませんが、宇多田ヒカルさんもここでライブをやったそうですね。
こじんまりとした入口ですが、細長い建物で、中はかなり広いんですって。
ワタクシはモチロン、この建物のユニークさを写真に収めるためだけにやって来たものであります。
ネオンがちょっと切れちゃってるのが残念・・・。
この辺は工業地域であまり人も歩いていないため、治安があまりよくないそうです。
ワタクシも写真を撮ってすぐに、逃げるように表通りへ。
<つづく>
・・・とは言え、もしもウィルヘルミナの途中でお腹がすいたら、と思ってさっき「ヤマズ」で買ったスパムむすびも手つかずで残っています。
イマイチ空腹に自信がなくて、行きたいお店はまたしても大盛りで有名。
ですが、今回を逃すと、また次にいつ来れるか解りませんから、と言い訳しながら、
「ビッグシティ・ダイナー」に来ましたよ!
オアフ島に5店舗があるファミレスのチェーンです。
店内はまさに70年代から80年代風のアメリカンな空気。
昔のカイムキの街を映した白黒写真が飾られ、天井からはスポーツ中継を流しているモニターがいくつか下がっています。
ローカルのファミリーや仕事仲間とおぼしきおじさん数人組が、ガヤガヤと楽しくおしゃべりしながら食事中。
いいなぁ、この雰囲気!
そしてワタクシが食べたかったのが、
出ました!
「おばあちゃんのキムチ・フライドライス」!
アメリカンなこのお店の名物がキムチ・チャーハンだというのが、実にハワイらしいじゃないですか!
もんのすごいキムチの香りが食欲をそそります。
美味しいのでバクバクと食べ進みましたが、やはりお腹の空き方が本調子じゃなかったのと、そもそも「ファミリー」レストランですので、このフライドライスも大人2人を相手に戦えるだけの実力の持ち主。
残念ながら、途中でKOされてしまいました。
お持ち帰り用のドギーパックをお願いしようと、頭の中で必死に英作文してますと、イケメン店員さんがスッとやって来て、
店「チェックでいいですか? お包みします」
ワ「う・・あぁ・・・」
完全に不審人物ですね。
ドギーパックをお願いしたので、せめてチップを多めにしたいものです。
レスポの中に50ドル札がありまして、これはちょうどいいや、両替も兼ねましょう。
チャーハン自体は8.99ドルでしたので、50ドル札を出してイケメン店員さんに、
「Give me 35dollars back」
で、約6ドルがチップということにしましたが、今考えるとちょっと払い過ぎで、かえってダサい感じでしたかね・・・。
チャーハンのパックを手に、キムチの香りを振りまきながら歩き始めましたが、これはさすがに1回ホテルに戻りましょうか。
ワイアラエ・アヴェニューもいろいろと楽しいところですが、TheBusでワイキキに戻ろうとすると、ちょっと悩みますね。
この時は、3番Busがいいかなと思って、バスストップを探しました。
ちょうど初日の絶景散歩の道を逆にたどる感じでココヘッド・アヴェニューをたどりましたが、行けども行けどもバスストップはナシ。
結局パホーア・アヴェニューに折れてようやく見つけました。
前回まではあまり利用したことのなかった3番ですが、今日はよく乗ってますね!
毎回こうして新しいTheBus路線がレパートリーに加わってる感じがします。
カピオラニ×マッカリーでバスを降りて、ホテルへ。
ちょっと疲れていたので、途中で買った「モンスター・エナジードリンク」を飲みながら、テレビでNBAのダイジェストを見ます。
アメリカのスポーツは、ちょっと目を離すと選手やチームがどんどん入れ替わってて、サッパリ解らなくなってしまいます。
そうかそうか、レブロン・ジェイムスって、もうキャブスにはいないのか・・・。
そうだったような気もするねぇ・・・。
ちょっと休むとすぐ復活したので、もう一度出かけます。
しかし、この3日目の午後というのは、イマイチ予定を考えついていないところだったのですね。
いつもたいていタイトにスケジュールを作るワタクシなのですが、この日はウィルヘルミナがどれだけ時間がかかるのか、またその後どれだけ体力が残ってるか、など、予測が立ちにくい要素があったわけです。
アレコレ考えて、結局明日以降の予定を前倒しということで、再びTheBusに乗りこんで、チャイナタウンへ向かいました。
ノースベレタニア×リバーストリートで下車。
チャイナタウン・カルチュラルセンターのそばです。
何となくチャイナタウンでもにぎやかな場所と思っていたのですが、以前カルチュラルプラザに来た時はひっそりと静まり返っていたんですよね。
この日は、何かのイベントだったようで、屋台が出たり、中央のステージでは踊りか何かが今終わったばかりという雰囲気でした。
プラザを出ようとすると、わざわざ走ってワタクシに追いすがって来た男性が、
「カバンの写真を撮らせてくれ」
おお、これはテンション上がりますなあ!
「重要機密文書運搬中」というジョークは中国語でも通じるみたいですね!
プラザを出たところは、川沿いの公園みたいになってまして、中国人のおじさん達が数人ずつ集まってテーブルに座り、盛んに何かを配ったり、やったり取ったりしています。
おお、麻雀やってるのか! と思ったのですが、よく見るとおじさん達が手にしているのはトランプのカードでした。
うーん、残念!
中国人の方が麻雀やってるところを見られれば、きっと感動しただろうに・・・。
みなさん、いろいろご都合はおありと思いますが、ここはひとつ、民族のキャラクターってものを大事にしていただいてですね、何とか麻雀をやっていただくというわけにはいきませんでしょうか・・・?
で、ここから川を渡ったすぐのところが、
ハワイ出雲大社です!
おなじみ「モヤモヤさまぁ~ず2」ですっかり有名になりましたね。
まぁ、ここもワタクシは初めてだったんですが・・・。
チャイナタウンのそばにあるというのは、昔はチャイナタウンの辺りが日本人街だったということによるものだそうです。
チャイナタウンへ戻って、ハワイシアターを見に。
建物が堂々としててカッコいいのです。
シアターのつづりが「Theatre」とイギリス風になっているのは、やはりその方が伝統的と言うか重々しい感じが出るからなのでしょうか。
今度は42番のBusに乗って、ワイキキ方面へ。
アラモアナ・ブールヴァード×コウラ・ストリートで降ります。
自動車販売店があったり、工場みたいなのが建ってたりと、これまたあんまり来たことのない地域です。
殺風景極まりない3D迷路みたいな道を進んでいきますと、工場地帯の中に突然、
「パイプラインカフェ」があるのです。
いわゆるクラブ? ライブハウス? どう言ったらいいのか解りませんが、宇多田ヒカルさんもここでライブをやったそうですね。
こじんまりとした入口ですが、細長い建物で、中はかなり広いんですって。
ワタクシはモチロン、この建物のユニークさを写真に収めるためだけにやって来たものであります。
ネオンがちょっと切れちゃってるのが残念・・・。
この辺は工業地域であまり人も歩いていないため、治安があまりよくないそうです。
ワタクシも写真を撮ってすぐに、逃げるように表通りへ。
<つづく>