吉田ナゴヤ堂本舗・店主の日記

まぬけTシャツ一本勝負!「吉田ナゴヤ堂本舗」店主がTシャツを作る! 売る! 売れない!

横須賀の知らないところ歩き 3

2010-08-19 00:36:00 | 日記
カレーに満足して、次の目的地へ移動。

その途中にコンビニがあったので入ってみますと「ガリガリ君」しかも梨味があったので、即購入、即食べ!

真夏の散歩にはアイスが似合うわけですが、特にこういう時は「ガリガリ君」がしっくり来るのです。

例えば、去年の「うっかり東京湾2周目」の時に、崖の観音から降りてきたところの酒屋さんで、みんなで買い食いした「ガリガリ君」なんてのは、それはもう、


「この食べ物は、こういうところで食べるために作られたんじゃないのか?」


って気がしたくらいです。

最近大人気で品薄になっているそうで、特に梨味についてはなかなか見かけなくなっているのですが、作るのやめちゃったんでしょうか?

ワタクシ、梨味が好きなので、なくさないで欲しいです!

この間、この「ガリガリ君」を卸し金ですりおろして食べるという「スリガリ君」ってのが、TVで紹介されてたらしいですが、聞いただけでもおいしそうです!

ぜひ一度やってみたい! のですが、この時はさすがにそのまま食べるしかありませんでした。

歩きながら急いで食べてるにもかかわらず、最後の方は溶けてきて、手にポタポタ垂れてきました。

やっぱり今日の暑さは異常じゃないでしょうか・・・?



さあ、向かったのは三笠公園近くの、三笠桟橋!

これより「猿島上陸作戦」を決行する!

諸君(ワタクシ一人)は、猿島航路便の船に乗り、猿島に上陸!

速やかに調査活動を開始せよ!

島内の施設、自然環境の調査、報告が本作戦の目的である!

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なお、猿島は東京湾唯一の自然島であり、無人島! ちなみに猿はいない!

しかし、この季節は、海水浴客のグループや観光で訪れたカップルなど、諸君の調査活動の妨げとなる危険な輩が数多くいることが予想される!

万一、諸君が一人で島に潜入していることが知られたら、即刻嘲笑の対象となり、それによって諸君は精神に重大な損傷を負うかもしれない!

くれぐれも行動は慎重に! 常に「一緒にきた彼女を待ってるんです。ユミコ(仮名)の奴、遅いなぁー」という態度を忘れるな!

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よし、船も到着したようだな!

総員(くれぐれもワタクシ一人です)、乗船開始!

ウッキー!!

032sarushima.jpg

いよいよ見えてきました、猿島!

・・・いや、ホント言うと、最初から見えてました。

船でたった10分ほどで、もう着いちゃいます。

午後3時20分くらいに上陸。

帰りの最終便が午後5時猿島発で、島内の散策にはだいたい1時間くらいかかるそうなので、ちょうどいい感じでしょうかね。

船を降りますと、そこがもうイキナリ海水浴場でして、とても混み合ってました。

楽しそうに遊んだり、BBQをしている若者のグループが多く、場所がら当然なのですが、女の子はほとんどが水着姿じゃないですか!

・・・いやでもね、ワタクシはそんなんじゃないから。

遊びで来てるわけじゃないんだから。

島の施設や自然環境をつぶさに調査するという、文化的、学術的な目的で来ているわけであるからして、キミら海水浴の人達とは、そもそも次元が違うのだよ。

そんなそんな、何がビキニか。ふざけんじゃねーっつーの。チクショー。



全面的にイジケながら、海水浴場を後にして、散策コースに向かいます。

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猿島はやはり軍事的に重要な意味合いを持つ島でして、明治初期から要塞が建造されているそうなのですが、それがほぼ完全に残っているのだそうです。

レンガ造りの要塞や武器弾薬庫などがあるのですが、レンガの積み方が特徴的。

明治20年ごろからは「イギリス積み」という方式が主流になっていて、それ以前に盛んだった「フランス積み」のレンガ建造物は全国で4件しかなく、とても貴重なものなのだそうです。

要塞などを眺めてしばらく歩きますと、

036ainotunnel.jpg

ここにもトンネルが。

これまた「フランス積み」方式のトンネルで、日本で2番目に古いものなのだそうですが、そんなことはどうでもいい!

大変よくないのは、このトンネル、中は電灯があるものの薄暗く、とても長いのでなかなか無気味。

だもんで、訪れたカップルさんが、自然と手をつないで通るところから、コンチクショー、いつしか人呼んで「愛のトンネル」などと・・・クソッ。

せっかく海水浴場を避けたのに、こっちにもカップルがはびこってやがるのか!

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中はこんなイヤーな感じで、お膳立てはバッチリ。

これなら照れ屋同士のカップルさんでも、自然と手をつないじゃいますよね!

大変チクショーなトンネルでございました!!

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トンネル入り口にて。

一応三脚を持っていたのですが、結局この日、ワタクシが映った写真はこれだけでした。

「止まると死ぬ」Tシャツは汗でびっしょり、「白機密トート」は文字部分が全く見えておらず、宣伝効果的には誠にクソの役にも立たない写真となっております!

あとは、ところどころにある展望広場や日蓮上人が流れついたとされる日蓮洞窟などを見て回りましたが、イマイチこれという写真が撮れず・・・。

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あ、この展望台は「仮面ライダー」の初代ショッカーの基地として撮影で使われたんですって!

・・・これも、全体をキレイに納めた写真が撮れなかったんですが・・・。



途中の広場では、コスプレ撮影の方々がいらっしゃいました。

最近観光地で時々見かける光景ですね・・・。

うーん、どうも、その、アニメと同じ髪の色を現実世界に持ち込んじゃうってのは、どうなのかと・・・。

いや! そしてそれよりも、今日は8月15日!

コスプレするなら! それに適した、もっと絶対的な規模の!

ほら、例のナニが開催されてるはずじゃないですか!

そっちなら、一般の人にも気兼ねなく、写真だって撮れるでしょうに!

なんでわざわざ、今日! 猿島に!



結局道なりにブラブラと散策して1時間とちょっとで島を1周。

スタート地点の海水浴場に戻りました。

ビーチですので、本来はワタクシも、裸足で海に入って手にスニーカーとか、砂浜に寝っ転がったポーズとかの写真を撮るのが恒例なのですが、ここの砂浜はとんがった貝がらとか石とか、結構ジャラジャラしてましたので、それも断念しました。

決して周囲がグループで楽しんでる中、一人で三脚使ってセルフ撮りするのが恥ずかしかったというわけではなく・・・。



大量の海水浴客にまぎれて帰りの船に乗り込みました。

隣に座ったグループは、


「あのオッサン、一人で・・・?」


って顔でこっちを見てましたが、必死に


「それにしてもユミコ(仮名)、どこ行っちまったんだろうなあ・・・」


って顔をこっちもしてましたので、たぶん大丈夫だったでしょう。



この後はドブ板通りをちょっと流したくらいで、この日は終了。

京急汐入駅から品川へ。

さすがに帰りの電車では、スッカリ眠りこんでしまいました。

ちょっと疲れましたが、いつもと違う横須賀を見ることができて、楽しい1日となりました!



<横須賀の知らないところ歩き・完>

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