2日目!
6時に目は覚めましたが、6時半頃までベッドでゴロゴロ。
ゆっくり着替えて、朝の散歩に出かけます。
もう7時近いのに行列ができていない!? どうした、エッグスン!
サラトガRd.をちょっと南下したところにある「カイ・アロハ・ホテル」。
グリーンがキレイですね!
ハワイのホテルというより、ルート66沿いで見かけたモーテルみたいな雰囲気で、こういうところにもそのうちぜひ一度泊まってみたいのですが、激安ツアーのお世話になってばかりでは、そういうことはできないのですね。
個人手配かぁ・・・。うーん・・・。
さあ、今度はカラカウアAve.からマッカリーSt.へ。
初日はマークさんと歩いた道を逆向きに進む格好で、サウス・キングSt.とぶつかる交差点の近くまで。
はい、2011年も来ました「バーツ・カフェ」ですよ!
このお店の雑然とした雰囲気、気の遣われてなさ加減が大好き!
この日は、ロコのお客さんがたくさんで、そういう中に入っていって食事をするのが楽しいのです。
壊れたガチャガチャ? 写真は一体誰なんでしょう・・・?
奥の方の白いティーサーバーからコーヒーが注がれました。
先に置かれたトーストを、ガマンできずに半分食べちゃいましたが、これがブレックファスト・スペシャル。
ごはん2スクープにスクランブルエッグ(目玉焼きなども選べます)、ポーチュギース・ソーセージ(ベーコンなども選べます)で、しまった、前回と全く同じメニューになっちゃった!
この日はお皿が中華風でした。やっぱり中国系のお店なんですね。
確か3.95ドルでしたので、5ドル札を払ってお釣りはチップということに。
来た道をもう一度戻ってワイキキへ。
この日は、自転車を借りて行動するという予定だったのですが、なぜかここに来て気が進まなくなってしまいました。
お店で自転車を借りるという未体験の行為にビビってしまったのか、自転車を借りてしまったら停める場所に苦労するかもとか、アロハに麦わらなんていうファッションで自転車なんか変だとか、消極的な考えばかりが浮かんできます。
論理的に自転車を借りない方がいいのだという判断になるために理屈を考えついてますが、これはどうも「自転車を借りる」という行為をしたくないってだけのことに無理矢理理屈をつけているだけなのですね。
ああ、こういうのが「精神的な老化」だよなあ、と自分でも解っているのですが、どうしても自転車に気持ちが向かいません。
「ま、ま、ま、今回はtheBusに乗る機会が少なくって寂しいってお前も言ってたじゃん! だったら、な!」
などと、さらに言い続ける頭の中の悪魔を、本当に最低な奴だと思いつつ、結局はそいつの言いなりになってしまって、クヒオAve.から2番のtheBusに乗ってしまいました。
バスでも自転車でも行先は同じで、リリハ×スクールで下車。
本日のメインは「リリハSt.を歩く」です!
「リリハ・ベーカリー」は有名ですが、他にはこれと言って耳にするようなお店もない、ただの田舎道。
こんなとこへ来て何が楽しいのか、と思われるでしょうが、ワタクシには楽しそうなところなのですよ。
自分にだけ楽しければ、それでいい。これこそがひとり旅の醍醐味! 早速歩き出します!
はい! いきなり看板がステキな「Young's Noodle Factory」です。
紺地に白抜きの「楊氏麺廠」の漢字がカッコよ過ぎ!
この時は朝なので逆光なのですが、楊氏夫妻と思われるお2人が、お店の前で丼に入った麺を食べてらっしゃいます!
なんだか貴重なシーンを見ましたよ!
ああっ、こちらは看板を外しちゃったんだ!
これ、何だかお解りですか?
実は、オアフ島のあちこちに店舗がある「L&Lドライヴイン」の1号店なのです!
最近では日本でも渋谷にできたりと、相変わらずイキオイがある感じのチェーンですが、その原点がここなのですね。
そう思ってみると、このお店のローカル具合が、とても感慨深く思えます。
ちなみに、ワタクシは入ったことがないのですが、L&Lさんはルールが緩いチェーンのようで、お店ごとに味やお値段などに差があるようです。
こちらも実にワクワクする店構えの「ジェーンズ・ファウンテン」。
看板の感じがちょっとバーツ・カフェにも似てますね。
出ました! リリハ・ストリートいちばんの有名店!
リリハ・ベーカリーは、ココパフというシュークリームみたいなお菓子が有名ですが、カウンター席では食事も食べられます。
それがどれもかなり美味しいんだそうです!
しかも24時間営業!
まだまだあるんですが、こんな風ないい感じのお店の建物や看板などを、ひたすら写真に納めつつ、リリハSt.を山の方へと歩いて行きます。
だんだん住宅地みたいになって、おもしろそうなお店や看板もなくなってしまいましたが、なおも進みます。
ゆるいながらも長く続く坂道になっていまして、登っているうちに山の景色になってきました。
鳥の鳴く声が聞こえて来て、なんだかハイキングみたいな気分です。
そして、そんな道を進んで行くと・・・
はい、着きましたよ! 「ジョンズ・グロッサリー」!
別に何の変哲もない駄菓子屋さんみたいなお店ですが、建物が実に味わい深いので、ちょっと見てみたくてここまで歩いて来たのでした。
シェイヴアイスがオススメみたいですが、後にシェイヴアイスの予定があるので、今回は水とガムを買いました。
お店の中には、真っ赤なTシャツを着た、大柄なヒゲのおじさんが。
この人がジョンさんなのでしょうか?
レジに水とガムを持って行くと、ジョンおじさん(勝手にそう決めました)は、
ジ「そのシャツ、どこで買ったの?」
言い忘れてましたが、本日のアロハはルート66アロハ、Tシャツは「仕事中」です。
ワ「テキサスです」
ジ「テキサス!」
ワ「去年の夏(本当は2011年の夏ですが、間違ってLast summerと言ってしまいました)、ルート66を旅したんですが、テキサスの『Big Texan』ていうステーキレストランのお土産屋さんで買いました」
お店を出て、写真を撮ろうと通りの反対側にカメラを構えていますと、ロコの車がやってきて、お店の前に停まりました。
そのまま買い物のようでしたので、写真をあきらめてお店の前のベンチに戻りますと、お店を出てきたロコの青年が、
青「トモダチ、ゴメナサイ、トモダチ」
ワ「ノープロブレム!」
青年の車が去ってから、もう一度カメラを構えますと、また車が停まって今度はステキな女性がお店に。
またあきらめてベンチに戻りますと、女性が、
女「ソーリー!」
ワ「ノープロブレム! ソーリー!」
『こっちこそ、ごめんね』と言いたいのです。
こんな感じで、写真や動画を撮るにはちょっと待ったりしなければいけませんでしたが、それがちっとも嫌じゃなくて、このお店がロコのみなさまに愛されてるのが、なんだかうれしいことに思えました。
何の事件も起こらない、ただ単におっさんが休憩するだけの動画ですが、ワタクシは我ながら少し気に入っているのです。
この実に何とも言えないゆっくりした時間を感じていただければ幸いです!
<つづく>
6時に目は覚めましたが、6時半頃までベッドでゴロゴロ。
ゆっくり着替えて、朝の散歩に出かけます。
もう7時近いのに行列ができていない!? どうした、エッグスン!
サラトガRd.をちょっと南下したところにある「カイ・アロハ・ホテル」。
グリーンがキレイですね!
ハワイのホテルというより、ルート66沿いで見かけたモーテルみたいな雰囲気で、こういうところにもそのうちぜひ一度泊まってみたいのですが、激安ツアーのお世話になってばかりでは、そういうことはできないのですね。
個人手配かぁ・・・。うーん・・・。
さあ、今度はカラカウアAve.からマッカリーSt.へ。
初日はマークさんと歩いた道を逆向きに進む格好で、サウス・キングSt.とぶつかる交差点の近くまで。
はい、2011年も来ました「バーツ・カフェ」ですよ!
このお店の雑然とした雰囲気、気の遣われてなさ加減が大好き!
この日は、ロコのお客さんがたくさんで、そういう中に入っていって食事をするのが楽しいのです。
壊れたガチャガチャ? 写真は一体誰なんでしょう・・・?
奥の方の白いティーサーバーからコーヒーが注がれました。
先に置かれたトーストを、ガマンできずに半分食べちゃいましたが、これがブレックファスト・スペシャル。
ごはん2スクープにスクランブルエッグ(目玉焼きなども選べます)、ポーチュギース・ソーセージ(ベーコンなども選べます)で、しまった、前回と全く同じメニューになっちゃった!
この日はお皿が中華風でした。やっぱり中国系のお店なんですね。
確か3.95ドルでしたので、5ドル札を払ってお釣りはチップということに。
来た道をもう一度戻ってワイキキへ。
この日は、自転車を借りて行動するという予定だったのですが、なぜかここに来て気が進まなくなってしまいました。
お店で自転車を借りるという未体験の行為にビビってしまったのか、自転車を借りてしまったら停める場所に苦労するかもとか、アロハに麦わらなんていうファッションで自転車なんか変だとか、消極的な考えばかりが浮かんできます。
論理的に自転車を借りない方がいいのだという判断になるために理屈を考えついてますが、これはどうも「自転車を借りる」という行為をしたくないってだけのことに無理矢理理屈をつけているだけなのですね。
ああ、こういうのが「精神的な老化」だよなあ、と自分でも解っているのですが、どうしても自転車に気持ちが向かいません。
「ま、ま、ま、今回はtheBusに乗る機会が少なくって寂しいってお前も言ってたじゃん! だったら、な!」
などと、さらに言い続ける頭の中の悪魔を、本当に最低な奴だと思いつつ、結局はそいつの言いなりになってしまって、クヒオAve.から2番のtheBusに乗ってしまいました。
バスでも自転車でも行先は同じで、リリハ×スクールで下車。
本日のメインは「リリハSt.を歩く」です!
「リリハ・ベーカリー」は有名ですが、他にはこれと言って耳にするようなお店もない、ただの田舎道。
こんなとこへ来て何が楽しいのか、と思われるでしょうが、ワタクシには楽しそうなところなのですよ。
自分にだけ楽しければ、それでいい。これこそがひとり旅の醍醐味! 早速歩き出します!
はい! いきなり看板がステキな「Young's Noodle Factory」です。
紺地に白抜きの「楊氏麺廠」の漢字がカッコよ過ぎ!
この時は朝なので逆光なのですが、楊氏夫妻と思われるお2人が、お店の前で丼に入った麺を食べてらっしゃいます!
なんだか貴重なシーンを見ましたよ!
ああっ、こちらは看板を外しちゃったんだ!
これ、何だかお解りですか?
実は、オアフ島のあちこちに店舗がある「L&Lドライヴイン」の1号店なのです!
最近では日本でも渋谷にできたりと、相変わらずイキオイがある感じのチェーンですが、その原点がここなのですね。
そう思ってみると、このお店のローカル具合が、とても感慨深く思えます。
ちなみに、ワタクシは入ったことがないのですが、L&Lさんはルールが緩いチェーンのようで、お店ごとに味やお値段などに差があるようです。
こちらも実にワクワクする店構えの「ジェーンズ・ファウンテン」。
看板の感じがちょっとバーツ・カフェにも似てますね。
出ました! リリハ・ストリートいちばんの有名店!
リリハ・ベーカリーは、ココパフというシュークリームみたいなお菓子が有名ですが、カウンター席では食事も食べられます。
それがどれもかなり美味しいんだそうです!
しかも24時間営業!
まだまだあるんですが、こんな風ないい感じのお店の建物や看板などを、ひたすら写真に納めつつ、リリハSt.を山の方へと歩いて行きます。
だんだん住宅地みたいになって、おもしろそうなお店や看板もなくなってしまいましたが、なおも進みます。
ゆるいながらも長く続く坂道になっていまして、登っているうちに山の景色になってきました。
鳥の鳴く声が聞こえて来て、なんだかハイキングみたいな気分です。
そして、そんな道を進んで行くと・・・
はい、着きましたよ! 「ジョンズ・グロッサリー」!
別に何の変哲もない駄菓子屋さんみたいなお店ですが、建物が実に味わい深いので、ちょっと見てみたくてここまで歩いて来たのでした。
シェイヴアイスがオススメみたいですが、後にシェイヴアイスの予定があるので、今回は水とガムを買いました。
お店の中には、真っ赤なTシャツを着た、大柄なヒゲのおじさんが。
この人がジョンさんなのでしょうか?
レジに水とガムを持って行くと、ジョンおじさん(勝手にそう決めました)は、
ジ「そのシャツ、どこで買ったの?」
言い忘れてましたが、本日のアロハはルート66アロハ、Tシャツは「仕事中」です。
ワ「テキサスです」
ジ「テキサス!」
ワ「去年の夏(本当は2011年の夏ですが、間違ってLast summerと言ってしまいました)、ルート66を旅したんですが、テキサスの『Big Texan』ていうステーキレストランのお土産屋さんで買いました」
お店を出て、写真を撮ろうと通りの反対側にカメラを構えていますと、ロコの車がやってきて、お店の前に停まりました。
そのまま買い物のようでしたので、写真をあきらめてお店の前のベンチに戻りますと、お店を出てきたロコの青年が、
青「トモダチ、ゴメナサイ、トモダチ」
ワ「ノープロブレム!」
青年の車が去ってから、もう一度カメラを構えますと、また車が停まって今度はステキな女性がお店に。
またあきらめてベンチに戻りますと、女性が、
女「ソーリー!」
ワ「ノープロブレム! ソーリー!」
『こっちこそ、ごめんね』と言いたいのです。
こんな感じで、写真や動画を撮るにはちょっと待ったりしなければいけませんでしたが、それがちっとも嫌じゃなくて、このお店がロコのみなさまに愛されてるのが、なんだかうれしいことに思えました。
何の事件も起こらない、ただ単におっさんが休憩するだけの動画ですが、ワタクシは我ながら少し気に入っているのです。
この実に何とも言えないゆっくりした時間を感じていただければ幸いです!
<つづく>