僕は治療家としていろんな話をする時に、嘘がないように努めている。
だからビジネス的な観点から治療院を考えたことは無い。
ビジネス的な観点が入るとどうしても嘘が多くなる(もちろんすべてでは無いが)
そうなると本当のことや本質的な話が中心となる。
結果、僕が言うことが理解できるのは全体の2割くらいしかいないので、大抵は理解できず、2割くらいの人に
(厳密には1割くらい。なぜならこの2割の本質的に理解している人の中の1割の人は本質を知っている確信犯の詐欺師になるからだ)
しか理解できない。
そうやって、一部の人にしか理解できない状況になる。その1割の人がこの狭い田舎にはあまりいないので、僕の治療院には全国から少数派が集まることになる。僕は一部の人にしか理解されない。
これは当たり前のことなので、別に愚痴を言っている訳でもなく、自分が絶対に正しいなどと主張している訳でもない。
大衆とは全体の8割の本質的とか真実とか関係ない協調性が高い人々の集まりなので当たり前だ。確実に僕は変な人と認識される。これも当たり前だと認識している。
問題はこの本質とか真実とか関係なく、この8割が正しいことを一方的に押し付けてくる社会だが、それもこの世界を安定させるための仕組みなので、僕はそういうもんだと認識している。
7年前のことだが、地元のママさんグループからワクチンの講演を頼まれた。
僕はワクチンに対してはかなり懐疑的でメリットは一ミリも無いと論文やデータから学んでいた(僕が大学生の時の公衆衛生学の有名な教授は講義でワクチンが流行り病を解決したと言うストーリーは全部嘘だ授業でデータを示しながら当たり前のように講義していた)
公衆衛生学の観点では、流行り病の流行が抑えられたのは、ワクチンでは無く、衛生環境と栄養状態の改善であるのは明らかだった。
グラフを見ると一目瞭然で、公衆衛生の改善と栄養状態の改善によって流行り病は極端に減少した。ワクチンが投与されたのは、減少した後であり、むしろ投与後にわずかながら流行り病は再燃して流行していた。
これはワクチンによる偽装としか言えないくらいにどの流行り病も同じグラフだった。
僕がそのことを講演で話した後に、ママさんグループに僕はワクチン反対ではないよ。と話した時にママさんは驚いた。
僕は続けて言った。
ワクチンは在っていいんだよ。むしろあった方が良い。それが効くとか効かないとか、害しかないとかでは無く、在ることが大切なんだよ。
想像してごらん。ワクチンが無い世界を。もしワクチンが無くて子供が大変なことになったら、あなた方は政府になんて言うだろう。きっと有効なワクチンを開発してくださいとお願いすることになるだろう。あなたたちはきっとワクチン推移派なるはずだ。と。
その言葉が理解できたかどうかは僕にはわからないが、大切なことはワクチンはあってもいいし、あった方が良い。
問題は、それがどういうものであるか、現時点でメリットはあるのか情報を調べて、その後どうするか判断できることなのです。
今回のコロワクについても同じこと、僕の記事を遡ってみてみればわかるが、僕は過激な恐怖を煽るような表現は非常に少ないはずだ。
僕はいわゆる反ワクでは無い。あっても良い。必要なのは情報を調べて自分で判断することだ。だから、ワク推進であってもいけないし、反ワクでもダメなのだ。
必要なのは、こういうワクチンがあります。国としては推奨しますが接種するかどうかはご自分で判断して下さい。
これがバイアスが強制に近かったことがものすごく大きな問題なのだ。
これは国から官僚、政治家、専門家、医師、マスコミ、地方議員、会社、組織、自治体全てにおいて強制に近い状況があったことである。
僕がこの4年間で知っている議員さんに話をした時に、僕と同じように自分で判断して下さいと言っている人は皆無だった。
むしろ積極的に推奨している人が多かった。これは物凄く大きな問題だと思います。
何の根拠も無いのに有権者に推奨するのは深刻な問題。
やってはいけないこと。
言えるとしたら、こういう薬がありますが、いろいろと調べてどうするかご自分で判断して下さい。
そして聞かれたら、私は調べて打つことに決めました。あるいは打たないことに決めました。
これが全く無かった。
僕はこの4年間ずっと議員さんやいろんな人に話をしてきた。
もう結果が出ているのに、未だに理解が出来ていない。
あーそうか、これが行政や議員さんの仕事なんだねと理解した。
考えてみると、本当のことや自分で考えて下さいと言えば、次は確実に落選するし、行政ならば苦情だらけになるだろう。
何しろ8割の人は、そんなことなど考えていないのだからね。
8割の人に理解してもらえるような、期待に応えるようにするのが正しいこと。その結果が悲惨であろうと、8割の人が最初に望むならば責任など生ずる訳もない。
それは大衆が望んだことだから、今更騙されたとか言っている人も、もともと賛成していた訳なので、言い難い。
結果、社会はどんどんおかしくなるが、それは皆さんが望んだことが実現しているだけなので、何の問題も無いのだ。
文句を言っちゃいけないよ。となるのだ。
非常に疑問なのだが身近な議員にどうして文句を言わない?
身近な人は友達だもんね。言えないよね。そして議員さんも、親しい人にでもポロっと本音を漏らすとリークされる可能性があるから本音は言えないよね。次に落選したら困るしね。
人間社会はいつも通常運転です。戦争も特別なことでは無い。通常の人間の営みとしか今のところ考えれない。
歴史上、未だかつて戦争の無い短い時期はあっても、必ず戦争は止められないのだから、今にはじまった訳でもない。
だから、僕らはそれが(社会がいつもおかしく混乱して争いに満ちている)通常の営みと認識して、
”君たちはどういきるか”
を問われているのです。誰も悪くはありません。
あいつが悪い、こいつが悪いと言っているあなたが争いを起こしているのです。
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