鎌倉駅の方へ少し戻って、江ノ電の踏切を渡ります。
江ノ島方面へ、江ノ電と平行に伸びている大通りを歩いていますと、ただそれだけなのに街並みが味わい深いのです。
この街は、どこもこんななのか!
なんとか歯を食いしばって歩きますが、とうとうガマンできずにカメラを取り出してしまいました。
レトロな石造り、くらいならまだ大丈夫だったのですが、三角物件で、細くなったところに入り口があるとなっては、もうダメです。
それが、これ。
まぁ、またしても逆光ですけども。
三角物件というのは、三角柱の形をした建物のことを示すワタクシ用語。
道路が斜めに交わったところにありますね。
これが好きなんです。
ココだけの話、現在のナゴヤ堂アジトも三角物件でして、ワタクシが日々日記を書いているこの部屋も、三角形のとんがったあたりにあるのですよ!
で、この建物は、何なのか。
寄ってみますと、右からの横書きで「所張出濱ヶ比由」、そして「THE BANK」のロゴがカッコいい!
「銀行? ・・・まさかねぇ?」
と思いながら、写真を撮ってますと、通りすがりのおじさんが、
「これ、昔、銀行の出張所だった建物だよ」
とイキナリ教えてくださいました。
な、なぜ、おれの知りたいことが解った!?
「で、今は『THE BANK』ってバーにしてるんだ」
へええ! バーにするという発想もさることながら、「THE BANK」って屋号はセンスいいですね!
相変わらず油断しまくって生きているせいか、知らない人に話しかけられやすいワタクシ、実はすでに杉本寺でもおばさま2人組に道を訪ねられていたのでした。
一人で来たのに、すでに2会話!
楽しいなぁ、油断人生は!
「THE BANK」の脇の道を進みますと、鎌倉駅の隣の「和田塚」駅がありました。
そして、和田塚と言えば、駅から線路を通らないと行けないという甘味屋さん「無心庵」さんが有名。
これまた古い民家を利用したお店ということで、甘いもの好きでもあるワタクシ「ぜひ食べたい」というのもありましたが、それより「お店の中に入ってみたい」という気分で、線路を横切ってお店の前まで行ってみます。
・・・しかし・・・どうも入る気持ちになれずに帰ってきました・・・。
いや、聞いていた通りのよさそうなお店だったのですが、やはり何と言いますか、おっさん一人というのは気が引けたのです。
ワタクシが恥ずかしいと言うよりも、なんか他のお客様に申し訳なくて・・・。
いやいやいやいや! あれだ! 今度はカノジョとデートで来るから!
今日はあくまでその下見なんだから! そうそうそうそう、そーゆーことそーゆーこと!
別に誰も気にしないのに、自分の中でそう言い訳をつけますと、道路に戻って由比ヶ浜方面へ。
おっさんは、いろんなことを気にしながら生きているのです。
由比ヶ浜駅の前を通過して、そのまま歩いていきますと、海に出ました!
この辺、足取りが軽いのは、前回ここに来た時にもこの砂浜を歩いたからですね。
あの時は、長谷駅から由比ヶ浜駅方面へ歩いたのですが、今日はその逆。
早速スニーカーと靴下を脱いで、海に足を浸しながら歩きます。
この日は、結構暖かかったので、まだ全然大丈夫なのですが、あんまり海に入ってる人はいませんでした。
恒例「砂浜でスニーカーを持つ男」写真。
この日は、新作「モテ期」Tシャツでしたし、ぜひ写真を撮っておきたかったのですが、またしても逆光でワタクシ真っ黒け。
うーむ、もう写真を撮るにはキビシイ季節なのですなぁ・・・。
ぴちゃぴちゃと波を蹴立てて歩いていきます。
やはりギリギリまで海に入るのが醍醐味ですね。
時々大きな波がやってきて、ズボンの裾なんかぬれちゃうのも楽しいものです。
砂浜アートも。
写真上部に映っている赤い服の先生が、このハート型の奴も制作されたのかと思った途端に、これまた
「それはボクが作ったんじゃないよ!」
とご謙遜されました。
さっきといい、ワタクシ、とうとうサトラレの能力でも身につけましたかね・・・?
未来の巨匠が手がけられているのは、シンプルな丸いデザインのもので、ワタクシ思わず、
「そうなんだ。でも、それもすごいじゃん!」
と言ってニタッと笑ったのでしたが、このご時勢、逮捕されないギリギリのところだったでしょうね。
おっさんは、いろんなものにビビりながら生きているのです。
そして、まさかの3会話目、ゲット!
<つづく>
江ノ島方面へ、江ノ電と平行に伸びている大通りを歩いていますと、ただそれだけなのに街並みが味わい深いのです。
この街は、どこもこんななのか!
なんとか歯を食いしばって歩きますが、とうとうガマンできずにカメラを取り出してしまいました。
レトロな石造り、くらいならまだ大丈夫だったのですが、三角物件で、細くなったところに入り口があるとなっては、もうダメです。
それが、これ。
まぁ、またしても逆光ですけども。
三角物件というのは、三角柱の形をした建物のことを示すワタクシ用語。
道路が斜めに交わったところにありますね。
これが好きなんです。
ココだけの話、現在のナゴヤ堂アジトも三角物件でして、ワタクシが日々日記を書いているこの部屋も、三角形のとんがったあたりにあるのですよ!
で、この建物は、何なのか。
寄ってみますと、右からの横書きで「所張出濱ヶ比由」、そして「THE BANK」のロゴがカッコいい!
「銀行? ・・・まさかねぇ?」
と思いながら、写真を撮ってますと、通りすがりのおじさんが、
「これ、昔、銀行の出張所だった建物だよ」
とイキナリ教えてくださいました。
な、なぜ、おれの知りたいことが解った!?
「で、今は『THE BANK』ってバーにしてるんだ」
へええ! バーにするという発想もさることながら、「THE BANK」って屋号はセンスいいですね!
相変わらず油断しまくって生きているせいか、知らない人に話しかけられやすいワタクシ、実はすでに杉本寺でもおばさま2人組に道を訪ねられていたのでした。
一人で来たのに、すでに2会話!
楽しいなぁ、油断人生は!
「THE BANK」の脇の道を進みますと、鎌倉駅の隣の「和田塚」駅がありました。
そして、和田塚と言えば、駅から線路を通らないと行けないという甘味屋さん「無心庵」さんが有名。
これまた古い民家を利用したお店ということで、甘いもの好きでもあるワタクシ「ぜひ食べたい」というのもありましたが、それより「お店の中に入ってみたい」という気分で、線路を横切ってお店の前まで行ってみます。
・・・しかし・・・どうも入る気持ちになれずに帰ってきました・・・。
いや、聞いていた通りのよさそうなお店だったのですが、やはり何と言いますか、おっさん一人というのは気が引けたのです。
ワタクシが恥ずかしいと言うよりも、なんか他のお客様に申し訳なくて・・・。
いやいやいやいや! あれだ! 今度はカノジョとデートで来るから!
今日はあくまでその下見なんだから! そうそうそうそう、そーゆーことそーゆーこと!
別に誰も気にしないのに、自分の中でそう言い訳をつけますと、道路に戻って由比ヶ浜方面へ。
おっさんは、いろんなことを気にしながら生きているのです。
由比ヶ浜駅の前を通過して、そのまま歩いていきますと、海に出ました!
この辺、足取りが軽いのは、前回ここに来た時にもこの砂浜を歩いたからですね。
あの時は、長谷駅から由比ヶ浜駅方面へ歩いたのですが、今日はその逆。
早速スニーカーと靴下を脱いで、海に足を浸しながら歩きます。
この日は、結構暖かかったので、まだ全然大丈夫なのですが、あんまり海に入ってる人はいませんでした。
恒例「砂浜でスニーカーを持つ男」写真。
この日は、新作「モテ期」Tシャツでしたし、ぜひ写真を撮っておきたかったのですが、またしても逆光でワタクシ真っ黒け。
うーむ、もう写真を撮るにはキビシイ季節なのですなぁ・・・。
ぴちゃぴちゃと波を蹴立てて歩いていきます。
やはりギリギリまで海に入るのが醍醐味ですね。
時々大きな波がやってきて、ズボンの裾なんかぬれちゃうのも楽しいものです。
砂浜アートも。
写真上部に映っている赤い服の先生が、このハート型の奴も制作されたのかと思った途端に、これまた
「それはボクが作ったんじゃないよ!」
とご謙遜されました。
さっきといい、ワタクシ、とうとうサトラレの能力でも身につけましたかね・・・?
未来の巨匠が手がけられているのは、シンプルな丸いデザインのもので、ワタクシ思わず、
「そうなんだ。でも、それもすごいじゃん!」
と言ってニタッと笑ったのでしたが、このご時勢、逮捕されないギリギリのところだったでしょうね。
おっさんは、いろんなものにビビりながら生きているのです。
そして、まさかの3会話目、ゲット!
<つづく>